酔いどれコンサル 中小企業診断士・中原央のブログ

舌癌と心筋梗塞を経験した日本酒大好きな経営コンサルタント 横浜の中小企業診断士 中原央が徒然につづります。

瓢太閤(ひさごたいこう)

2008-05-31 03:16:40 | お酒の紹介
横浜の中小企業診断士 中原央です。

昨日はずっと細かい雨が降っていました。
横浜は今日も朝から雨模様です。


今日はお酒の紹介です。
徳島県阿波市 太閤酒造場日新酒類)「純米大吟醸 瓢太閤(ひさごたいこう)」です。


瓢太閤 純米大吟醸



常温では少し立つ香りも、冷では感じなくなります。わずかに甘い香りを醸します。

その香りの期待通り、味には少しの甘さがあるものの、含み香はあまり感じません。

柔らかさを感じるお酒でのど越しの切れもよく、淡さも兼ね備えています。
甘さや雑味は残りません。

しかし酒質はしっかりしていて、おなかに収まったころに、この酒を飲んでいることを思い出させてくれます。


日新酒類
http://www.nissin-shurui.co.jp/
太閤酒造場
http://www.hisago-taikou.com/
太閤酒造場は日新種類に吸収合併されていますが、なおその味を引き継いでいます。



名入れのお酒 いづみ屋のアイデア

2008-05-28 06:31:02 | 酒販店売り方アイデア
横浜の中小企業診断士 中原央です。


昨日は暑さを感じさせる1日でした。
今日の横浜は明るいのですが晴天ではありません。また、だいぶ涼しさを感じる朝となっています。


埼玉県川口市の酒販店 いづみ屋では、漫画家の尾瀬あきらさんビッグコミックオリジナルで「蔵人クロード」を連載中)の筆によるオリジナルの名入れラベルを作成。名入れギフトを展開しています。
ご注文の1本1本に「自分だけ」のラベルをつけて販売しています。また、尾瀬さんの落款も押してある、完全オリジナルです。




先日、私の誕生日に女房が南部美人の大吟醸で注文してくれました。化粧箱の中に案内のチラシが同封されています。

この「自分だけの」という響きがいいですね。
1升瓶を取ってくれましたが、3回ほどで飲んでしまいました。

日本酒のオリジナルラベルをつけるというサービス、かなり増えてきていますね。
売り上げをもう一押ししたいと考えている酒販店さん。検討の余地ありと思いますが、いかがでしょうか?


いづみ屋
http://www.izumiya-sake.com/
ラベルサンプル
http://www.izumiya-sake.com/nairegift.html
尾瀬あきら公式ホームページ
http://www008.upp.so-net.ne.jp/ozex/
ビッグコミックオリジナル(小学館)
http://www.bigoriginal.shogakukan.co.jp/new.html
蔵人 クロード
http://skygarden.shogakukan.co.jp/skygarden/owa/solc_tid?tid=409180797&pat=a




谷桜 「櫻さくら」

2008-05-25 09:53:43 | お酒の紹介
横浜の中小企業診断士 中原央です。


昨日の雨は夕方ごろから降り出しました。
今日の横浜は、昨日からの雨がやむことなく、ずっと降り続いています。


今日もお酒の紹介です。
山梨県北杜市 谷櫻酒造 「特別純米大吟醸 櫻さくら」です。


特別純米大吟醸 櫻さくら



常温でわずかな吟醸香が、しっかりと冷やしておくと甘い香りだけが柔らかく立ち上がります。

含み香もおとなしめで、つんとした刺激はまったくありません。

またアルコールの刺激も少なく、とてもまろやかな口当たりがします。水のすがすがしさを感じるつくりになっています。

しかしこのお酒自体の味はしっかりと残ります。香の柔らかさ、舌やのどへの刺激の少なさとは裏腹に、芯の強さを持った酒ということができます。

1回で飲んでしまうのがもったいないくらいの仕上がりで、四合壜はすぐに空になってしまいます。


谷櫻酒造
http://www.tanizakura.co.jp/



出羽鶴 環(たまき)

2008-05-24 08:56:25 | お酒の紹介
横浜の中小企業診断士 中原央です。


昨日は夏を思わせるような暑さでした。客先までの移動時間、かなり汗をかきました。
 ⇒ 横浜は今日も晴れています。が、横浜を始め首都圏ではお昼ごろから本格的な雨になるという予報です。

