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おうち映画(海外)・スティル・ウォーター/こんにちは、私のお母さん

2023年12月11日 | 映画(海外)
「スティルウォーター」
原題 STILLWATER
2021年 アメリカ
【Netflix】

留学先のフランス、マルセイユで殺人罪で服役中の疎遠だった娘・アリソン(アビゲイル・ブレスリン)の無実を証明するため、アメリカ、オクラホマ州スティルウォーターから言葉も通じない異国の地へ単身渡ったビル(マット・デイモン)は、自分の力で真犯人を探し出そうとしますが、移民が多く治安が悪い町のほとんどの住民はビルと話そうともしません
そんな中でフランス語の通訳など、協力してくれる母娘との出会いがビルの心の支えとなり、精力的に動いた結果、事件の真相が見えてきます
真犯人と思しき若い男性が見つかってからはミステリアスな展開に目が離せませんでした

時代に取り残され、変化せず沈んでいくだけの町と思っていたスティルウォーター
マルセイユから戻れば、全て変わって見えるに違いありません
真実は何であれ、ビルの変わらないアリソンへの愛が救いでした
      




「こんにちは、私のお母さん」
原題 HI,MOM
2021年 中国
【ムービープラス】

元気と明るさだけが取り柄で、何をやっても上手くいかず、母に苦労ばかりかけてきた娘・シャオリン(ジア・リン)
ある日、母と一緒に交通事故に巻き込まれ、病室で母のベッド脇で眠っていたはずが、20年前の1981年にタイムスリップしてしまいます
そこで若き日の母(チャン・シャオフェイ)と出会った彼女は、母の幸せのため、お金持ちの男性と結婚させようと奮闘します
しかし、それは自分がこの世に産まれてこないことを意味していました

シャオリンが母の為に奔走する姿から、ぽっちゃり体型で鈍くさかったのが徐々に可愛らしく見えてきます
全体に『良い作品』程度で終わるような気がしていたのが、不器用なシャオリンがかぎ裂きを見えなくするための刺繍だけが上手くできる理由がわかってからは泣けるシーンの連続
母親は娘の出来が良かろうが悪かろうが関係なく愛情を注ぐものなのです
監督、脚本、主役を務めたジア・リンが世の全ての母親に捧げた作品です
      

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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『スティルウォーター』 (小米花)
2023-12-15 21:29:06
マット・デイモンの普通のお父さん、地道なお父さんが良かったですね。

https://blog.goo.ne.jp/mysketchbook/e/26017de24fda61fa40d60aa77e53659d
返信する
小米花さん (こに)
2023-12-16 11:16:38
マットデイモン、そこらにいる普通の男を演じさせたら一番ですね。
ザ・アメリカ人の出で立ちがよく似合います。
返信する

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