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となりの町のお嬢さん

今日までそして明日から・・・拓郎とともに

newアルバム  「From T」  発売8月29日

竹田企画 更新中(^o^)8月5日 

TAKURO TOUR 1979 『英雄』

2015-04-13 13:17:44 | TAKUROTOUR1979/ Vol2
『英雄』   作詞 松本 隆

しら茶けた光の中に
今君は横たわってる
世界中 啜泣く声が
潮騒のように 聞こえる

青ざめて倒れた夜は
ボロボロの布切れのよう
魂は 時を渡って
若き日々に 唄いかけてる

   ひとつの時代が終わる時
   ひとつの墓が残るのか
   天に舞う男を追いかけて
   新しい男たちが名をあげる

色っぽい男がいたよ
僕たちの記憶の中に
栄光の 冠なんて
人の手に わたるもんだね

もう君は白いスカ-フを
ひらめかせポ-ズできない
でも 君のロックンロ-ルは
歴史へと 焼きつくことだろう

   ひとつの世代が覚えてる
   若さをゆさぶる熱い血を
   新聞は日々のことに流されて
   君の名は片隅へと消えるけど

今君は解き放たれて
自由へと翼広げる
英雄の名に 縛られずに
閉じこもる 館さえもいらない

君のことをただの男と
ムチを打つ人々もいた
許してよ 人の心は
それほどに 弱いものだよ

   ひとつの時代を燃えたたせ
   ひとつの夢が今死んだ
   天に舞う男を追いかけて
   僕たちは青い空に駆けてゆく


TAKURO TOUR 1979 『落陽』

2015-04-13 13:16:50 | TAKUROTOUR1979/ Vol2
『落陽』  作詞 岡本おさみ


しぼったばかりの夕陽の赤が
水平線からもれている
苫小牧発・仙台行きフェリ-
あのじいさんときたら
わざわざ見送ってくれたよ
おまけにテ-プをひろってね
女の子みたいにさ
みやげにもらったサイコロふたつ
手の中でふれば
また振り出しに戻る旅に
陽が沈んでゆく


女や酒よりサイコロ好きで
すってんてんのあのじいさん
あんたこそが正直者さ
この国ときたら
賭けるものなどないさ
だからこうして
漂うだけ
みやげにもらったサイコロふたつ
手の中でふれば
また振り出しに戻る旅に
陽が沈んでゆく


サイコロころがしあり金なくし
フ-テン暮らしのあのじいさん
どこかで会おう 生きていてくれ
ろくでなしの男たち
身を持ちくずしちまった
男の話を聞かせてよ
サイコロころがして
みやげにもらったサイコロふたつ
手の中でふれば
また振り出しに戻る旅に
陽が沈んでゆく
戻る旅に
陽が沈んでゆく



TAKURO TOUR 1979 『人間なんて』

2015-04-13 13:03:10 | TAKUROTOUR1979/ Vol2
『人間なんて』  作詞 吉田拓郎


何かが欲しい オイラ
それが何だか わからない 
  だけど 何かが たりないよ
いまの 自分もおかしいよ


空に浮かぶ 雲は
いつかどこかへ 飛んでいく
  そこに 何かが あるのだろうか
それは誰にも わからない
人間なんて


きいてよ オイラの話しを
何が こうさせたのか
  いつの間にやら 今ここで
歌を うたっている オイラ 


フルサトは愛すべき ヒロシマ
そこには 恋人もいたっけ
  いつの間にやら 一人きりで
毎日をすごしている オイラ


ヒロシマへ帰ろう
ヒロシマへ帰ろう
ヒロシマが待っているかもしれない


何もかも 捨ててしまったけれど
好きサ 好きサ 好きサ
  あのヒロシマが


ホントの声を聞かせてよ
  君のホントの声を 


TAKURO TOUR 1979 Vol.2 落陽 『こんなに抱きしめても』

2010-02-14 18:53:00 | TAKUROTOUR1979/ Vol2
『こんなに抱きしめても』  作詞 岡本おさみ


君をこんなに抱きしめても
満たしきれない寂しさが
君をこんなに抱きしめても
証しきれない寂しさが
まだ 始まったばかりの君と
もう終わりかけてる ぼくだから
まだ 軽くなれない君と
もう重さになっている ぼくだから

どんなに強く抱きしめても
満たしきれるはずがない
どんなに強く抱きしめても
ひとつになれるはずがない
まだ はるかにゆらぐ君と
もう とどけない ぼくだから
まだ 溢れすぎてる君と
もう醒めすぎてる ぼくだから

だから言葉なんか投げつけたら
それでなくとも 傷つきやすいのに
野暮なことはよそう
抱きしめていてさえ
こんなに こんなに寂しいんだから

君をこんなに抱きしめても
満たしきれない寂しさが
君をこんなに抱きしめても
証しきれない寂しさが・・・