『今度はいったい何回目の引っ越しになるんだろう』 作詞 吉田拓郎
熱すぎる季節が 魚藍坂をかけ抜けた
ジ-ンズをはきかえて 俺は高円寺へ
高輪あたり(泉岳寺で)
上智の友よ(また逢う時)
赤い夕陽に(ほほをそめて)
肩組あおう(肩組みあおう)
あわい想い抱いて 中央線が走る
妙法寺に恋が散り 俺は恵比寿へと
青梅街道を(環七から)
左に曲がる(堀ノ内で)
落とした夢に(気づいたなら)
微笑みあおう(微笑みあおう)
幸福のピエロは 槍ヶ崎の交差点で
行き先とまどうから 俺は目黒をめざす
代官山を(ながめながら)
青山抜ける(緑のジャガ-)
ざわめく心(とぎれた夜)
ワインをあけよう(ワインをあけよう)
青空が踊るよ 柿の木坂の午後
明日愛に気付いて 俺は碑文谷へ
自由通りを(公園沿い)
そよぐ風達(都立大へ)
心豊かに(心のまま)
流れて行け(流れて行け)
もう一人の誰かが サレジオで泣いている
雨がやまぬままに 俺は横浜へ
目黒通りを(バスは泳ぐ)
マンションを越え(川をよぎり)
木枯らしが見えた(碑文谷前)
君はいずこに(君はいずこに)
やり直しは新しい たまプラ-ザから始まる
田園線を見送り 俺は東京へ
高速は東名(川崎から)
渋谷までわずか(ラッシュを避け)
白い壁沿いに(まどろむ影)
永遠はあるか(永遠は見えずに)
終わりの旅に また 始まりにしたくて
湘南あたりまで 俺は旅に出る
僕は誰でしょう(wo~)
ここはどこでしょう(wo~)
僕は誰でしょう(wo~)
ここはどこでしょう(wo~)