猫絵日記

絵を描きながら、猫と私のささやかな日常を綴っています。

「ルドルフ」の災難

2015-05-09 06:06:10 | 日記


さて、 この間の話の続きです。
「ルド」の2回目の青森への帰省のときのできごとでした。

この時は、「ちょろ」もいたので、2匹連れての旅になりました。
(キャリーケース2個は重かったなー。)

「ちょろ」は昨日も書いた通り、ずーっと”借りてきた猫”……。新しい環境に緊張しっぱなしで、檻の中で小さくなっていました。
一応、向こうでは猫用に大きな檻を用意し、「ルド」は慣れてくると、リードに繋いで、玄関のところに座っていました。

「ルド」は2回目とあって、だいぶまわりに慣れた様子でした。


それは、東京に帰る直前のことでした。
「あれ!? ルドがいない!!」
玄関のリードは、もぬけの殻…。
「こんな時に、どこへ行っちゃったんだろう……!!?」
心配して、みんなで近くを捜しましたが、あてもなく、何しろ広いところなので、帰ってくるのを待つしかありません。

電車の時間が迫っています。

もう、仕方がないから、このまま私たちは「ルド」を置いて帰り、夫が週末にもう一度来てみる とまで覚悟しました。

その時、「ルド」が、実家の裏の山の方から戻ってきました。

胸をなでおろしたのもつかの間…。
……!?  左の横腹に何か変なものをくっつけています。
ゴキブリホイホイの巨大版みたいな”ネズミ取り”でした。
どこかの家で仕掛けてあったのでしょう。

はがすと、粘着液がおなかのところにべったりと大量にはりついていました。
落とそうにも落とし切れず、時間もなかったので、一旦、そのまま東京に連れて帰りました。

家に帰ってからも、石鹸やら、クレンジングオイルやら、…あらゆる思いつく手を尽くしましたが、キレイには取れませんでした。


そのうち、「ルド」の横腹の毛は抜けて、無残な姿になりました。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「ちょろ」は内弁慶 | トップ | ドロボー猫 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記」カテゴリの最新記事