情熱 『Woo Baby』

『Ｗｏｏ　Ｂａｂｙ』　　作詞　吉田拓郎


Ｗｏｏ　Ｂａｂｙ　こんなに僕を歓ばしてくれる
　　君はこの世の天使だろう　悪魔だろう
　　どうやら完全に目がくらんでいる
Ｗｏｏ　Ｂａｂｙ　僕をどこまで束縛するつもり
　　どうして魂まで虜にしてしまう
　　だけど今夜も離さないよ

　　　　僕のそばにいる時の君は
　　　　どんな時よりも一番きれいだよ
　　　　「あなたといると素直になれる」
　　　　そんな言葉に男は弱いもの

Ｗｏｏ　Ｂａｂｙ　二人で過ごす　こんな長い夜
　　僕におどけた顔で　ワインをすすめる
　　もうだめ　君だけで充分なのさ

　　　　最後はきっと　一人芝居だね
　　　　僕にはそれがわかっているのに
　　　　少しぐらいは　賢くなくても
　　　　今のままの　僕でいたいのさ

Ｗｏｏ　Ｂａｂｙ　どこに居ても　君の事だけ
　　いつか　おいてけぼりになったとしても
　　いいさ　淋しさも君にあげるよ

情熱 『何処へ』

『何処へ』　　　作詞　吉田拓郎


多くの歌の中に　悲しみがきざまれ
多くの人の心に　喜びが生まれた
誰かのために何か　出来るなどとは思わない
ただ自分の中のひとつを　書き綴っただけなのに
　　僕よりもそいつらが　大きくなりすぎて
　　きどったポ－ズを見せて　勝手にふるまう

例えば人を愛し　人から愛されて
溢れるばかりの気持ちで　充たされている時
言葉がいつも何より　大切なはずもなく
受話器に向かって叫ぶより　逢って確かめたい
　　それが本当の恋で　真実の愛さ
　　形の中での話は　唄だけの世界

僕が多くの言葉を　メロディ－に乗せて
いくたび唄ったところで　ひとつのエピソ－ド
だけど長い年月をかけて　唄が歩き出す
僕の想いをよそに　ひとりで歩き出す
　　いつかこんな世界から　抜け出した時
　　誰もが全てを忘れて　しまうのだろうか

　　ひとりでつぶやく声は　たったひとりのもの
　　肩にしょいこむ事は　ないのだろうけど

人はいつもひとりに　戻ってしまう筈
なのに人はいつも誰かに　すがってみたくなる
自分の世界を持ちながら　何かにだぶらせて
言葉はあくまでひとつの　憧れだったのに
　　
　　何よりも勝るのは　自分の心
　　人の生きるさまより　自分の今
　　唄が例えば力を　持ったとしても
　　自分に力が無ければ　のめりこむだけさ

情熱 『男と女の関係は』

『男と女の関係は』　　作詞　吉田拓郎

今夜が俺達二人の　全てを始める時なのさ
おまえの過去など気にしない　これから気ままにやるだけだ
家へ帰さない　戻さない　覚悟を決めたらついて来い
男と女の行く先は　誰も知らない　わからない
男と女の行く先は　その時まかせの風まかせ
全ては俺達二人の問題さ

ゴシップ大好きついて来て　あの娘のどこが好きですか
あなたが誰かに惚れたのと　たいした変わりはありません
毎日の中チョットした　出来事だからじゃまするな
男と女の行く先は　誰も知らない　わからない
男と女の行く先は　その時まかせの風まかせ
全ては俺達二人の問題さ

長続きしないゲ－ムだと　思ってくれてもいいんだぜ
時間はたっぷりあるんだし　何をしでかすか分からない
俺が恐いなら逃げ出せよ　必ず言う事きかせるさ
男と女の行く先は　誰も知らない　わからない
男と女の行く先は　その時まかせの風まかせ
全ては俺達二人の問題さ

何かが少しは変化する　見慣れた街でもＯＫさ
運命のまま生きるより　ヨコ道　ヨリ道　まがり道
狂っちゃいるけど決めたのさ　俺の言う通りしてもらう
男と女の行く先は　誰も知らない　わからない
男と女の行く先は　その時まかせの風まかせ
全ては俺達二人の問題さ

情熱 『Ｉ’ｍ Ｉｎ Ｌｏｖｅ』

『I’ｍ　In　Love』　　作詞　吉田拓郎


恋は素敵だね　何も考えず
ただ時に身をゆだねていればいい
僕は自分の過去を　忘れて
今ありのままの姿で　君に逢える

このまま　世界の終わりが来てもかまわない
君と一緒に死んで行けるなら　全てを許そう
You nevr とめられない　Nobody
You nevr Forever

君といると　穏やかな気分で
もう明日をどうして生きるか　どうでもよくて
雨が降っても　風が吹いても
いつも僕は君を抱きしめ　全てから守ろう

このまま　世界の終わりが来てもかまわない
君と一緒に死んで行けるなら　全てを許そう
You nevr とめられない　Nobody
You nevr Forever

指をからませて　口びるを寄せて
この愛するよろこびを　わかちあおう
君がいれば　もう何にもいらない
この世でただ一人の　心を許す人

このまま　世界の終わりが来てもかまわない
君と一緒に死んで行けるなら　全てを許そう
You nevr とめられない　Nobody
You nevr Forever

情熱 『情熱』

『情熱』　　作詞　吉田拓郎

一緒に暮らそうと思ったことも
あるけどただ何となく　このままの方が
自然な二人の様な　気がするし
別に誰かに迷惑をかけるわけじゃなし
　　お互いに　違う形で
　　ここまで生きてきて　急に肩を寄せ合えば
　　しあわせが　くるだろうか
君は僕の前に　好きだった彼と
今と同じ気持ちに　なった事ないか
　　僕もひょっとしたら　前の恋人に
　　好きだよって一度や二度は　ささやいた筈さ

Oh　まだまだ　二人は　苦しまなきゃね
　　まだまだ　二人は　苦しまなきゃね

一緒になってあげないからと言って
そんなに深い意味があるんじゃないよ
愛してるって口に出して　言ったりする事は
別れる事よりも　罪深くはないか
　　今はだけど　他の誰かと
　　過ごしたりするよりも　このままでいるだけで
　　きっと　いいんだから
縛りあう事は楽さ　結婚すればいい
そんな決まった形は今　二人に似合わない
　　君の中で僕がもっと　大きくなるとか
　　僕の中で君がもっと　変わるかもしれないし

　　まだまだ　二人は　確かめ合わなきゃね
　　まだまだ　二人は　確かめ合わなきゃね

雨の日に大好きな車を走らせ
晴れた日に君の方は町に出掛ける
お互いに充実した　一瞬があれば
今は僕たちこのままで　いいんじゃないか
　　君の住む　部屋のカ－テンは
　　どんな色だったっけ　今は君の好きな色が
　　きっと　似合ってるよ
電話の向こうで君　少し怒ってるね
だけど明日会う時は　キレイにしておいで
　　今は何も決める事が　できないけれど
　　このままで居たい気持ちが　強いだけなんだ

Oｈ　まだまだ　二人は　愛し合わなきゃね
　　 まだまだ　二人は　愛し合わなきゃね

Oh　まだまだ　二人は　一人一人だからね
　　まだまだ　二人は　一人一人だからね

　　まだまだ　二人は　確かめ合わなきゃね
　　まだまだ　二人は　確かめ合わなきゃね