昨晩は商店街下町 復権サミットに参加された、戸越銀座銀六商店街の亀井さんと、会の終了後、11時ごろまで旧交を温めさせていただきました。斬新なアイデア、大いに参考にさせていただこうと思います。詳しくは後日。


今日のメインはお酒の紹介です。週末のネタとして定着しました。
秋田県大仙市 秋田清酒  出羽鶴 山廃純米吟醸 環(たまき)です。


出羽鶴 環



注いでいるときから山廃特有のもろ味の香りが立ちます。日本酒というよりこの酒の特徴的な香りが際立つといっていいでしょう。

アルコール臭いもあるので、嗅いだときにこの酒を苦手と感じる人もいると思います。

口に含むと槽からの吟醸香が口いっぱいに広がります。酒質も強く、かなりパンチの利いた味と思ってください。

がつっと酒を飲む、そのつもりで行かないとこの酒は楽しめません。典型的な「オヤジ酒」です!

やさしいだけが酒じゃない、柔らかいだけじゃ物足りない、そんな人にはうってつけの一本といえるでしょう。


秋田清酒
http://www.igeta.jp/





舌癌の治療8・治療を終えての感想

2008-05-22 06:18:50 | 舌がん治療
横浜の中小企業診断士 中原央です。


昨日はいいお天気でした。
横浜は今日も良いお天気となる予報で、昨日よりも暑くなるとのことです。


さて、がん治療を経験して、感じたことを少しお伝えし、この項目は終了いたします。

まず、がんは治る病気だということを理解してほしいと思います。
発病がわかったときの状況にもよりけりですが、それはどんな病気でも同じではないでしょうか。

先日、昔の勉強仲間何人かと久しぶりに会ったとき、そのうち一人は私の病気経験を知らずにいて、私がかなり痩せた(やつれたように見える)ことを気にし、しつこくどうしたとたずねられました。

ほかのメンバーは知っていましたから、実はがん治療を経験し、その影響もあってかなり痩せたと伝えたところ、酒なんか飲んでていいのか、治療しなきゃだめなのではという反応だったんですね。

ここにまず誤解があります。進行性のがんであることに気づかず、初めての診察時に末期であることが判明した場合は、いわゆる手遅れということになるわけです。

ですが、転移のないステージ2レベルでは、ほとんどがんを消滅させることができるし、体力が回復した後はほぼもとの状態に戻ることが可能です。

ということは、基本的には治せる病気だということではないのでしょうか。がんを発症=もう先がないというように、短絡的に決め付けるのは治療経験者からするとうれしくない反応です。

次に治療方法の選択ですが、手術しかないと思い込むのも早計だと思います。

私の場合は抗がん剤と放射線を併用した化学療法で、ほかにも放射性同位元素を患部に埋め込む治療法もあり、それぞれ病変部とその周囲を切除するということは避けられます。

ケースによってはこれらの治療を行って病巣を小さくし、その上で切除という選択肢も出てきます。

手段はともかく、がん細胞を駆逐することが目的ですから、メリット、デメリットを考えて、治療方法を選択するべきでしょう。ドクターの説明がうまく理解できない、納得がいかないのなら、セカンドオピニオンを求めるべきと思います。

大事なのは、自分の体に興味を持っておくということでしょうか。自分の普段の調子というものを、しっかりと把握しておく、感じておくことだと思います。

そして様子がいつもと違うと感じたら、近医で十分と思います。よく相談をしてみましょう。

だいたい病気というのは誰でも発症する可能性があります。

私の場合でも、昨年夏の急性心筋梗塞は想定外でした。

いろいろな検査でも、いわゆる成人病を思わせるものはひとつも引っかからなかったからです。

強い胸痛発作が出て、それを我慢しすぎていれば今頃は存在していなかったかもしれません。

この先がんが再発したら、それもそのときの話でしょう。再発する確実性はなく、あくまでも可能性があるだけで、それだけをクローズアップして悩むということは、まったく意味のないことですから。

