ミルクレゥプのカルボナーラの逆襲2112 その時、納豆にネギも付いてほくほく

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マイノリティによるブログタイトル通りのカオスなブログですw

Best Albums of 2008 その3

2008-12-16 22:10:07 | Best Albums of 2008(年間ベストアルバム)
昨日の続きになります。詳しくは一昨日の記事から見てください。
初めに言っておきますが、クソ長いですwサーセン

3~1位

3.Underoath - Lost In The Sound Of Seperation
へヴィです。全力です。そしてリアルです。
音が混然と鳴ってそれが固まりとなってぶつかってくる感じです。
全力っぷりに聞いているこっちが疲れますw
音楽性は、前にも書きましたがDeftonesがエモ/スクリーモをやっているような感じです。
(カオテックコアっぽさもあります)
前作に比べるとメロディアスな部分(エモっぽさ)は減ったので、否定的な意見もありますが、
深みと言う点に関しては今作がベストだと思います。
FinchやFightstarなどのスクリーモ好きは前作を、
(これでも普通のスクリーモ好きにはコアすぎるかも…)
スクリーモが好きで、ハードコアも好きな人やDeftonesみたいなディープなのも好きな人には、
今作をお勧めします。
ほとんどのバンドが本気でやってないよう(薄っぺらw)に聞こえますからw
今作は特にですが、一曲だけ聴いて魅力が伝わるバンドじゃないと思われますので、
アルバムを聞くのをお勧めします。
コレくらいのテンションと深みのあるものをSlipknotにも作って欲しかった…
Underoath聞いてからSlipknotを聞くと緩く感じたり、フェイクっぽく感じる……

Underoath - Too bright to see, Too loud to hear


2,Cynic - Traced In Air
一部で神バンド扱いされている人たちが再結成後に作った、1993年以来の作品です。
前作(1993年)から15年経っているのに、基本路線は変わってません。(デスメタル色は薄くなってます)
まず、いかに最近のシーンに影響を与えているかが分かって改めて驚かされました。
(直接的に受けているのも間接的に受けているのも含めて)
音楽自体は、静と動のバランスの妙が素晴らしい、深みのある、
複雑で難解なw、聞く人によっては良く分からない音楽だと思いますw
特徴は、独特の浮遊感と複雑な曲展開(プログレ的展開)とジャズ/フュージョンに近い演奏にあると思います。
アルバム合計時間は短く、実験的ともいえる曲展開ですし、
ちょっと聞いただけでは中途半端に聞こえるかもしれませんが、
短い分繰り返し何回も聞けますし、聞けば聞くほど実に考えられているような印象を受けます。
前にも書きましたが、彼らのフォロワーが今のシーンには多く居ますし、
彼らよりもテクニカルなものも多く居ますが、
彼らほどのセンスは感じませんし、より高み(深み)を目指しているように聞こえるのは、
やはり凄いと言わざるを得ません。

Cynic - Evolutionary Sleeper [in Norway - part5]



1,Sigur Ros - Mea sua ii eyrum via spilum endalaust
相変わらず(というか過去最高にかも…)美しく、
大音量で聞くと音のシャワーを浴びているような感覚になります。
ヨーロッパの方では世界で一番キレイなメロディーなどと言われているのも理解出来ますね。
以前よりバラエティ豊かでエネルギッシュでダイナミズムがあり、
分かりやすさも感じるので神秘性は薄れましたが、
以前までの雲の上の音楽な感じ的な物に、
地上の音楽的な風味(力強さ)が加わり、
四季や自然の息吹みたいなものや喜怒哀楽を感じますし、
より美しく、そしてエモーショナルになったように思います。
1曲目を聞いて「ちょっとうるさいw」と思ったけどww
でも、深読みするとあのうるさい中でもメロディが映えると言う事は、
いかにメロディが美しいかと言う事を再認識できるということですから、
それを狙ってやったかもしれませんねw
補足:ちゃんとした理由はインタビューとか読んで下さいw

Sigur Ros - Festival



◆結果
1,Sigur Ros - Mea sua ii eyrum via spilum endalaust
2,Cynic - Traced In Air
3.Underoath - Lost In The Sound Of Seperation
4,Genghis Tron - Board Up The House
5,Alkaline Trio - Agony and irony
6,Nik Bartsch's Ronin - Holon
7,The Music - Strength In Numbers
8,Alanis Morissette - Flavors Of Entanglement
9,Buckcherry - Black Butterfly
10,The Verve - Forth


◆総括
見ての通り、マイノリティを謳っておきながら、メジャー系が割と入る結果になりました。
一般から見たらマイナーでしょうけどw
まぁ、自分らしさが出ているようなランキングにはなったので割と満足ですww
(特に6位以降は)
ぶっちゃけ、7位以下は日によってベスト10圏外になったりしますw
去年もですが、ネットで試聴できるので、
今年も買って失敗したという作品はほとんど無かったです。
MySpaceやLast.fmやYoutubeやニコニコの存在はかなり大きいです。
ニコニコの一部のうp主の詳しさはマジパネェ。勉強(参考)になります。
自分なんてまだまだと改めて実感します
昔は、音を聞ける所はラジオくらいだったので、
買う判断はほとんど音楽雑誌の情報しかなかったので、
どれだけ買って失敗したことか…今は本当に良い時代ですね。

