タロウの変化

全員が同じ部屋にいる珍しい写真
（でもこの位置関係が猫関係を如実に表している）

おかげさまでミケはすっかり回復して、いつもどおりのマイペースな生活に戻っています。
みなさん心配をおかけしました。

今日は最近のタロウの変化について報告します。
以前にも報告したことがあるようにタロウはあまり鳴かず、じっと見つめる目力で要求を訴えてきました。
ところが最近、非常に良く鳴いて、要求が満たされないといじけた態度を取るようになりました。
最初のころはどこか具合でも悪いんじゃないかと心配しましたが、そうでは無いようです。

理由は、たぶん私たちが他の子ばかりかまって、自分の存在が薄くなったと感じているためのようです。
（実際は、一番かまっているんですが、本人はそうは思っていないようです。）

この一番の原因は、２階でのアトムの力が強くなったことです。
アトムは１階にはほどんど降りてこず、２階だけが彼の安心できるテリトリーでした。
それでもおもちゃで遊んでもらっているときなどにタロウが来ると、一歩引いてタロウに譲ったりしていました。
それが最近は、逆にタロウから奪ったり、果敢にタロウに向かったり、２階での態度が大きくなりました。
今でもタロウは自由に２階に行けるしアトムとは仲良しでいつも一緒に遊んでいるんですが、これまで自分の舎弟だったアトムがいつの間にか同等になったことに自分の存在が小さくなったと感じているようです。
（でもアトムは、１階では相変わらずオドオドしていてクロにいつも２階に追い返されているんですが。）

それでクロやアトムが私たちに鳴いて要求を訴えているのを見て、自分を主張するためにまねするようになったんじゃないかと思います。
タロウの鳴き方と他の子との違いは、鳴いても要求を満たしてもらえないときは、鳴き方がキレたような叫び声に変わることです。
初めて聞いたときは、どうしたのかとびっくりしました。

私たちのタロウに対する対応は今までとなんら変わっていないのですが、それはわかってもらえてないようです。
あまったれの癖に、いじけて一人で廊下でさびしそうにしているタロウを見ると、「こっちおいでよ」連れて来るんですが．．．。
デリカシーが無く、いつも好き勝手やっているのがタロウなのに、いじけてさびしそうにしているタロウは、らしくないです。
どうしたものかぁ。

他の子もそうですが、ずっと一緒にいると少しずつ行動や態度や猫関係が変わってきて興味深いです（その分気も使いますが．．）。

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