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三浦綾子「細川ガラシャ夫人」

2010年07月16日 | ま行の作家

大河ドラマを見たような印象です

戦乱の世
明智光秀の娘として伸び伸びと育てられた玉子
信長の命により細川忠興と結婚

女は男の所有物でしかないのか
政治の道具でしかないのか

美しく聡明な玉子
細川家で何不自由なく暮らせるはずだった玉子は次々自分に降りかかる理不尽な出来事に悩み苦しむ中でキリストの教えに出会い、やがて洗礼を受ける

洗礼名はガラシャ

キリストの教えの下
夫の為に、細川家の為に命を落としたガラシャ夫人の生き方
壮絶です


三浦さんご自身の闘病生活と信仰が書かせたものなのでしょうか


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2 コメント

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sannkenekoさん (こに)
2012-02-27 19:34:17
こちらこそありがとうございます。
そうですね。辛い立場にあると玉子のような女性は返ってうまく立ち回れなくなるのでしょうか。
その点、昨年の大河で描かれた「浅井三姉妹」は見事に戦国時代を生きた女性でしたね。
そういえば、本書で描かれた豊臣秀吉は最悪でした。^^;
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こんにちは。 (sannkeneko)
2012-02-26 18:04:42
いつもTBでお世話になっておりますm(_ _)m

娘時代から変わらなかった意思の強さが
こういう最期になってしまったのでしょうか。

>夫の為に、細川家の為に命を落としたガラシャ夫人の生き方
逃げ延びた大名家の夫人はたくさんいるのに、
何だか理不尽ですよね。
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