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おうち映画(海外)を5本

2019年05月30日 | 映画(海外)

 

 

「めぐりあう日」
原題 JE VOUS SOUHAITE D’ETRE FOLLEMENT AIMEE
2015年 フランス
【シネフィルWOWOW】 

実の親を知らずに育ってきた理学療法士のエリザ(セリーヌ・サレット)は自身の出生について調べようと息子と一緒にパリから北フランスの港町ダンケルクに移り住みます
機関に調査を依頼し、実母がこの町で暮らしていることはわかりますが面会を拒否されたうえ名前すら教えてもらえません
ある日、息子が通う学校で雑務係として働く中年女性のアネット(アンヌ・ブノワ)が患者としてエリザの療法室を訪ねてきます
治療を通じて2人は次第に親密感を覚えるようになるのですが… 

自分のアイデンティティを見つめていくうえで会うことが出来た実の母
母に愛されていたことを知り、息子の瞳が実母が愛した男性のものと同じと知り、息子や夫との関係を見つめ直していくヒロインの姿はとても美しく印象的でした 

セリーヌ・サレットがケイト・ブランシェットか宮沢りえさんに見えて仕方がありませんでした
雰囲気、わかりますでしょう?

 

 

 

 

「ディスタービア」
原題 DISTURBIA
2007年 アメリカ
【シネフィルWOWOW】 

父親を自動車事故で亡くしたケール(シャイア・ラブーフ)は自暴自棄になって学校で教師に暴行を働き、3ヶ月の自宅軟禁処分を受けます
暇を持て余した彼は、友人と一緒にゲーム感覚で近所の覗き見をするようになり、隣人の男の異常さに驚きます
時を同じくして世間では赤毛の女性ばかりが行方不明になる事件が続発しており、隣人の男と事件を結び付けて監視を強めていきます

ミステリーとのことでしたが、ラストにスカッとする結末が待っている青春映画として観賞しました
悪くなかったですヨ

 

 

 

 

「ザ・シークレット・サービス」
原題 IN THE LINE OF FIRE
1993年 アメリカ
【ムービープラス】 

大統領暗殺を予告する犯人と闘うベテランのシークレット・サービス、フランク・ホリガン(クリント・イースツッド)の姿を描くサスペンス・アクション
ホリガンはかつてケネディ大統領暗殺の瞬間、現場にいながら大統領を守れなかったことを今も悔やんでおり、年齢から現場からは引退を薦められていますが、犯人逮捕に並々ならぬ思いを抱いています 

ホリガンと犯人の攻防は見応えがありました
まさに手に汗握るといった展開の連続です
犯人がホリガンの過去を知っていて執拗に挑発するのに対し、崩れそうになりながらも持ち堪えるタフなクリント・イーストウッドは本当にカッコ良かったです
犯人役のジョン・マルコビッチの怪演ぶりも見ものでした
ホリガンに理解を示す女性護衛官のリリー(レネ・ルッソ)の存在はホリガンにとって大きいのですが、ほんの添え物に過ぎない印象しか残りませんでした(^_^;)

 

 

 

 

「ある戦争」
原題 KRIGEN
英題 A WAR
2015年 デンマーク
【ムービープラス】 

母国デンマークに妻子を残し150人の兵士を率いてタリバン圧政下のアフガニスタンに派遣されたクラウス(ビルウ・アスベック)
ある日、部下が地雷を踏んで命を落としてしまいます
さらに、ある村を訪れた彼らは敵の急襲を受けて航空支援を要請しますが、その支援攻撃によって11名の民間人が犠牲となります
責任を問われたクラウスは国に戻され民間人殺害容疑で軍法会議にかけられ起訴されます
厳しい状況下、敵がいたのは確かですが、民間人に死者が出たのも事実
国のために家族を残して紛争地域に赴いた結果がこのようなことになるとは、クラウスにとっても家族にとっても気の毒としか言いようがありません 

判決結果はあれで良かったのかどうか…
そもそも紛争が無ければ…
色々な事を考えさせられました

 

 

 

 

「グランブルー」完全版デジタル・レストア・バージョン
原題 LE GRAND BLEU:VERSION LONGUE
1988年 フランス、イタリア
【BSプレミアム】 

幼い頃からイタリア人少年・エンゾにライバル視されていたフランス人少年・ジャック
道具を使わず海に潜り深度を競うフリーダイビングに全てを賭けた幼馴染2人(ジャン・レノ、ジャン=マルク・バール)の友情と、彼らと運命的な出会いをする女性・ジョアンナ(ロザンナ・アークエット)の絆を描きます 

ジャックに勝つことだけが生き甲斐だったエンゾ
ジャックが彼の死を見届けるシーンは言葉を超えた2人の友情に苦しいほど切なかったです
ラスト、イルカに魅入られたジャックは穏やかな表情を見せながら深い深い海の底へ女神を追って沈んでいきます
彼は幸せだったのでしょうね
残されたジョアンナは可哀相すぎますが、ジャックとジョアンナの恋愛は重要視せず、エンゾとジャックの友情、美しい海、空を堪能すれば良い映画と思いました 

余談
少年時代のエンゾ役の男の子がジャン・レノそっくりで笑えました^^

 


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