幻冬舎文庫
2013年7月 初版発行
解説・ペリー萩野
290頁
11/9の映画公開前までに、と思い読みました
面白い
斬新です
全編、現代語
主たる登場人物たちのモノローグと回想です
解説のペリー萩野さんも書いておられますが
お市の方が柴田勝家の強烈な加齢臭をモノローグする、なんて笑える笑える
読後はひとつの舞台を鑑賞した後のよう
小説としては価値があるのかどうか疑問が残りますが
映画がますます楽しみになりました!
結局は映画の予備知識を得るための読書でした
ま、こういう読書もアリということで…
三谷さんでしたよね???
すっごく面白そうです。
原作を読んじゃうとなかなか
映画作品って勝てない気が
するのですが・・・
それは僕だけ???
本作はまるで映画の脚本のようで、俳優さんの顔を思い浮かべながら読むとこれまた面白い!
特に勝家=役所広司!
映画は史実より人間に注目して観たいと思います♪
それと、私も柴田勝家の加齢臭の話にはウケてしまいました。お市の方の辛辣な評がキビシイ!
秀吉がお茶々を「子供のくせに妙に色気がある」などとイヤラシイ目線で見ているあたりもなかなかなんですが。
この、現代語訳シリーズで、もっと先も読みたいですね。
「清洲会議」という短い時間を題材に選んだ三谷さん、素晴らしいです。
ホント、現代語訳シリーズになるといいですね!