離宮八幡宮遷座本紀(1348)には
「清和天皇が夢に八幡神が顕れ、『われ都近き男山の峯に移座して国家を鎮護せん(都に近い場所に移って国家を守ろう)』と告げ、宇佐八幡へ遣いに出した、僧・行教と山城守紀御豊帰ると、山上に光があったので、村人に『ここらにご神体を移せる場所があるか』と問うと、『山の麓に嵯峨天皇の離宮跡がある』と答えたので、行教がその地に赴き独鈷で地を穿つと清水が湧き出した。
が、元祖:石清水の争いの時、この離宮八幡は石清水八幡に負けたという話が残っています。
そうですね、元社となっていますから最初に迎えたプライドもあるっでしょう。
でも、仏門のカタが神様をお迎えに行くというのは、おもしろいですね。
石清水八幡宮の主祭神は、応神天皇・比大神(ひめおおかみ、姫三神) 神功皇后となっていますが、離宮八幡宮の主祭神は応神天皇、神功皇后、酒解大神、比売三神です。
あれ?離宮八幡から石清水に移してから、酒解大神(大山祇神:オオヤマツミ)が消えてますね?
いったい、オオヤマツミ何処へ行ったのだろう~。
ところで元祖、ドラえもんの大山のぶ代さんは、お元気でしょうか?