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寝ても覚めてもPSoC

電子工作とマイコンをやりはじめました。
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SilentMoonSDKで電力供給状況を表示する

2011年04月28日 | ColdFire
東京電力が計画停電に伴って電力供給状況のデータをCSVで公開しています。
せっかくなのでこれを使ってみようかと思っても、なかなか扱いにくい形式であったり、データ量が乏しかったり、何かと使いにくい。
すると、ネットのエライ人達が使いやすい形式で提供してくれるようになりました。
そのAPIを利用してLCDに電力供給状況を表示してみようと思いました。

PSoCでやりたいところでしたがPSoCではTCPが使えないので、今回はSilentC...ではなくてSilentMoonSDKでやってみました。(Interface誌2008年9月号付録のColdFire基板です)

使用したAPIは、東京電力電力供給状況API(http://tepco-usage-api.appspot.com/)です。Google検索で一番上に表示されたので。

APIに対してGETすると、JSON形式でデータが取得できます。
SilentMoonSDKにはJSONパーサがないので、前回同様に単純文字列操作で値を取得しました。
LCDは通常のキャラクタLCDでは接続PINが多く面倒なので、シリアル1本で済むSGD-Aを使いました。

そんなこんなで無事、表示できました!
2分毎にAPIを呼んで更新しています。



配線はUTXD0(pin20)をSGD-AのRXに接続します。(9600bps)
コンソール上にもデータを表示するので、LCD(SGD-A)は接続しなくてもOKです。
TeraTermでExecUser(1)で実行できます。

プロジェクトです。
Device: ColdFire MFC52233 CQ
IDE : CodeWarrior for ColdFire V7.0
Text : SHIFT-JIS
Font : Japanese FONT
ColdFire_tepower_20110428.zip
※MakeColdfireBin.batのIPアドレスを自分の環境に書き換えてください。