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対自然散歩(蝉・鳥・蛙)

ウォーキングしたときに自然の小生き物を観察する。蝉の鳴き声・ウグイスのさえずり・メジロの鳴き声・蛙の声などに関心がある。

☆6月12日 読売 朝刊 37 → 「がん細胞だけ死滅」成功

2012-06-14 00:55:11 | 最新栄養知識・DNA・老化・がん
 愛知県がんセンター研究所・発がん制御研究部の稲垣昌樹部長(細胞生物学)らの研究チームは11日、試験管での培養実験で、正常な細胞は生かし、がん細胞だけを死滅させることに成功したと発表した。ー中略ー

 人間を含む哺乳類の細胞は、増殖を停止する際、表面に「一次線毛」と呼ばれる突起物を生じることが知られていた。研究チームは、一次線毛が形成されると、細胞内から、ある酵素が減少することに着目。培養実験の際、この酵素を人為的になくすと、正常細胞は突然、一次線毛を形成、健康なまま増殖しない「休眠状態」となった。一方、がん細胞は増殖が続くことを確認したが、増殖の際、うまく細胞分裂できずに死滅したという。

 -以下、省略ー


 -私の勝手な想像ー

 太古の昔、地球上にまだ生命が誕生していなかった頃、原始の海の中で生命の単細胞らしきものが生まれつつあった。生命の誕生である。単細胞1個では多細胞になれない。やがて多細胞を海の中で作れるようになった。多細胞は無秩序に増殖してゆくと化け物にしかならない。そこで古くて痛んだ細胞に自殺する能力が与えられた。
 こうして生命誕生まもなく、単細胞および多細胞に、早々と自殺する遺伝子の見本が生まれた。つまり、大腸菌より、まだ早い段階でアポトーシス(自殺)する能力を生物は獲得した。
 それから40億年後、人間の体の中で、うまく自殺できない細胞を「ガン」という。ガンはうまく自殺できないから、無秩序に増殖する。すなわち、化け物になる。

☆6月12日 読売 朝刊 総合2 → ミトコンドリアDNA変異

2012-06-12 14:26:15 | 最新栄養知識・DNA・老化・がん
   糖尿病やリンパ腫発症              
                     筑波大など実験

 細胞内の小器官「ミトコンドリア」のDNA変異が、糖尿病やリンパ腫を引き起こすことを、林純一・筑波大教授らがマウスの実験で突き止めた。ー中略ー

 細胞のエネルギーになるATP(アデノシン三リン酸)はミトコンドリアで作られる。ATP合成酵素に異常があると、老化に関わる活性酸素が産生される。

 ー以下、省略ー

老化の実験:二匹の猿

2012-03-05 10:41:11 | 最新栄養知識・DNA・老化・がん
 NHKテレビ、カーネーションに続いて。あさイチの中で。

 アメリカの研究所で檻に入れられた猿が映っている。
 右側の檻に居る猿は見るからに老けている。
 左側の檻に居る猿は若々しい。10才は若いだろう。
 ところが二匹とも25才。何故?

 画面、変ってバケツが二つ、出てきて中を写す。
 右のバケツにも左のバケツにもドッグフードのような餌が入っている。
 右のバケツの半分しか左のバケツには餌が入っていない。
 これを20年間、毎回、食べさせたら、片方が老け、もう一方は若かった。
 もう一度、猿を映す。
 若いなあ。老けてるなあ。
 空腹がいかに大事か、という説明でした。

 皆さん、毎回、少食にしてますか? 毎回、空腹を味わっていますか? 
 耳が痛いですね。誰も実行してないですね。
 毎回、たらふく食ってるって? 老け込むよ。
 
 私は昔から思っているンですけど、肥満体の老人は何故か見かけない。
 せいぜい、何分の一かでも努力しましょう。