そんな無駄なことに精神的な労力を使うなんて、ナンセンスもいいところです。
結局のところ、「それも人生」として受け入れるしかないのではないでしょうか。


病棟でお世話になったドクター、ナースほか助手さんに感謝しています。
最後になりましたが、謝意をお伝えし、この項目は終了いたします。


記事一覧

舌癌の治療0・きっかけ
http://blog.goo.ne.jp/miketama581024/e/c5e17fbe1ee786fc0fadcfbbf22d0d0e

舌癌の治療1・異変から告知まで
http://blog.goo.ne.jp/miketama581024/e/efd242b5df4ea30e53fc6066633a0601

舌癌の治療2・治療方針の検討から入院まで
http://blog.goo.ne.jp/miketama581024/e/55432e45744fddeceaead290657d0c88

舌癌の治療3・どんな治療法か、入院からカテーテル設置まで
http://blog.goo.ne.jp/miketama581024/e/a42105dec7d382db15e59588b4af03a5

舌癌の治療4・抗がん剤、放射線治療の開始
http://blog.goo.ne.jp/miketama581024/e/0291a1d0a2194c9c5811d5c0fb7cf6f5

舌癌の治療5・抗がん剤、放射線の副作用
http://blog.goo.ne.jp/miketama581024/e/5db8bf27138ee0c482b83bc1c048bd2e

舌癌の治療6・モルヒネとがん性疼痛
http://blog.goo.ne.jp/miketama581024/e/6d61ad384fd8ce44fc1dddbfa2a40c0e

舌癌の治療7・栄養の補給
http://blog.goo.ne.jp/miketama581024/e/a3114839075c8dcb88c6c50d1e3b6a22




春鶯囀(しゅんのうてん)

2008-05-18 09:34:51 | お酒の紹介
横浜の中小企業診断士 中原央です。


昨日は日中良いお天気でしたが、夜になって雨が降りました。
今日もこの時間、横浜は良く晴れています。


さて今日もお酒の紹介です。
山梨県南巨摩郡増穂町 萬屋醸造店 「春鶯囀(しゅんのうてん)のかもさるる蔵」です。


春鶯囀(しゅんのうてん)



柔らかく、ほのかに甘い香りがたってきます。

酒のうまみと米の甘さを感じこそすれ、日本酒特有の刺激はまったくと言っていいほどありません。

それでいて深い味わいが楽しめるお酒です。雑味が何もないので後口も淡く、口の中で酒が溶けていく、そんな印象です。

日本酒に慣れていない人や、女性の口にも合います。

この酒には野蒜の煮びたし(ヌタが合いますが、少量の醤油におかかをかけました)、煮貝、少量の白味噌でもろきゅうを合わせてみました。

味の柔らかい白味噌なら、蕗をたたいてあえる、蕗味噌もいいですね。

しかしこの酒はまずいです。四合壜1本じゃ足りません。それこそ二升を3日で飲めてしまいます。

しかも翌日に残りません。こんなうまい酒がいつもあったら…、幸せですな。


萬屋醸造店
http://www.shunnoten.co.jp/



みやの四季

2008-05-17 09:52:22 | お酒の紹介
横浜の中小企業診断士 中原央です。


昨日は晴れ間ものぞき、さわやかな、少し暑いぐらいのお天気になりました。
今日も横浜は良いお天気となっています。

昨日で中小企業大学校の中小企業診断士養成課程、診断実習が終わりました。
何とか一通りの体験をさせ、診断先企業へも改善提案を行うことができましたが、まだまだ修行が足りないですね。
たかが1次試験に合格した程度の知識で経営診断をしようなどと、おこがましい話です。

