草食系だんすぃ～

今年上半期で一番ほっほーと思った惹句、

ラブストーリーは仏前に

なるほど。

「さんすくみ」。

寺、神社、教会の跡取り息子三人組の「草食系ドタバタコメディ」（笑）

努力すればするほど空回りの三人ですが、

８巻にしてやっと恋のきざしが！（付き合うところまでいってないあくまでも「きざし」だけ（爆））

一応少女マンガなのに全く色っぽい展開にもならず、

男子ばっかり出てるのにＢＬにもならず（汗）な状況が、

ゆるゆるしていて、意外と好き（笑）

そして、それぞれの職業が細かく描写されているところが、

読んでいて感心させられます。

作家さん、勉強してるんだろうな。

自分ちの家業だけなら詳しく描けるけど、

どう考えても相容れない三つの職業をそれぞれ描けるというのは、

よっぽど好きなのか、よく調べて描いているんだろうな、と。




ところで、このお話、主人公たちは方言では喋りませんが、

舞台は奈良、京都周辺です。

（作者は奈良在住らしい）

身近に鹿がいたり、鹿あるあるが飛び出したり（笑）


で、最近ちょっとニュースになっていたのが、


「奈良県男子の結婚願望が急速に低下している」って。


いや、マンガの設定がマジだったか・・・

確かによく考えてみれば、神や仏に仕える身、ガツガツしておってはいかんということか。

経済的なものとか諸々事情があるのでひとくくりにするのは乱暴だけど。


まあ、今お江戸方面でこの手の話で色々問題になってるようだし（笑）

いや、本気で問題だと思ってたらもっと違う野次が飛んでたはずだけどね。