花はなぷりんのささやき

わたしのかんさつ日記

天皇陛下のお誕生日

2011-12-23 05:13:46 | 日本

東山マウンテンマラソンのゴールだった、伏見稲荷大社は、和銅4年2月に秦(はたの)伊呂巨が三柱の神を稲荷山三ヶ峰に祀ったのに始まり、赤い鳥居と白い狐さまがシンボルの五穀豊穣・商売繁盛・家内安全の神として親しまれています。
稲荷神社は「古事記」「日本書記」では、トヨウケビメや保食神などの穀物・食物の神とされています。
日本に稲荷神社は6万社を超えると言われており、伏見稲荷大社が総本宮となっています。

伏見稲荷大社は、今年御鎮座1300年を迎え、以前から修復と境内整備が行われ、10月7日~10日は記念大祭も盛大に行われたそうです。
そのお祝いに、皇族の方々から、御奉納がありその旨の立て札が建てられていました。
その写真がこちらです。

立派なお札だなぁと思いながら、あることに気がつきます。

そうです。天皇陛下と秋篠宮様の間に、通常ならばあるはずの[皇太子殿下]のお名前がありませんで、ちょっと驚いてしまったのでした。
かねてより、平成の皇室内での亀裂が噂されながらも、これまでの皇族方の国民への思いによって、その不安は憶測から生まれたものだと思っておりましたが、この様な形で露見するとは、夢にも思わず、この札を見た時は、一瞬、ガクッとよろめきました。

折しも、雅子様のお誕生日が9日にあり、文章にてそのご心境を語られていて、3月11日の大震災に遭った被災者への慰問の様子のVTRを改めて観たときに、病を理由に様々な公務を欠席されて他の皇族方や皇太子殿下と行動を別にしても、やっぱりこの方なりに公務をがんばっておられるのだなぁと思っていたのですが、こうしたことにも、お名前に列を同じにしたくないということは、一つの答えなのではないかと、個人的に感じました。

今日23日は天皇陛下のお誕生日ですが、チビ雄が「天皇陛下って何するエライ人なの~」って旦那に聞きました。

今まで、天皇陛下の誕生日と聞いても話しても、あまり興味なかったのだけど、お友達が「明日は天皇陛下の誕生日やで」と、言うと知りたくなったようでした。
旦那「日本の象徴や」と答え、うんうんそうだね。と、思ったけど、チビ雄は「しょうちょーってなに」と、言うので「天皇陛下=ザ・日本や」と、教えてました。わかりやすいなぁ。
そう、皇室の祖とされる神、アマテラスオホミ神の末裔とされる方が、天皇陛下ですが、チビ雄にはもう少ししっかりして来たら、細かく説明します。

その天皇陛下のお仕事とは、古来より四季の折々に、国を代表し、神に代わって暦を読み、農事の開始を告げる、生産の祭祀を行なうことです。
天皇陛下は、古くから農耕民族だった、日本人の自然を崇拝する魂をまとめて、最も近くに祭ることができる方だと思っています。
日本の風土に沿った、自然への敬意や畏敬の思いを、特有の文化と生きる道として残して、ときに陰日向となって、日本を導いて守り受け継いで存在されてる方でしょう。
とにかく、天皇陛下なくしては、日本は、始まらない方で、人びとが、お言葉やお振舞いに注目してしまうことも、しばしばです。

その天皇陛下のご子息である、皇太子殿下は、いずれの日には、皇位を継承されて、国を代表として、祭祀をされることになる方なはずですが・・・。

その方が、こうした、日本の国民統合と象徴である天皇陛下と列を同じにせずに、あからさまに神道ではないような?皇族の輪から逸脱したようにも取れる、お振る舞いは、日本国民と意を共にしないと言っているようにも取れてなりません。

旦那は「皇族の中にも派閥があるだろうから、仲間外れにされたんちゃう?」と、庇ってたけど国民には円満に見えた方がいいのだから、こんな「仲悪いです」みたいな大人気ないことしないと思います。

例え、本当に亀裂が生じて仲が悪くても、国民が目にするであろう、こういったことで、意を同じにしないのは、国民を不安にもさせる、思い遣りに欠けた行為で悲しくなりました。

お祝い奉納しないなんて、ケチって言ってるわけではないです。
これは、ご夫妻で決められたことでしょうし、きっと雅子様の意見が色濃く出てのことと感じます。そうすると、雅子様が今までのご病気でのご公務の欠席も本当は、何かしらの意思表示だったのではないかと思えてなりません。
特別に、伏見稲荷大社だけが嫌だったってって言うわけでもなさそうです。

立札ひとつでも、雅子様は、本当は皇室に居たくないのじゃないか?と取れてしまいます。

元々は、外務省でキャリアウーマンとして、自分の人生は自分で切り開いていこうとされて、誇りを持って進んでおられた方が、皇太子殿下の熱烈なプロポーズに、周りからの強い薦めから、結婚に応じてしまったことが、かなりの心労を抱えての出発点で、現在に至るような。


