当コラムは日本のコロナ感染死が少ないのはBCG 接種国だとする説に乗っている。
勿論、幾つかの要因が重なりあっているが、中でもBCG 接種有無のウエイトが高いように思う。
掲載写真は接種国と非接種国の違いが分かりやすい。
ところが日本におけるBCG 接種の歴史を確認すると、おおむね70歳以上の高齢者の大半は未接種らしい(1949年に全員接種が法制化)
この事実は、現下のコロナ感染死の8割が70歳以上というデータと一致する。
日本のBCG 接種の歴史
1924年:志賀潔によりBCG Tokyo172株(日本株)が導入された。
1936年:大阪帝国大学医学部附属医院で看護婦、生徒に対するBCG接種試験実施。
1937年:日本学術振興会結核委員会がBCG予防接種を実施。陸海軍の軍医らも参加。
1943年:厚生省がBCG予防接種後の結核発病率の大きな減少について報告。
1944年:農村から都市部へ出ようとする青少年、工場などの集団生活においてツベルクリン反応で陰性の者はBCG接種の対象となる。
1949年:BCGによる結核予防接種が法制化。30歳未満の人に毎年ツベルクリン反応検査を行い、BCGによる免疫が確認されなかった場合は繰り返し接種を行う。
1951年:近代的な「結核予防法」施行。法律による接種(皮内)小学校就学前の乳幼児を対象、毎年ツベルクリン反応陽性以外なら接種。
日本ワクチン学会
「新型コロナウイルスによる感染症に対してBCGワクチンが有効ではないか」という仮説は、いまだその真偽が科学的に確認されたものではなく、現時点では否定も肯定も、もちろん推奨もされない」
勿論、幾つかの要因が重なりあっているが、中でもBCG 接種有無のウエイトが高いように思う。
掲載写真は接種国と非接種国の違いが分かりやすい。
ところが日本におけるBCG 接種の歴史を確認すると、おおむね70歳以上の高齢者の大半は未接種らしい(1949年に全員接種が法制化)
この事実は、現下のコロナ感染死の8割が70歳以上というデータと一致する。
日本のBCG 接種の歴史
1924年:志賀潔によりBCG Tokyo172株(日本株)が導入された。
1936年:大阪帝国大学医学部附属医院で看護婦、生徒に対するBCG接種試験実施。
1937年:日本学術振興会結核委員会がBCG予防接種を実施。陸海軍の軍医らも参加。
1943年:厚生省がBCG予防接種後の結核発病率の大きな減少について報告。
1944年:農村から都市部へ出ようとする青少年、工場などの集団生活においてツベルクリン反応で陰性の者はBCG接種の対象となる。
1949年:BCGによる結核予防接種が法制化。30歳未満の人に毎年ツベルクリン反応検査を行い、BCGによる免疫が確認されなかった場合は繰り返し接種を行う。
1951年:近代的な「結核予防法」施行。法律による接種(皮内)小学校就学前の乳幼児を対象、毎年ツベルクリン反応陽性以外なら接種。
日本ワクチン学会
「新型コロナウイルスによる感染症に対してBCGワクチンが有効ではないか」という仮説は、いまだその真偽が科学的に確認されたものではなく、現時点では否定も肯定も、もちろん推奨もされない」