【パリ=三井美奈】フランスの国民的俳優アラン・ドロンさん(77)が、同国の極右政党「国民戦線」への支持発言をめぐるトラブルから、ミス・フランス審査委員会の名誉会長を辞任した。
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18日、AFP通信を通じて辞表を公開した。
ドロンさんは先週、スイス紙とのインタビューで「国民戦線は重要な位置を占めている。よいことだと思うし、理解もする」と発言。これに対し、同委員会は「発言に賛同しない。我々は政治と無関係」とするコメントを発表した。ドロンさんは辞表の中で、「ばかげた対応。現実の否定だ」と委員会に対する不快感を表明した。
「移民排斥」などを主張する国民戦線は、仏で支持基盤を急速に広げている。ドロンさんは映画「太陽がいっぱい」(1960年)などの作品で世界的に知られ、歴代ミス・フランスのエスコート役を務めてきた。
(2013年10月20日08時44分
読売新聞)
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