それはさておき今日はお酒の紹介です。

滋賀県甲賀市 藤本酒造 「純米大吟醸 みやの四季」です。
この蔵は、古くから神開(しんかい)という銘柄を出している老舗で、近江の地酒として知られています。



純米大吟醸 みやの四季



ラベルには「杜氏入魂の一滴」とあり、杜氏の意気込みを表しています。

精米歩合40%で16度以上にしています。手間をかけているのでしょう。加水率はわかりませんが、呑み切りの味に近いのではないでしょうか。

この酒は、くすみのないきれいな香りが立ってきます。含み香も強くなく、水の柔らかさを感じます。

しかし味はしっかりとしていて、米の味を楽しませてくれます。正直なところうまく表現できないのですが、独特のうまみを感じます。

のど越しの味も柔らかく、余韻を楽しませてくれます。それでいて味にしつこさはありません。

仕上がりがきれいなうまい酒と評価できます。


藤本酒造
http://www.mcv.zaq.ne.jp/sinkai/



舌癌の治療7・栄養の補給

2008-05-15 09:36:20 | 舌がん治療
横浜の中小企業診断士 中原央です。


昨日までのお天気とはうってかわって、とても良いお天気になってくれました。
できの悪い養成課程の実習生を相手にしている場合じゃないと思うようなお天気です。


さて、今日は栄養補給について触れます。

副作用のところで、口内炎が強く出てしまうため、まともに食事が摂れないと書きました。
私の場合は10日ほど、固形物をほとんど摂取しない日がありました。
その間は点滴での栄養補給、エンシュアという栄養補助剤を飲んで何とかしのぎました。


エンシュアリキッド・バニラ味


しかし、血液検査でも体内のエネルギーをかなり使い始めていることがわかり、改善する必要があると病棟ドクターに言われました。
大半の人が受けるのですが、鼻から胃まで管を通し、直接流動食をとるというのが一般的です。

私も経鼻管の導入をやってみたのですが、嘔吐反射が強く、1時間ほど設置を試みたのですがうまくいきませんでした。
そこで次に検討したのは中心静脈栄養補給という方法です。

腕を通っている太い動脈にカテーテルを通し、心臓に近いところまで進め、高濃度の栄養剤を直接供給しようというものです。
ところが、11月下旬にかけて抗がん剤を入れているカテーテルで感染が起きてしまい、同じことが心臓で起きては危険との判断で取りやめになりました。

3番目には胃ろうで直接栄養補給するという方法の提案です。
これは何かというと、おなかの外壁と胃に穴を開け、そこに管を通して直接栄養剤を入れるという方法です。

しかし感染に弱い体質とわかって結局断念。
点滴で少しずつ栄養補給しながら、あとはとにかく頑張るしかないということになりました。

一般食を取ることは出来ません。売店で何か食べられそうなものを探し、買ってくるのですが、目が食べたいだけで、テーブルに置きっぱなしになってしまいます。

何日かして、看護婦からの提案で口腔外科食に切り替えてみようということになりました。何かというと、ご飯もおかずも全部ミキサーにかけられていて、すべてがペースト状になっています。

ご飯は完全に糊、おかずは何を出してくれたのか献立がついてくるのですが、何がなんだかまったくわかりません。これをお茶でのばしながら少しずつ流し込みました。

それに加えてエンシュアという栄養補助剤を何とか飲みます。1日に必要なエネルギーは少なくとも2100キロカロリー、口腔外科食は1100キロカロリーなので1日に250kcalを4本がノルマとなりました。

しかしそのおかげで、何とか薬や放射線の副作用からの離脱が進むまでしのぐことができました。提案してくれた看護婦に感謝です。

担当の医師によると、口腔底がんや頬側のがんなどでは例としてあったということをいっていましたが、舌を原発とするがんで、経鼻管などでの栄養補給をまったく行わなかった例ははじめてだといっていました。
退院間際では五分粥を口にするようになるまでに回復できました。

退院後もしばらくは、このエンシュアを処方されましたが、私にとって栄養補給の対策になったのは、やはり看護婦のミキサー食摂取の提案がきっかけだったと思います。


記事一覧

舌癌の治療0・きっかけ
http://blog.goo.ne.jp/miketama581024/e/c5e17fbe1ee786fc0fadcfbbf22d0d0e

舌癌の治療1・異変から告知まで
http://blog.goo.ne.jp/miketama581024/e/efd242b5df4ea30e53fc6066633a0601

舌癌の治療2・治療方針の検討から入院まで
http://blog.goo.ne.jp/miketama581024/e/55432e45744fddeceaead290657d0c88

舌癌の治療3・どんな治療法か、入院からカテーテル設置まで
http://blog.goo.ne.jp/miketama581024/e/a42105dec7d382db15e59588b4af03a5

舌癌の治療4・抗がん剤、放射線治療の開始
http://blog.goo.ne.jp/miketama581024/e/0291a1d0a2194c9c5811d5c0fb7cf6f5

