捨てる神も拾う神も同じ

野郎と一緒に買い物しても面白くないわけです（笑）

何か欲しい物の目的があってお店に行くだけじゃなくて、

「ええもん無いかいのぅ？」と思いながら、

だらだらふらふらするのが楽しいわけですよ。



というわけで、

相方と街中に出ると、

解散＆集合、という感じで、

集合時間まで、各々好きな場所へ放浪の旅に出るわけです。




前置きはここまで。


そんなこんなで、

一人、楽器屋やら電器屋やら梯子していた相方氏、

途中、トイレに行きたくなって、

駐車場のトイレに行ったりしながら、

最後、本命のパソコン関連のお店へ。

増設用のディスクが欲しかったので、

あれこれ物色して、さて、これにしよう、

と、ふと財布を見ると、



……入れていたはずの一万円札が無い……。



ポケットも、バッグも全部ひっくり返しても、

見つからない。

このままでは買い物が出来ない、

いや、それ以前に、一万円は失くすには大金過ぎる（汗）

小銭入れの外ポケットに折りたたんで入れていた。

財布はあるのでスリに遭ったとも思えず。

これは、落としたに違いない。



……とほほである。


しかし、


「あきらめたら、そこで試合終了ですよ」



相方、これまでに立ち寄ったお店の足取りを辿ってみた。

無い。落ちてない。


これはアカン。

そもそも、裸の現金なのだ。

拾ったって、届け出るような奇特な人は少ないし、

届けられても「それ、自分のお金です」とも言いにくい。



……後は、落としそうな所。

もう、あそこしか残ってないさ。

そう、途中で立ち寄ったトイレで手を洗った時。

それ以外、ポケットから物が出るタイミングなんて無い。




最後の望みをかけて、相方、駐車場のトイレに戻った。








…あった。（滝汗）



手洗い場の下にひっそりと、落ちていた。

４つ折りにされた、裸の１万円札が。。。。





これは、ミラクル！！



相方、もんのすっっっっっっっごい速さで手を伸ばし、

無事、お札を回収しましたとさ。

幸い、周囲には誰もおらず、

咎められることも無かった。




「これまでの人生で、あんなに素早い手の動きをしたことが無い」

程だったらしい。



普通、誰かが見つけたら、そのまま持って行かれちゃうよね。

誰も下を見てなかったのか、誰もこのトイレを使わなかったのか（笑）

何はともあれ、お金は大切にしましょうね。




これに懲りて、

お小遣いは千円札にしようかね。。。