20分、豪州選手と激しく競り合う沢(上)=青山謙太郎撮影
62分、先制ゴールを決める川澄(左)=青山謙太郎撮影
豪州戦に勝利し、サポーターの声援に応える沢ら=青山謙太郎撮影
サッカー女子・ロンドン五輪アジア最終予選第3節の日本女子代表(なでしこジャパン)―豪州女子代表戦は5日夕、中国・山東省済南で行われ、日本は1―0で競り勝ち、予選3連勝とした。
日本は勝ち点を9に伸ばし、五輪出場に王手をかけた。アジア最終予選は、6か国が総当たりで対戦し、上位2か国が出場権を獲得する。
日本は9分、宮間のスルーパスを、相手DFの裏に抜け出した永里優がシュートするが、GKに防がれる。
日本は17分、ゴール前の永里優が頭で落としたパスを、川澄がけり込むが、ゴール上へ外れる。
日本は26分、ゴール前の近賀からパスを受けたフリーの永里優がシュートを放つが、左のゴールポストに当たって得点ならず。
日本は29分、川澄が相手DFの背後に抜け出してシュートするが、GKに阻まれる。
日本は36分、左サイドを駆け上がった鮫島が中央へ流れてシュートを放つが、枠の外へ。
日本は中盤のパス回しで主導権を握り、何度も決定的な好機を作るが、シュートを決めきれず、両チーム無得点で前半を終了。
日本は前半と同じメンバーで後半を開始した。
日本は後半の56分、CKからゴール前にこぼれたボールを近賀がミドルシュート、枠へ飛んだボールはGKにはじかれる。
日本は62分、永里優のパスを受けた川澄がシュートを決め、先取点を奪った。
日本は71分、先制点を挙げた川澄に代えて、FW安藤を投入。
日本は80分、沢が警告を受けた。
日本は82分、大野に代えてFW丸山を投入。
日本はそのまま1―0とリードして逃げ切った。
◇
日本の先発は、3日の韓国戦先発から、安藤に代わって永里優が入った。
日本の先発は以下の通り。
▽GK 海堀(INAC)
▽DF 近賀(INAC)、岩清水(日テレ)、熊谷(フランクフルト)、鮫島(ボストン)
▽MF 阪口(新潟)、沢(INAC)、大野(INAC)、宮間(岡山湯郷)
▽FW 川澄(INAC)、永里優(ポツダム)
(2011年9月5日18時23分
読売新聞)
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