舌癌の治療5・抗がん剤、放射線の副作用
http://blog.goo.ne.jp/miketama581024/e/5db8bf27138ee0c482b83bc1c048bd2e

舌癌の治療6・モルヒネとがん性疼痛
http://blog.goo.ne.jp/miketama581024/e/6d61ad384fd8ce44fc1dddbfa2a40c0e

舌癌の治療7・栄養の補給
http://blog.goo.ne.jp/miketama581024/e/a3114839075c8dcb88c6c50d1e3b6a22

舌癌の治療8・治療を終えての感想
http://blog.goo.ne.jp/miketama581024/e/b1ac42ba895c04e301024820388a7719



お一人様用のワインを売る

2008-05-13 06:01:24 | 酒販店売り方アイデア
横浜の中小企業診断士 中原央です。


昨日は日中、雨は降りませんでした。1日中気温が低く、遅くになって雨が降り始めました。
今日は朝から雨です。台風接近の影響を受けて、少々荒れ模様のお天気という予報です。
こういう日は出かけたくないんですがねぇ…。しかも東大和で遠いし。やれやれ。


さて気を取り直していきましょう。
先日は日本酒の小容量タイプを話題にしました。今回はワインです。

ワインを扱っている酒売り場では(この場合デパートの専門ブースやSC、専門店、街の酒屋さんの多くを指します)、ほとんどの場合700~750mlのサイズだけを取り扱っています。

ワイン好きのカップルや男性なら、多くが1本以上、1回で消費することがあると思います。ところがワイン自体の味を知っている人にとっては「この銘柄」「このシャトーのワインなら」と、味の記憶をたどり、期待して買っていくこととなるでしょう。

ところがなかなか試すことが出来ない。また一人で飲む機会が多い人で、味を知らないという人もいるでしょう。

いわゆる「おひとり様」で飲みたいけれど、量的にそんなに多くは飲まないという人は、フルサイズのボトルにはなかなか手を出しにくいというのが実情でしょう。

そこで提案ですが、15~20銘柄に絞り、フルサイズのボトルと一緒に販売が可能なハーフサイズを取り入れてみたらということなんです。


ミニボトル



「ちょっと試してみたい人に」というような表示がよいと思います。ストレートに「お一人様用」なんて書いたら、そこで買っている、商品を選んでいる人は「お一人様」だということを宣言しているのと同じことになるわけですよね。

試して飲んで、気に入ってもらえたらフルサイズを買ってもらう、新たな商品展開につながりが出てきます。

またハーフサイズはフルサイズよりも量目が少ない分、量との比較でいえば上代も粗利も高めに設定することが可能になります。

売るための手間はかかりますが、こまめに売り込んでいけば、利益率はプラスに作用させることが期待できるというわけです。

問屋の能力、代理店の能力にもかかわってきますが、ワインも「お一人様」を意識して小売側の努力でラインナップする。商売の面白さが広がるのではないでしょうか。



香露(こうろ)

2008-05-11 10:10:38 | お酒の紹介
横浜の中小企業診断士 中原央です。


昨日は1日中、雨が降っていました。しかも寒かったですね。
横浜は今日から引き続き雨模様で、気温も上がらないままのようです。

さてこちらも昨日に引き続きお酒の紹介です。

熊本市にある熊本県酒造研究所 純米吟醸 香露(こうろ)です。


純米吟醸 香露



口開けのときにも独特の、しっかりとした吟醸香が立ち上がります。酒として、主張する香りも立ってきます。
日本酒が苦手な方には強い香りだと感じるかもしれません。

口に含むと甘みが隠れた、しかしパンチの利いた味が広がってきます。肥後の国の酒らしく、質も強く、しっかりとした日本酒という印象です。

「お~っ! くるね~。 熊本だよ」とわけのわからない言葉が浮かんできました。
やはり日本酒の刺激が苦手な人には合わないかもしれません。

口の中に、無駄な味は残りません。後口は香りや飲み始めの印象と違ってさっぱりしていて、非常に引き際のよい酒だと感じました。

正直なところ「男の酒」という印象を持ちました。
美少年と違った楽しさを味わえる酒だといえます。