湘南に吹く風

何となく物憂い世相!
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延長は本当に5月末迄?

2020年05月03日 | 新型コロナウイルス
今回、専門家会議が延長しなければならないとする理由は、感染者数の増加傾斜(写真の赤矢印)が4月11日をピークに下降したが、その下降傾斜(青矢印)が緩やかなのが不満らしい。
要するに、新たな感染者数が200人を切ったのが2~3回あるから、多分、100人以下にしたいのであろう。

一方、政府は世論に叩かれ検査数を2万件に拡大すると明言、更に自治体などが医師会と組んでドライブスルー型の検査体制が出来始めている(都内だけでも50ヶ所)。
遅ればせながら、間違いなくPCR検査数が増える。
増えれば陽性者数が増える。
現在、検査の10%程が陽性判定、今後、率は下がるが人数は増えても減ることはないだろう。
この数日の、200~300人/日が(延長する5月末迄に)100人以下になるなど夢の中の話ではないか。
もぐら叩き戦法では、5月末に終わるどころか、更に、更にと切りがない。

また、新たな抗体検査の報道があった。

神戸市立医療センター中央市民病院(神戸市中央区)は2日、新型コロナウイルスとは関係のない症状で4月7日までの8日間に外来を受診した患者1000人の血液を調べたところ、33人に過去に新型コロナウイルスに感染したことを示す抗体があったと発表した。性別や年代の偏りを修正すると、抗体を持つ人の割合は2.7%だった。
木原康樹院長は「今回の結果はPCR検査で把握する数よりはるかに多い。過去に感染したが、症状は出ていない人が多くいる可能性がある」と話している。