goo blog サービス終了のお知らせ 

日々そこはかとなく

なんとなく暮らしている毎日のちょっとした記録

台風12号 和歌山県 その1

2011-09-09 18:29:03 | 台風12号被災
このたびの台風12号で
地元、和歌山県が被災しました

和歌山県では、東南海・南海地震、および津波を警戒しており
東日本大震災も他人ごとではありませんでした
台風もよく通過する地域ですが、まさかの甚大な台風被害です
半島であり、その大半が紀伊山地であるため
県内へ入るための交通手段が限られており
地震災害時はその寸断が懸念されていましたが
今回の台風被害でまさに、それが現実のものとなり
外から現地へ入るための道路の復旧が最優先でなされております

今住んでいる和歌山県和歌山市に被害はありませんでしたが
実家は和歌山県田辺市で
自身も一昨年までは田辺市民でした
幸いにも今回、実家が位置する街中に被害はありませんでしたが
山間部の田辺市伏兎野・本宮町・龍神村・中辺路町・熊野
西牟婁郡みなべ町・白浜町
さらに紀伊半島南部の新宮市、東牟婁郡那智勝浦町・古座川町、他
よく知る地域の変わりようがテレビに映し出され大変ショックです

地元からの情報を入手するにつれ
あの川が氾濫したとか
あの施設が冠水したとか、施設自体が壊滅したとか
信じられないことばかり

普段は、実際の水がある部分はこんだけ!ってぐらいの
十分な川幅があるところや
施設に至っては、
川面から10m、あるいは30mも上にあったにもかかわらず
浸水なんてものではなく「壊滅」したところもあり
想像を絶する水量であったことは間違いありません
世界遺産の本宮大社や那智大社、熊野古道も被害甚大です
土砂崩れに至っては、山の崩落です

マスコミは、避難指示がでなかったことについて非難しますが
これだけのノロノロ変則台風での非難指示・勧告は難しいと思います
和歌山だけでなく、奈良、三重でも同じです
山間部では、あまり土地も開けていないので逃げる方向は限られます
山間の町で、高台に逃げる?
増水した川の流れは上流からです
倒木やいろんなものが流れてくるし、
しかもいつなんどき、土石流になるかもしれないのに?
そしていざ、避難しようとしても、道路がすでに川と化している場合が多く
しかもいろんなものが流れてきていて危険です
地域の実態もしらずに、非難するのはやめて欲しい

ネットやテレビでは東日本大震災ほどの扱われ方ではないように思います
でも現地の惨状は、東日本大震災の津波に匹敵するのではないかと思います

今やっと、各地でボランティアセンターが立ちあがったようです
今はまだ、受け入れは当該市民のみのようですが
徐々に他市民・県民も受け入れが始まると思います

また、各県、市町村で義援金窓口も設置され始めています
どうか皆様、ご支援よろしくお願いいたします

和歌山県義援金窓口

和歌山県田辺市義援金・寄付金窓口

■那智勝浦町
 紀陽銀行勝浦支店 普通 491125
 (名義人)那智勝浦町災害義援金


紀伊半島水害関連情報ブログ

AGARA災害情報板

facebook 台風12号情報交換ボード

和歌山県広報課ブログ

和歌山県災害対策本部