第11回桂南光独演会
中電ホール
個性的な声の南光さん
意外と好き^^
満員御礼とのこと
座席に着く前
主人の知り合いの方にバッタリ
以前からたまに一緒になる方なのですが
お互い「またお会いしましたね~」
仕事で月の半分は東京だそうです
仕事を抜けて鈴本演芸場の昼席に行ったりされるとか
羨ましいことです!
さて
本日の演目
桂米輝さん
「道具屋」
25歳にもなってブラブラしている男が叔父さんに代わって古道具屋の商売を始めます
真正直で少し抜けたところのある男と客のやり取りを楽しむ噺です
昨年末、春風亭きいちさんで聞いたばかりです
江戸と上方、演者さんの違いで随分と雰囲気が変わるものですね
桂南光さん
「京の茶漬け」
京都では客がお帰りになる様子を見せると『お茶漬けでも…』と言うそうです
それはただの挨拶で本当にお茶漬けをご馳走する意志はありません
これは以前どこかで聞いたことがありますが、知らないと恥をかく言葉ですね
大阪の男が京都の知合いの家でいつも『お茶漬けでも…』と言われるのですが一向にお茶漬けが出てくる気配のないのに腹を立て、今度こそお茶漬けを頂こうと意気込んで出掛けます
男と、京都のおかみさんのやりとりがクスリと笑えます
中入り
桂米紫さん
「転失気」
腹痛でお医者にきてもらった和尚さん
最後に『最近転失気はありますか?』と聞かれます
転失気が何のことか分りませんが大層な見栄っ張りの和尚さんはお医者に質問することも出来ず有耶無耶にして帰ってもらいます
しかし、転失気が何なのか気になって仕方がなく、小僧さんに近所の荒物屋か花屋へ行って転失気を借りてくるよう言いつけます
落語THE MOVIEでは小僧さんを鈴木福君が演じていました
ちょっと悪戯好き、頭の回る小僧さんが可愛らしいです
桂南光さん
「三枚起請」
生涯一枚しか書いてはならない起請を三枚も書いて三人の男を手玉にとる性悪女と騙されながらも女についていってしまうダメな男たちの噺
わかっていても男とは情けないものですね~
南光さんはマクラがお上手です
わかりやすく的を得たマクラで落語の理解が進みます
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