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乃木坂46『僕が手を叩く方へ』のレビュー/感想

2023-03-03 20:28:46 | 坂道シリーズ関連の話
乃木坂46の3期生楽曲に
「僕が手を叩く方へ」という曲があるのですが、
先日行われた3期生ライブを観て
自分が考えていた以上に素敵で深くて凄い楽曲だなと実感したし、
乃木坂に興味が無い人にも知って欲しいような良い曲だと思うので、
乃木坂46を知らない人にも分かるように説明や解説入れながら、
ちょっと感想なんかを書いてみます。


※他の坂道シリーズ関連の記事はこちら。
※「11th YEAR BIRTHDAY LIVE」の配信見た感想/雑感はこちら。



◆乃木坂46『僕が手を叩く方へ』のレビュー/感想

3期生の「久保史緒里」センターの
3期生にだけによる「3期生楽曲」で、
乃木坂46の楽曲でいうならテーマ的にも雰囲気的にも
「君の名は希望」や「Sing Out!」の流れを汲む楽曲で、
不安や絶望を感じて無力感に打ちのめされて光が見えなくなって
閉塞感や孤独感や疎外感に苛まれる人に向けられている
「応援歌」的な側面があるハンドクラップが印象的な感動的でエモい曲で、
端的に言うなら「自己肯定」をテーマにしていて、
暗いトンネルから光が差し込んでいる方に歩みだして行く感じのある
ダークでシリアスな感じから明るく前向きな感じに変わっていく構成なように、
前向きさと力強さと優しさと温かさに溢れていて、
不安を抱えてる人に手を差し伸べるような感じや
背中を優しく押してくれる感じや
精神的に支えてくれるような感じがありますし、
自分の経験と歌詞を照らし合わせて
ライブでは感極まってしまうメンバーも居るくらいなように、
(3期生はこの曲に特別な思い入れがあるようです)
この曲を3期生が歌ってるという事に
凄い意味があるし説得力が産まれてるんだよね~




乃木坂46というグループは「選抜制」というものがあり、
全メンバーがシングル曲に参加出来る訳ではありません。


一回も選抜入り出来ずに卒業したメンバーもいる様に、
文字通り選ばれないと参加する事は出来ません。



その為、
例え場所が後ろの方であっても、
初めて選抜入りした時は
泣いて喜ぶようなメンバーも少なくないですし、
1回入ったからといってずっと選抜入り出来る訳では無いですし、
選抜入り出来ない事に思い悩んで
無力感に打ちのめされて自信を失って進むべき道が分からなくなり、
鬱みたいに落ち込んでしまうメンバーも居ます。


3期生にはそういう経験をして来たメンバーが多く居ます。



つまり選抜とアンダー(選抜落ちしたメンバー)という、
「光と影」のような両方の立場を経験して来たメンバーが多く居るという事なんで、
3期生が歌う事でかなりの「説得力」が生まれますし、
先輩に導いてもらう立場から
先頭に立ってグループを引っ張って行かないといけない存在…
…歌詞のように「僕が手を叩く方=自分達の方」に、
後輩が迷わず進んでいけるように導かないと行けない立場になった、
「今の3期生」が歌う事に凄い意味があるんだよねー!


しかもライブでは優しい笑顔を浮かべつつ、
力強く前向きな感じでパフォーマンスするように、
辛かった過去を振り返って笑えるくらい
3期生が強く頼もしくなっているのも印象的で感動的だし、
ライブでは観客も曲に合わせて一緒に手を叩くように、
素敵な一体感が生まれますし、
終盤のハンドクラップだけになるパートとか鳥肌物ですし、
ファンに向けられている曲であると同時に、
前述のように仲間や後輩にも向けられていて、
ファンは歌詞のような思いを込めて
推しメンや乃木坂の背中を押す事が出来たりと、
いろんな面で素晴らしい曲なんだよね~


先輩の卒業の時に泣いて寂しがりつつ深い感謝をするメンバーも多く居る様に、
落ち怒んだ時に寄り添ってくれた素敵で頼もしくて立派な先輩が居たからこそ、
ライバルであり仲間である同期で切磋琢磨しながら艱難辛苦を乗り越えて、
酸いも甘いも噛み分けてきたからこそ
今の3期生があるというのが凄く伝わりますし、
同時に乃木坂というグループの魅力も伝わるという…
控えめに言っても「名曲」としか言えないわ~



きっとこれから4期生や5期生に、
この曲が歌い継がれていく事でしょうし、
乃木坂でも屈指の代表曲&名曲になっていくでしょうね!





しかし「22/7」の「曇り空の向こうは晴れている」といい、
「STU48」の「花は誰のもの?」といい、
最近の秋元康さんが書くシリアス路線の歌詞は実に深くてエモいな。


グループに対しての想いも感じるのは勿論ですが、
今の若い子達を見て憂慮する所があって、
自分の若い時を振り返って照らし合わせつつ、
今の若い子達が少しでも救われるといいなとか、
未来へ希望を持てるといいな的な想いを込めて、
書いているんだろうな的な歌詞が実に多いし、
深く考えさせられる感もある。
良くも悪くも綺麗事感や青臭さもある歌詞とはいえ、
それを若い子達が真っすぐな気持ちで歌うので素直に聞くことが出来ますし、
良い感じに素敵でエモく聞こえるよね~よき!


以前に書いた「曇り空の向こうは晴れている」のレビュー/感想記事はこちら

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