ついでに、惜しくもBest10には入らなかった作品をいくつか紹介します。
Best10同様、輸入盤が去年出ていても日本盤が今年発売なら今年発売のものとします。
勿論wノンジャンルですので全部聞いている人は少ないと思われますw

Anthony Green - Avalon(輸入盤)
Asian Dub Foundation - Punkara
Brain Drill - Apocalyptic Feasting(輸入盤)
Dark Suns - Grave Human Genuine(輸入盤)
David Sanborn - Here and gone
Deadlock - Manifesto(輸入盤)
Dune - We Are In There You Are Out here
Feeder - Silent Cry
Foals - Antidotes
Jason Mraz - We Sing We Dance We Steal Things
Meshuggah - obZen
Mattson - Dream Child(輸入盤)
Mogwai - Hawk Is Howling
Nine Inch Nails - Ghosts I-IV
One Night Only - Started a Fire
Septic Flesh - Communion
The Killers - Day and Age
The Kooks - Konk
The Sound of Animals Fighting - The Ocean and the Sun
The Ting Tings - We Started Nothing
These New Puritans - Beat Pyramid
Tristan Prettyman - Hello...x
Vampire Weekend - Vampire Weekend


これから雑誌とかに載るであろう年間ベストには、
自分が書いた中からはThe VerveとThe Musicくらいしか入らないんだろうなw
ある意味、読むのが楽しみだw



PS
今年買った中でベストを決めるなら、
New Found Glory - From The Screen To Your Stereo PartⅡ
は、かなり上位に来ます。
Sticks And Stonesが大好きだった自分には、
あの頃の、聞くたびに顔が笑顔になるようなNFGらしさが帰ってきたように思えて嬉しかったです。
From The Screen To Your Stereo Part1の頃の勢いだけの下品なカバーwではなくて、
センスが至る所に感じられて、原曲の良さを損なわずNFGらしくなっていますので、
4thがあったから出来た作品だと思います。
カバーアルバムですが、NFGで最高のアルバムとか思ってます。
(補足:From The Screen To Your Stereo Part1もあれはあれで好きです)

PSのPS
見てもらえれば分かりますが、R&BとHip Hop系がありません。
自分は基本ノンジャンルで音楽を聴きますが、その二つのジャンルは苦手です

PSのPSのPS
昨日のStaindのPVを日本語訳字幕付きのにしましたので、ぜひ見てやってください。




※09年追記
雑誌やネットなどを見て、聞いて無かったものから特に良かった作品を追加します。

Bayside - Shudder(輸入盤)
Cranes - Cranes(輸入盤)
Juana Molina - Un Dia
Kayo Dot - Blue Lambency Downward(輸入盤)
MGMT - Oracular Spectacular
TV on the Radio - Dear Science

どれも素晴らしいのですが、
特にMGMTの完成度は、今更で恥ずかしいのですが噂通り、実に素晴らしく、
サイケなのにポップでキャッチーで、不思議な衝撃があり、
聞けば聞くほど良くなっていきますし、
TV on the Radioは試聴した感じが前作の方が良い印象だったので中古待ちだったのですが、
実際買って聞いてみたら中間以降の素晴らしさが抜群で前作より良いじゃないですか!
2作ともこの企画を書く前に知ってたら、ベスト5以内には入れてたであろうくらいに良かったです。
Baysideはエモなパンク好きは聞かなきゃ損なくらい良いです。
特にMatchbook RomanceとDashboard Confessional好きは必ず気に入ると思いますよー。
残りの三つも良いのは確かなのですが、若干癖がありますし、
完成度と言う点では後一歩感もありますが、興味深いことしてるんで、
とりあえず聞いてみても良いと思いますよー。

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2 コメント

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Unknown (卓球)
2009-01-10 01:38:10
うわー知らないのばっかだw
あ、ども。
こちらでははじめましてですね卓球です。

ミュージックよかったっすよねー!
2ndが結構ビミョーだったから今回の方向性は嬉しかったなぁww
返信する
卓球Pへ (ミルクレゥプ)
2009-01-10 02:59:50
コメントありがとうございます
自分も卓球Pのベストアルバム見て、半分近く知らなかったんで、おあいこッスねww
ちらっとようつべで見ただけですがサカナクションは凄く気に入ったんで、自分もチェックしてみます

>>ミュージックよかったっすよねー!
良かったですよねー。これからも期待できそうです。
ボーカルのロブがスキンヘッドになってたのにはビックリしたけどねw
返信する

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