migisikenのブログ

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

臍帯血移植推進へ拠点病院 厚労省、iPS研究期待も

2012-10-26 04:23:04 | 日記

 【阿部彰芳】骨髄や赤ちゃんのへその緒の血液(臍帯血〈さいたいけつ〉)に含まれる造血幹細胞の移植治療を進めるため、厚生労働省は来年度から医療体制の整備を促す。実績を積んだ病院を拠点病院に指定し、人材を育て研究を支援する。臍帯血は質の高いiPS細胞(人工多能性幹細胞)を作りやすく研究への利用も期待されており、管理する施設の技術向上を後押しする。
 造血幹細胞は白血球や赤血球を作りだし、白血病や悪性リンパ腫の治療に使われる。ただ、移植には患者と提供者の型を合わせる必要があり、血縁関係ではない人同士で一致する確率は数百分の1から数万分の1とされる。一方、移植件数は2011年度で10年前の2.5倍の2378件に増え、環境整備が課題となっている。
 厚労省は来年度予算の概算要求で今年度の3割増の24億円を要求。骨髄提供者の登録や臍帯血の保管を担うバンクの財政を支援するほか、現在、骨髄の採取や移植を実施している全国約170施設の中から拠点病院を10施設ほど指定。研究や教育を担うスタッフの人件費を補助する。


関連ニュース

ウィンドウズ8が発売 秋葉原にファン詰めかける
「福島忘れないで」 伊のスローフードの祭典で訴え
「福島忘れないで」 伊のスローフードの祭典で訴え

クレジットカード 現金化 比較