修理に出したノパが中一日おいて戻ってきた。
専用段ボール箱を開けてみると中に小さい印刷ペーパーが入っていた。

読んでみたがジジイの頭にすんなり入らない。
ペーパーに書いてある件は後回しにして、先にちゃんと治っているか立ち上げてみるとすべて無事に治っていた。
16日、深夜、印刷ペーパーに取り掛かった。テレビをつけると面白いドラマをやっていた。ワインをちびちびなめながら読んでみたが頭に入ってこない。
私の態度が悪いのではない。小難しい内容であり、素人のジジイには無理な内容である。
だが、私は驚かない。毎度のことである。まともに付き合っていたら、たちまちノイローゼになってしまう。
ノパWindows8.1に関係する企業全般に言えることである。
私はテレビドラマを見ながら10回ぐらい読んでみた。
「PC設定の変更」??あまり聞かない言葉だ。
パソコンのどこを画面に出して治せ、確認しろ、と言っているのか?
おそらくコントロールパネルにあるのだろう、と見当をつけた。
ところがコントロールパネルがどこにあるのか、さっぱり分からない。
さんざん探して、いい加減、嫌になった頃やっと見つけた。それからペーパーに書いてある内容をやっと確認した。
2時間たっている。テレビドラマは終わってしまった。
ではデスクトップ型WindowsXPではどうなっていたか?
画面の上面にあるタスクバーに「上へ」というボタンがある。クリックすれば階層が一つ上がる。そこになければ「戻る」をクリックすれば戻る。
このボタンが新型ノパにはないのである。
そしてやたらに、画面いっぱいにボタンがずらりと並んでいる。しかも肝心のコントロールパネルのボタンがない。
つまり、階層ではなく平面になっているのである。言っちゃ悪いけど「気取るんじゃねえよ」と言いたい。「倒れてもいいからカッコつけて気取っていたいのか」
立ち上げて使えるようになるまで、XPと比べて3の3乗倍ぐらい時間とストレスを消費した。無駄なオカネもけっこうには使っている。