開かれた現代の皇室と言っても、約2600年続く歴史の重みは、簡単に開くことはできず、幼少期をソビエトやスイス、ボストンで過ごした、グローバルな感覚を持ちながら育った、雅子様には、どんなに努力をしても馴染めないことが多かったのかもしれません。
これは、例の「人格否定宣言」での中でも、外務省出身で国際派の雅子様と保守的な宮内庁との不仲説が取りざされました。

ただ、一般人がこう言うのも失礼なのだけど、皇室のご公務とは、自分達が決めることは、出来にくくて、迎え待つようなお仕事だと思います。
人格は否定ではなくて、、訪問先の施設への方の気配りなどは、大変ですがそれが施設や行事についてのことより、人と人との出会いのご公務が優先するお仕事なのでしょうから、職員からのそう言った細かな口添えが、嫌だったのかな?って勝手に思いました。

訪問先、ひとつでも、各々に、ご皇族の方をお迎えするに当たり、国民は、その日を励みに準備と期待を持っていて、お声かけだけで、一生の励みとなり、国民への明日への生きる力となるお仕事だと思います。


訪問って、その土地まで動くことになっても、人のその日まで生き方や仕事ぶりの話しを聞いて、労りや慈しみの言葉をかけることの中で、雅子様の思いを発信したり、主導権を持ってのご公務は難しいと思うのです。

限られたお仕事の中で、ご自分のキャリアやカラーを出そうとするのは、思っていたのと違ったのじゃないでしょうか。

雅子様がご自分の個性の維持と伝統と仕来たりの狭間で、悩んで来られたことが、ご病気に繋がったように思えてなりません。

雅子様が皇太子殿下のお妃であることから、常に注目されて、初めてのご懐妊の際にも、ご不快な思いをされたことでしょう。

知るはずのない、雅子様のお体のことを、国民とマスコミが、色々と口にして、流産であっても、ホルモンバランスが精神的に不安定であろう、時期に、どこからか信頼もしていた人たちの中から、情報が流れたことは、心が砕かれてつらかったことかと思います。

また、男子のご出産の期待の声に、わかっていても敏感になり、悩まされたことでしょう。

自分が自分である前に、皇太子妃であることを多く望まれることへの抵抗感を払拭するに、随分と遠回りされた感じがします。

国民が雅子様のお言葉や行動にも、敏感になるのは、憧れや存在の大きさに興味がいってしまうのだと思いますが、そのことが、逆に、雅子様に負担になり、内に籠ってしまうことになっているのですよね。

それでも、これからも皇太子妃として歩まれるのであれば、ご自分の存在意義など難しくお考えになることはやめて、少しずつご自分の決断された人生に前に進まれて頂きたいです。

以前、離婚された方がいいと書きましたけど、皇太子殿下の選んだ最愛の方ですし、もう、過去には戻ることができないです。

国民は、ロイヤルプリンセスの外交を得意とする雅子様と期待したかもしれませんが、もう、それは少し置いておいて、皇太子殿下を支えることだけでいいと思います。

2008年にブラジル訪問の日本人移住100周年を慶祝するパラナ州の記念式典に殿下お一人でご出席の際、皇太子殿下とブラジル副大統領、パラナ州知事、島内駐ブラジル日本大使、ウエノ元連邦下院議員とともに、創価学会の池田大作氏の長男、博正氏と並んだ写真が紙面を飾り、ネット上では、皇太子ご夫妻は信者じゃないかとも、秘かに噂されています。

これは、今までの宮内庁と皇室の伝統への反抗なのかな?って思いますが、信者さんではないですよね。

天皇陛下が悲しまれますので、このようなことは、もう、おやめいただきたいと思います。

そして、皇太子殿下と雅子様が皇室の将来を真剣に考えたとき、一番、最善な方法を取っていただきたいです。

それは、雅子様のご病気は皇室の祭祀などの古いしきたりを行うにも、抵抗感がありできないことが一番のネックとなっていることだと思います。

私的のご用事はできるものの、ご訪問など多くの国民の視線や話し声も、心労の種となり、祭祀を行う際の宮中祭祀は髪をおすべらかしにして十二単衣をお召になることもあり、それへの数日前からの緊張と抵抗感が雅子様には、桁はずれに辛いと聞きます。

ご公務と宮中祭祀ができないことは、日本の「魂」ともいえるものを守って伝えていくことができないことで、それは日本にとっては死活問題に相当するといってもおかしくないでしょう。

天皇陛下は日本という国が神社ならば、神の代わりという方が天皇陛下で、その祭祀を支える皇后さまは、神に仕える巫女のような方です。

雅子様は、ご病気でご公務で殿下にも仕えることが困難で苦痛ですから、それができないご病気なので、仕方ないのです。もう、がんばることをやめられて、身を引かれ、秋篠宮様に全てを託されるご決断をしていただきたいです。

そうすることが、皇太子殿下ご一家と国民にとって心安まる、国の方向であると思ったりします。

 

 

なーんて、畏れ多くも皇室にことを、一般人が言う失礼な長いひとりごとでした。

天皇陛下、お誕生日おめでとうございます。

今日もご訪問をありがとうございます。