「海よりもまだ深く」
2016年
15年前に一度だけ文学賞を受賞したものの、その後は鳴かず飛ばずの小説家(阿部寛)
作家として成功する夢を追い続けていますが、「小説の為の取材」と言い訳しつつ生活の為探偵事務所で働いています
離婚した妻(真木ようこ)に未練のある彼は事務所の経費を使い張込みをして彼女に新しい恋人がいることを知りショックを受けます
ある日、団地で一人暮らしをしている母(樹木希林)の家に集まった小説家と元妻、息子は台風で帰れなくなりひと晩を一緒に過ごすことになります
正直、是枝監督と阿部寛さんに樹木希林さんの組み合わせに厭きたというか、いつもと同じ安心安定の内容で思わぬ展開もないのだろうと思いつつ観始めたのですが、何故かしら引きこまれてしまいました
阿部さんと樹木さんが良いのでしょうネ
「悼む人」
2015年
原作は天童荒太さん
直木賞受賞作です
事件や事故に巻き込まれて亡くなった人々を悼むため全国を放浪する青年(高良健吾)
かつて夫を殺してしまった女性(石田ゆりこ)
病に冒された青年の母(大竹しのぶ)
青年を追う週刊誌記者(椎名桔平)
などなどが織りなす人間ドラマを通し描かれる人の生や死、罪と赦し
ひとりの人間が生きていたこと、愛し愛された人がいたこと
亡くなった後、その人にとって一番大事なのは生前の名声や成し得たことではなく、そういうことなのでしょうか
何だろうこれは…
大竹しのぶさんの演技は素晴らしかったです
「ハナミズキ」
2010年
一青窈の大ヒット曲「ハナミズキ」をモチーフにしたラブストーリー
新垣結衣、生田斗真
二人が高校時代から30代までを初々しく演じます
なんのかんの言わず、二人の恋が成就しますように、100年先まで好きでいられますように、祈りながら鑑賞しましょう
向井理ファンなので、ストーリーの為に彼を死なせてしまったのは残念!
「醒めながら見る夢」
2014年
京都を舞台に恋人とその妹との関係に揺れる劇作家が真実の愛を探求する姿を描いた作品
辻仁成監督とは相性が悪いのですが一応観てみました
やっぱりダメでした
その世界観が全く理解できませんでした(涙)
最後まで観たことを誉めて欲しいです(^_^;)
「ラヂオの時間」
1997年
三谷幸喜初監督作品
ラジオドラマの生放送中のスタジオを舞台に繰り広げられる騒動を描いた密室シチュエーション・コメディ
勢いがあります
三谷作品に出演することで役者の技量がウンと上がるのは間違いない!と思いました
お見事!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます