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対自然散歩(蝉・鳥・蛙)

ウォーキングしたときに自然の小生き物を観察する。蝉の鳴き声・ウグイスのさえずり・メジロの鳴き声・蛙の声などに関心がある。

ニジマスの3倍体はどうやって作るんだっけ? (検索してコピーしました)

2013-09-28 11:11:26 | 最新栄養知識・DNA・老化・がん
倍数体ってなんでしょ
バイオテクノロジーや遺伝子と聞くと「難しい」というイメージ、
理解不能な先入観がありますが具体的に説明すれば簡単です。

遺伝子倍数体というのは食糧価値から発展した巨大魚を作成するひとつの手段です。
しかし”倍数体”という表現が全て大きくなる生物体と思うと違いまして、
大きくなるのは遺伝子3倍体を特に指します。

大きくなると言っても体が3倍になるわけではありませんが。

ちなみに2倍体というのもいますが、分かりますでしょうか?
これは倍数体と言ってもノーマル体のことです。

卵や精子の段階で1組の遺伝子を持っているので、それからとって1倍体。
                 ↓
受精して遺伝子は合体、普通に出来てくるノーマル生体は2組セットを持つので2倍体。
                 ↓
受精したばかりの卵にある温度を与えたら、あら不思議、
サクっと大きな体を持つ魚になっちゃったよ♪ということで、
遺伝子を見ると普通は2組セットのところが1組多く含まれていて3組もある。
ゆえに3倍体と呼びます。

陸封型のヤマメやアマゴがサケみたいな降海型のサクラ・サツキマスのように
見事に大きくなりますので、これは凄いと巨大生物の説明にはピッタリ。
ニジマスやサツキマスなどの水産価値の有る魚に応用されています。
アユはチャレンジ中です(アユは難しいらしく成功例がほとんど無いです)。←その後、確立されました。
ただ親からは子供が出来ません。1代限りです。

複雑な動物に比べて植物ではわりと簡単で、4倍体とか6倍体とかあります。
100倍体は……知りません。

3倍体を作るのには刺激になるものなら理論的に何でも良いのですが、
意外と温度以外は上手く行っていない様です。刺激はイメージ的には温度、圧力、薬の3つ。
卵が受精してから30分程度までに刺激を与えると3倍体が出来ます。

簡単に出来そうですが、教えられるから簡単にみえるだけ。
その数字(30分)を導き出す為、どんな刺激があるかを調べる為、
物凄いお金と労力が掛かっています。自腹で研究している事が多い私は羨ましい程の資金。
巨額な資金でやっている組織にムカつきます。(って、これは唯のヤッカミだ)

さて話を戻して3倍体、これが自然界の湖の温泉で起きれば……
チョウザメやイトウ、アオウオ、草魚などがなったらスゴイ大きさになるでしょう。

しかし!!!自然界でなるには、かなり難しいです。
理由は温度を与えるのが一瞬だということ、
長すぎればあの世に逝ってしまうことで超難関なのです。

水産関係で利用されている3倍体は、その微妙な温度設定を判明するのに、
かなりの時間がかかりました。人間が一瞬の温度を与えることは簡単で、
指定の温水に卵の入った容器を漬けて直ぐにどかせば良いだけです。

…ところが自然界では最適な温度だったにしても、さっと温度塊から逃げる事は出来ません。
またアユの様に魚種によってですら出来にくいものもあり何でも出来るわけではありません。

水産価値が非常に高いサケ科魚類だから研究されただけで、
ウグイ、フナ、コイのように養殖をしなくても大丈夫のものは、
3倍体が具体的に試される事も多くありません。←その後、コイ、金魚はされましたが私は研究してません。

自然界で起きるのは可能性が全く無いレベルと言えてしまうほどです。
ただ、確かに確率は0ではありません。

 ▼以下、省略す。


クローズアップ現代 がん幹細胞

2013-09-20 11:22:34 | 最新栄養知識・DNA・老化・がん
 9月19日(木)NHKテレビ 夜7時半
      
 がん細胞には、がん細胞を生み出すがん幹細胞があることが最近わかってきた。
 薬によりがん細胞が死滅してもがん幹細胞には効かない。全体の1%ぐらいのがん幹細胞は生き残る。
 がん幹細胞は休止期と活動期がある。
 生き残ったがん幹細胞は全身に転移する。そこでがん細胞を生み出す。生み出されたがん細胞は一定数、増殖する。
                     
 がん幹細胞に効く薬を世界中で競争で探している。
 リウマチの薬がある程度、効くことが解かってきた。 

森永クックゼラチンは牛由来なのか?豚由来なのか?

