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おうち映画(海外)を5本

2019年09月22日 | 映画(国内)

「ヒトラーに屈しなかった国王」
原題 THE KING’S CHOICE
2016年 ノルウェー
【ムービープラス】

1940年、ナチスドイツに降伏を迫られたノルウェー国王ホーコン7世(イェスパー・クリステンセン)
が決断を下すまでの3日間を描いた歴史ドラマ

ホーコン7世は元々はデンマーク国王の次男で、この時兄であるデンマーク国王クリスチャンは既にナチスドイツに降伏していました
見どころは、ホーコン7世と駐ノルウェー・ドイツ公使ブロイアー(カール・マルコビクス)の2人だけで行われる交渉シーン
ギリギリまで追いつめられるホーコン7世ですが、決して威厳を失うことなくブロイアーの要求を突っぱねます
しかし、軍事力に劣るノルウェーは降伏
一時期はイギリスに亡命し、戦後になりアメリカに亡命していた孫・ハーラル(ハーラル5世現国王)と再会を果たすシーンでラストを迎えます

威厳と優しさに溢れたホーコン7世はノルウェー国民に強く支持されていたそうです

これもまた映画で学ぶ歴史でした
学校でお勉強するより、映画やドラマからの方がよほど効率よく頭に入ってきます^^





「ユダヤ人を救った動物園~アントニーナが愛した命~」
原題 THE ZOOKEEPER’S WIFE
2017年 アメリカ
【ムービープラス】

1939年、第二次大戦下のポーランド、ワルシャワ
ヤン(ヨハン・ヘルテンベルグ)とアントニーナ(ジェシカ・チャスティン)夫妻の営む動物園も空爆を受け運営が難しくなります
ナチスがやってきて施設を占領されてしまいますが、夫妻はゲットーからこっそりユダヤ人を連れ出して動物がいなくなった獣舎に匿まい、隙をみて潜伏場所に送っていました
その数は300人にも及び、密告で銃殺された2人以外は皆生き延びたそうです

アントニーナに気があり、動物園閉園後の施設を使って絶滅種、オーロックの復元を試みるヒトラー直属の動物学者ヘック(ダニエル・ブリュール)の存在がアントニーナを悩ませます
ダニエル・ブリュールの顔はどうしても善人に見えてしまい、ユダヤ人を匿っていることが分ってもそっと見逃してくれるのかと期待しましたが、そう簡単にはいきませんでした
「グッバイ・レーニン」「コッホ先生と僕らの革命」のような役のダニエルが好きなのですが、悪人役も多いですよね
悪い役をやっても微妙に善人っぽい雰囲気が良いのかしら?
ジェシカ・チャスティンは意思の強い女性・アントニーナ役にピッタリでした

ユダヤ人を救ったといえば日本では杉原千畝の功績が讃えられますが、世界中に同じような事を成した人がいるのですね
またまた映画で学ぶ歴史でした





「アデライン、100年目の恋」
原題 THE AGE OF ADELANE
2015年 アメリカ
【Netflix】

1937年、29歳のアデライン(ブレイク・ライブリー)は車の事故に遭い、一度は心拍停止となりますが雷の直撃を受け生き返ります
しかし、それが原因で老いが止まってしまい、永遠に29歳のまま生きることになってしまったアデライン
交通違反で警察に止められたところ、中年になっているはずなのに若々しい姿に疑問を持たれ、FBIに拉致されそうになったのをきっかけに、住まいや名前、髪形も変え、娘とも別れて暮らす生き方を選びます

ファンタジーの要素もあってとても面白かったです
ブレイク・ライブリーの美しさからは老いることの出来ないアデラインの悲しさがしみじみ伝わってきました
1930年代から現代までのファッションも素敵です

リチャード・ギアが昔の恋人役
現在は勿論おじいちゃんになっていて、息子が連れてきた恋人が、自分が昔愛したアデラインその人で狼狽え、妻に訝られます
ま、落ち着くところに落ち着いて、ハッピーエンド
“彗星”と絡ませた終わりかたが良かったです♪





「ハード・ウェイ」
原題 THE HARD WAY
1991年 アメリカ
【BSプレミアム】

ハリウッドのトップスター(マイケル・J・フォックス)が役作りのためにニューヨーク市警の刑事と一緒に殺人犯を追うようになることから始まる騒動をコミカルなタッチで描くアクション

無理やりな設定と銃社会・アメリカを目の当たりに見せられて何だか…
観ている時はそれなり楽しみましたが終われば全て忘れてしまうような内容でした
マイケル・J・フォックスの寝相がバック・トゥ・ザ・フューチャーと同じだったというのだけは忘れないかも^^





「ゴーン・ガール」
原題 GONE GIRL
2014年 アメリカ
【Netflix】

ミズーリの田舎町で誰もが羨む結婚生活を送るニック(ベン・アフレック)とエイミー(ロザムンド・パイク)夫妻
しかし5回目の結婚記念日の朝、エイミーが突如失踪します
警察に通報し捜査が始まる中、ニックは何が何だかわからないまま捜査担当のボニー刑事(キム・ディケンズ)に妻殺しの疑いをかけられていることを知り愕然とします…

前半はニックの立場で
後半はエイミーの立場で
何ともまぁ、ものすごい内容でした
頭の切れるサイコ女・エイミーが怖すぎました
エイミーの両親はエイミーの本性を知らなかったのかしら?
これはしっかりと記憶に残る作品です!




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