三毛にゃんこごくろうさん

日々のよしなしごとを・・・

ワカコ酒

2014年03月27日 12時00分00秒 | ほん
本屋さんなどでイチオシになっている事が多いので、

気にはなっていたのですが、

買ってしまった。




ワカコ酒





ずばり、アレですよ、「女子ひとり酒」のお話。

いや、お話というよりは、

女子(OLさん)が毎回ひたすらひとりで酒を飲むという(笑)

「孤独のグルメ」の女子版、酒付き版・・・と言ったところでしょうか。


居酒屋だったりカフェだったり。

ひとり酒と言っても、ただ酒だけで飲んだくれているんじゃただのやさぐれマンガなので(汗)

重要なのは「何と一緒に飲むか」なわけで。

各話のタイトルも、お酒の種類ではなくて「酒のアテの料理名」だったりします。

例えば第一話のタイトルは「鮭の塩焼き」。

その他、よくある酒のツマミから、

そんなものまでツマミになるのか?というお料理まで。

お料理とお酒を愛でながら、

そう、「酒が飲みたい」のではなくて、「お料理を紹介する」だけではなくて、

「美味しいものを美味しく食べるために酒を飲む」または、

「美味しいお酒をもっと美味しくするための料理」をひたすら飲み食いするという。


個人的には「これだよコレ!」と思わされる、

一人だけど「痛くない」ひとり酒。

みんなで一緒に飲むお酒も悪くは無いのだけど、

好きなものを好きなように食べる飲む、誰にも邪魔されずに、

というのはやっぱり贅沢な楽しみの一つじゃないかな、と思います。



が、このひとり酒、家でやるのは結構アリなのですが、

仕事帰りにふらっと居酒屋で一人飲む・・・

というのはなかなかハードルが高い。

いやあ、都会だから出来るんでしょ?

と思いきや、作中何度も「ロケ地:広島市○○区」というのが出てくる。

調べてみるとどうも作者の新久さんは広島在住らしい。


そうなんですよね、マンガのモデルになっているのは、

身近なお店ばかりだったりすることにひっそりと愕然としました・・・


いやいやいや、こんな田舎でも女子ひとり飲みを受け入れてくれるのか。

それが出来ない自分はただの小心者なのか・・・

うむ。

若い頃にこれが出来ていれば、もっと世界が広がったかも知れないなぁ。

と、酒や料理とは違うところで妙に感心してしまうワタシなのでした。


コメント (4)
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