2013-03-07 17:21:58 | 最新栄養知識・DNA・老化・がん
 森永クックゼラチンの箱をくるくる回して読んで見ても、原料が牛由来なのか?豚由来なのか?書いてない。そこで森永(株)お客様相談室に電話して訊いてみた。
「牛由来です」と若い女性の声。
「牛の皮から採っている、と『試して合点』で見たと思うのですが、そうですか?」
「牛骨から採っています」
 牛骨う?
 そこで私は、狂牛病は大丈夫なのか、訊いてみた。
「WHOからアルカリ処理するように指導されているので大丈夫です」

 さかのぼって、病気で死んだ羊の肉を、捨てては勿体ないと加熱処理してドッグフードのような餌に仕立てて牛に与えたのが狂牛病の原因であり、狂牛病の牛の肉を人間が食べて異常たんぱく質が脳の正常なたんぱく質に取り付いて異常たんぱく質が増殖していったのが狂牛病です。(狂牛病になって脳みそが萎縮した牛は腰が抜けて歩けない)。(異常たんぱく質は加熱処理しても死なない。つまり加熱処理は無効である)。
 羊の病気をスクレィピー病という。狂牛病と同根です。健康な脳に異常たんぱく質が取り付いて健康な脳を異常たんぱく質にしてしまう。

 おおむね大丈夫だろう、と思うしかない。
 新たに、人間が狂牛病に罹ったというニュースは聞かないし。
 

ヤマイモ成分で記憶機能回復 → 読売7/27

2012-07-28 00:22:33 | 最新栄養知識・DNA・老化・がん
 ヤマイモなどに含まれる成分にアルツハイマー病を改善する作用があることを、富山大学和漢医…研究グループが…突き止めた。・・・
 成分は、ヤマイモなどに含まれ、強壮作用があるとされる化合物ジオスゲニン。ー中略ー
 アルツハイマー病はアミロイドβ(ベータ)と呼ばれるたんぱく質が脳内に蓄積することで、神経細胞から伸びた突起「軸策」が病変を起こして記憶に障害が出る。-中略ー病変した神経細胞を回復させる効果の確認は初めて。-以下省略ー

狂牛病の病原菌のこと→今日の新聞を読んで

2012-07-27 21:47:49 | 最新栄養知識・DNA・老化・がん
→ 犯人は細菌でもウイルスでもない無生物が?

 狂牛病が世間に知られるようになったのは、今から17~18年ほど前にさかのぼるのだろうか?
 ある年、イギリスで12才~15才ぐらいの少女が一人、病院で亡くなった。その病状を、医者は不信に思った。まるで60過ぎの年令の人がかかるような症状、腰が抜けて歩けなくなり、亡くなったのです。
 おかしい? こんなに若くて、老人がかかるような症状で死ぬなんて。
 原因究明のため、頭が解剖された。脳が異常に縮んでいた。
 少女はハンバーグが大好きで毎日、食べていた。ハンバーグになる牛の肉が追跡され調べられた。腰が抜けたようになり、歩けなくなった牛が何頭もされ、その肉が市場に出回っていた。
 ここに至って狂牛病という名前がつき、ことの顛末が世間に報道され、大騒ぎになった。
 病気で死んだ羊を、捨てるのはもったいないと加工して牛の餌にしていた。
 熱処理しているのだからウイルスも細菌も死滅しており安全のはず。
 羊の病気をスクレーピー病という。同根であり症状は同じです。
 未知のウイルスか細菌に違いない。世界中の研究者たちが競って、何年間も未知のウイルスを探したがついに見つけることが出来なかった。
 徐々に言われ始めたのは、タンパク質が犯人ではないのか、ということです。生物以外の無生物が犯人だなんて。人間は初め、信じられなかった。
 今では信じられている。悪のタンパク質はふっくらしてない。ぺちゃんこで固い。だから熱処理しても駄目なのです、ウイルスのような生物ではないのだから。これにむしばまれた脳を見ると、黒い斑点が脳のあちこちに見られ、見た目がいかにも不健康な感じであり、脳は異常に小さくなっている。

 以上が狂牛病の、現在までの、人間が多大な犠牲を払って経験してきた道筋です。

 さて、7月26日の読売・朝刊、34面に中囲いの記事が載っている。

 アルツハイマー患者
 誘発物質 長寿者の倍
ー中略ー
 アルツハイマー病の発症にかかわる「ベータアミロイド」など毒性を持つたんぱく質の生産量を比べた。患者の細胞のたんぱく質は、長寿者の2倍に達した。