となりの町のお嬢さん

今日までそして明日から・・・拓郎とともに

青春の詩 『とっぽい男のバラード』

2015-01-22 13:51:16 | 古い船をいま動かせるのは・・・/青春の詩
『とっぽい男のバラ-ド』  作詞 吉田拓郎

何をやってもダメな
   うすのろだけの男
好きな女がいても
   他の男にとられて
とっぽくて とりえのない男

雨が降ろうと風吹こうと
   一年中変わらない
年がら年中すわってる
   ひまさえあればすわってる
とっぽくて とりえのない男

生まれる時代が違った
   騒々しい世の中さ
お前ひとりがとまると
   まわりがみんなおこりだす
とっぽくて 街も歩けない

昔のお江戸に住めたなら
もっと長生きできただろうに
長屋でゆっくり昼寝をしてから
夜になったらいっぱいやって

今の都会にゃお前が
   ゆっくりすわれる場所もない
キャバレ-クラブに行けば
   すわれるかわりに金がいる
とっぽくて 遊べる金もない

男はとうとう自分の
   ゆっくりできるところを
みつけるために旅に出た
   ところが汽車にもすわれない
うすのろで すわる場所もない

最後に男は笑った
   これでゆっくりできるだろう
この世じゃとっても住めない
   あの世に行けばすわれる
とっぽくて とりえのない

男あの世も今ではせまくなり
   なかなかゆっくりできない
男はあの世で今日も
   すわれるところをさが
すとっぽくて とりえのない男



メロディー違いの音源です


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