
お盆はご先祖さまを思い出す時期ですってね。
おかあさんの本棚に、すごいものを発見!
昭和7年発行の婦人雑誌の付録・洋食のレシピです。
おかあさんのおばあちゃんが読んでいたもので、おかあさんのお母さんからもらった、と言っています。
「お惣菜向きの洋食の作り方三百種」というタイトルです。
おかあさんは時々、その本を眺めています。
参考にして作ってみたこともあるそうです。なかなかの味だったようです。
分量はグラムではなく、匁(もんめ)で書いてあって面白いですって。
カリフラワーは「花野菜」、ピーマンは「西洋蕃椒」と書いてあります。
中の写真というか絵というか、それもカラーできれい。
これを見ているだけで、お母さんやおばあちゃんがそばにいるような気がするんですって。

おかあさんの本棚に、すごいものを発見!
昭和7年発行の婦人雑誌の付録・洋食のレシピです。
おかあさんのおばあちゃんが読んでいたもので、おかあさんのお母さんからもらった、と言っています。
「お惣菜向きの洋食の作り方三百種」というタイトルです。
おかあさんは時々、その本を眺めています。
参考にして作ってみたこともあるそうです。なかなかの味だったようです。
分量はグラムではなく、匁(もんめ)で書いてあって面白いですって。
カリフラワーは「花野菜」、ピーマンは「西洋蕃椒」と書いてあります。
中の写真というか絵というか、それもカラーできれい。

これを見ているだけで、お母さんやおばあちゃんがそばにいるような気がするんですって。

ココちゃんのお母さんめずらしいもの持ってるにゃ。
えふ母さんが「懐かしい」って。
えふ母さんのお母さんは明治生まれでお父さんと結婚
した当時から「主婦の友」や「婦人倶楽部」を購入してたので
実家には古い雑誌がたくさんあったそうにゃ。
「でも今は一冊も残ってない」って。
ココちゃんのお母さんの本は本当に「お宝」にゃ、いつまでも
大切にしてにゃ。
昔の婦人雑誌って、味があって丁寧な内容でいい感じだったわあって、おかあさんもお目目キラキラにして言ってるのよ。えふ母さんのお母さんももしかしたら、この付録を見てたかも知れないわね。
もうボロボロだけど、大切にするつもりのおかあさんです。コロちゃん、ありがとさん。
この時代は今の時代から比べると、
すごい大胆な表現だったり、そんなこと言っていいの?だったりで、
なんともおかしさもあり、それでいて優雅さもあり。
さらに重なって肉親を思い出すとなると、ほんと、お宝ですね。
今から70年以上も前の雑誌、これを知っている人は今ほとんどいないでしょうけど、見てるとその時代の人に会ってるような気分になる、とおかあさんは語ります。
「担当の先生方」の先頭に『陸軍大学教官ハリス氏夫人』などというのを見ると、さらに想像力をかきたてます。
あとがきに以下の文が。「・・・例へば、鯵の料理をするといたします。煮魚などにしたら、お義理でこそ食べてもくれませうが、誰も喜んでなど食べません。それを、ちょつと塩、胡椒して、フライ鍋でジュッとバタ焼にでもしませうものなら、どんなにか御馳走のやうに喜んで頂きます。五つ六つの子供でさへも、さうなのですから、台所を預かるものは、考へなくてはならぬことだと思ひます。」
これを書いた人は、まさか後に「メダボ」などという現象に日本人が悩まされるとは露知らず。
アリスちゃん
本当に見てると飽きないらしいわよ。
今度、おかあさんがアリスちゃんのお母さんに会う時に、見せてあげたい、と言っています。お楽しみに。
暑さがぶり返してるから、みなさん、お気をつけて。