三毛にゃんこごくろうさん

日々のよしなしごとを・・・

そこにいる全員がひたすら酒を呑んでいるというよく考えたらすごい祭りだ

2010年10月13日 12時00分00秒 | 地元ばなし
というわけで、
よく晴れた日曜日、西条酒祭りに行って来ました。

高校時代にちょろちょろした街ではありますが、
ここ10年は殆ど足を踏み入れることなく、
駅前の変貌振りには驚きましたが、
その他の場所はあまり変わっていなくて、
むしろそっちの方が驚いたかも・・・



・・・写真は、殆どトイカメラ(フィルム式)で撮ったので、
肝心の酒蔵とか、ありません(汗)。また、いつか・・・


朝一番の開場を目掛けて出陣したため、
行きの電車は超満員(汗)
ぎうぎうにすし詰めの状態で詰め込まれ、
西条駅で、どっと吐き出されました。

10年近く通勤で使った駅ですが、
ホームが人で溢れるところなんて、見たことなかったっすよ。。。

というわけで、
西条駅で下車すると、そこから既にお祭りスタート。

駅前でパンフレットをもらい、
酒蔵を順番に回っていきます。

西条の酒蔵は、殆どが駅の近くに集中しているため、
観光にはもってこいの場所だと思います。
(もっと頻繁にイベントでも開けばいいのにねぇ)


で、なぜか、ゆるキャラ「いしだみつにゃん」に遭遇・・・


蔵ではそれぞれ、自慢のお酒を試飲させてくれたり、
いいお酒もお安く飲ませてくれます。


日本酒のお燗と温度。






何というか、いろんな温度で呑める日本酒って、いいわねぇ。
それぞれのお酒に適温があるんでしょうけど。
全部の燗に名前が付いてるところなんて、粋じゃないですか。


酒蔵とは言え一般家庭。
古い構えの家が多いけど、普段は普通に生活していらっさいます。
(そういえば同級生も造り酒屋だったけど、自宅は武家屋敷みたいだった(汗))


牡蠣もあるよ~


上が350円。下が2個で500円。
どちらも地元の牡蠣でございます。
ん~まいよ♪



で、こちら、竹酒。

400円払うと、自分で好きな竹筒を選べます。

それに1合の日本酒を注いでもらいます。


きっちり1合測ります。



ほら、この竹酒マシーンの後ろから、ちゃんと酒が注入されてます。



ワタシが選んだ竹筒は細長かったせいか、
1合が入りきらなくて、計量カップに残った酒を、
「入らんけん、このまま呑んで!」とぐびっと。。。

他の試飲ではお猪口サイズの小さなコップで飲んでいたので、
1合なんて呑めるんかいな、と思ったのですが、
これが何というか竹の香りのおかげか、
元々そういうお酒なのか、とっても呑みやすかったし、
呑み終わった後もそんなに酔わなかったっす。。。
(このお酒をお土産に買って帰りました)


で、一通り酒蔵を回りながら、
いろんな酔っ払いと交流しつつ(汗)

最後は、メイン会場の「酒ひろば」へ。

ここは入場料が必要ですが、
日本中のお酒を飲ませてもらえます。



この会場、椅子やテーブルなんて無くて、
元々公園なんですが、
備え付けのベンチがあるくらい。

後は、花見のようにそれぞれがシートを敷いて、
好き勝手にあちこちで宴会を開いています。

最初は注いでもらって、
トレーに乗せて自分の場所まで戻っていましたが、
何しろ小さなお猪口なもんで、
だんだんそれが面倒になってくる(汗)

注いでもらってすぐかぱっと飲んで、
また列に並んでかぱっと呑んで・・・
という調子で呑んでる人もたくさん。。。


てな感じで、この祭り会場に居るのは、
99%が泥酔したオトナなのですが、
何というか好きでここに来た酔っ払い達は、
どうも人が良い(笑)

全然見ず知らずの人に、
おつまみやら、残ったお酒やらいただいたりして(爆)

で、花見にありがちな「たちの悪い酔っ払い」が殆どいない。
いや、いるんだけど、道端で寝てる人も居るんだけど、
酔って他人にからむオッサンが居なかったのがすごい。
会場内でリバースしている人も見なかった。
(いたのかも知れないけど、少なくともあの人数にも関わらず、
 自分は見ていない)
あれだけの数の「気持ちのよい酔っ払い」を見たのは初めてかも。
足元がおぼつかない人はいっぱいいたけど(汗)


酒祭りというと、
どうもガラの悪い人がいっぱいいて怖いんじゃないの?
というイメージがあり、
これまで避けて来たのですが、
今回、見ず知らずの人にもよくしてもらったおかげか、
なんだか、癖になりそうよ、奥さま♪


私たちが行った日曜日は暑いくらいの晴天でしたが、
前日は雨の一日でした。

それでも賑わっていたみたい→
さすが・・・♪


そして、今回の反省を。

その1
 午前中酒蔵巡りをしたが、「重いから帰りに買おう」と思ったものが、
 後で行ったら無かった、とか、夕方閉まっていた・・・
 ということで買いそびれたものが多々あります。
 教訓:欲しい、と思ったときに買うべし!!

その2
 中途半端な時間に行くと、酒ひろばの場所取りに負ける。
 今回はたまたま撤収中の人が居たのでそこに場所が取れたが、
 大人数で行って場所(ベースキャンプ)が取れなかったら悲惨である。
 教訓:できれば「初日:蔵めぐり、二日目:酒ひろば」
    という感じで、余裕を持って参加したい!!(教訓というか願望)

その3
 酒ひろばでもらえるお猪口は本当に小さい。
 持ち歩いている間にこぼれてしまう。
 トレーを持参したが、こぼれた酒は元に戻らない。
 教訓:屋台で呑む酒のように、お猪口は枡で受けるべし!!
    さすれば、こぼれても呑める!!
コメント (10)
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