2008年公開
スタッフ・キャスト
解説
飛行機事故で奇跡的に生還した5人の乗客のカウンセリングを担当するセラピストが、不可解な事態に巻き込まれていく心理サスペンス。
事故に関する事実を証言しながら次々と失踪(しっそう)する生存者たちをめぐり、スリルと謎が複雑に交錯するサスペンスフルなドラマが展開する。
真実を追求するセラピストを演じるのは、『プラダを着た悪魔』のアン・ハサウェイ。
監督は『美しい人』のロドリゴ・ガルシア。予想を裏切る衝撃の結末に息を飲む。
あらすじ
突然の電話で起こされたセラピストのクレア(アン・ハサウェイ)は、墜落した旅客機事故から奇跡的に生き残った5人の男女が抱えるトラウマ的なストレスを治療するため、担当のセラピストに命じられる。
クレアは大任にやる気を見せるが、5人の生存者がひとりまたひとりと姿を消していく。
生存者の一人、エリック(パトリック・ウィルソン)は彼女のカウンセリングを拒否し……。
クレアは事故の真相を探るため、航空会社代表のアーキンに話を聞くが、相手にされない、彼は何かを隠しているようだった。
また、度々、クレアはエマを訪ねるが、いつも姉は不在だった。
帰りがけ、クレアの前に、自分も事故の生存者だと、男が現れる。
リストにない生存者の存在に、航空会社への疑いは増すばかりだった。上司のペリーに相談するが、陰謀説だと笑って否定する。
後日、アーキンは「事故での生存者はいない。責任はすべて自分にある」と告げ、資料を置いて立ち去る。
クレアが確認すると、事故の死亡者リストだった。
乗客乗員、全員死亡。
さらに、自分の名前があるのに驚く。
カウンセリングの患者は、皆死者だったのだ。
自分の死を認め、受けとめた者は、順に消えていったのだった。
クレアはエリックに会い、すべての記憶を確認すると、自分の死を受け入れるのだった。
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