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あさのあつこ「晩夏のプレイボール」

2021年05月03日 | あ行の作家
角川文庫
2010年6月 初版発行
2017年5月 9版発行
解説・はらだみずき
269頁

「夏の甲子園」をめぐる10編
野球が大好きでも続けることの出来なかった女子
甲子園に挑むことすら許されない廃校前の高校野球部員
野球が大好きだった息子を亡くした夫婦
甲子園で栄光を掴んだ者
野球に魅せられていく奨学生
野球を通じて描かれるのは人と人の繋がり、人と生まれ育った土地との繋がりです

あさのさんは女性なのに野球少年、高校球児の気持ちを上手く描きますね
野球というスポーツに関しても、まるで経験者のようです

何が起こるのかわからないのが野球
9回裏2アウトから始まるドラマがあるからこそ勝っても負けても野球ファンは止められません
タイトルが『真夏』ではなく『晩夏』というのがナイスです

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