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笑の輪  ~えみのわ~

「大工集団 楽居」の家づくり
~家づくりのあれこれ・楽居の日常~

欅の木に出会いました

2008-03-16 22:48:43 | ふと考える事
こんにちは 湘南で木の家づくりをしている楽居の西澤です。

今日は 欅の木に会いに行きました。

欅の木・・・・・ 年月が経つにつれ
だんだんと 色が飴色になっていく・・・ 

艶があり深みのある    風合い




この目の前にある欅の木は およそ280~300年前の木
およそ280年たってはじめて 家の一部になるために
人の目に触れるようになった訳です。

とてもキレイな欅です。
でもこの欅 伐採されてから35年以上 
手間暇を掛け 天日乾燥したものなのです。

何十年もかけてやっと 使うことができる状態になる・・・
高額な訳です。

思ったことは 誰が欅の木はこんなに何十年と寝かせて
使える様になるなんて 発見したのか????


それは わかりませんが・・・・・




この欅に出会った三浦さん 

考えます・・・ ひたすら考えます。

スケールで何度も あたり 考えます・・・・
 
手間暇掛けて面倒を見た来たおやじさん→→→家の材料として使う大工へ


大事に育てられた欅への想いを一心に受け 
この欅を どう使おうか・・・・ どう見せようか・・・

長い時間考えます。



家に使う材料は 
1本 1本考えられていきます。

この木を・・・・  この木は・・・・・

「大工は 木と話す」

加工するときも 話しますが、
出合ったときも 話をしているのが良くわかります。

私には 何を話しているのか解りません・・・・
でも 木と触れ合っている 三浦さんは
悩んだ顔をしていても

私には とても楽しそうに見えます。

湘南木の家づくり 楽居

では また・・・・・・