○○坂上ピアノ教室○○

結婚を機に故郷札幌を離れ、ロンドン生活15ヶ月、現在は東京ライフを満喫中♪

今月の鑑賞備忘録2

2011-06-21 20:58:59 | ロンドン生活~音楽~
今月は、2週連続でロイヤル・オペラを見てきました。

まずは、ローマでの舞台巡りで準備万端、プッチーニの『トスカ』!
(↑日記はコチラから)



序曲が始まってすぐに、「今日は何かが違う・・・」と直感的に思わせるほど、
ロマンティックすぎるくらいのオーケストラに一瞬にして心を奪われました。
指揮はパッパーノ氏。

音楽のなせるわざ・・・なのでしょうか、
第2幕、第3幕と思わず涙がこぼれてしまいました。
(こんなこと初めて!)

トスカ役の歌手は古き良き歌声でとても心地よく、美人。
嫉妬深いトスカを表情豊かに演じていました。

影の主役、宿敵スカルピアは悪の存在感たっぷり、
トスカの恋人カヴァラドッシも美しく流れるようなテノール。


この日は、午前中にローズ・クリケット・グラウンドをガイドツアーで巡り、

(メディアセンターからの眺め)

そして午後には、チケット発売時に予約して長いこと楽しみにしていた
「ミロ展」(テート・モダン)に行ったりと、慌ただしい一日。

(私達夫婦はミロの大ファン!)

そんな一日の疲れを忘れさせてくれた『トスカ』。
素晴らしい歌手陣に、豪華な舞台セット、
その中でもオーケストラの演奏は特に印象に残るものでした。

今月の鑑賞備忘録1

2011-06-21 14:09:50 | ロンドン生活~音楽~
昨年の暮れ、夫が風邪で寝込んでしまい、
買ってあったチケットが無駄になってしまったミュージカル・・・

Legally Blonde』!!!

今回、ようやくリベンジを果たすことができました

先月の『Wicked』に続き、
(↑出演していたキャスト全員が本当に素晴らしく、最高の舞台でした
今回も「ミュージカルの会」と称して、夫と友達4人の計6人で楽しんできました!


この作品は、映画『キューティ・ブロンド』(原題:Legally Blonde)の
ブロードウェイ・ミュージカル版。

やはり今回も、前もって買ってあったCDで、
歌詞カードを見てはわからない単語を調べ、入念に予習。
(このくらいの執念で勉強ができたら良かったのですが・・・

というのも、言葉の使い方もアメリカ的言い回しが多く、しかも早口。
・・・相当苦労しました


主人公はブランド大好きブロンド娘エル。
ふられた彼氏を追いかけ、猛勉強の末、ハーバード大学のロー・スクールに見事入学。
最初は浮いていた彼女も、そこで出会ったクラスメイト、エメット(男)の助けを借り、
いつしか弁護士を目指すように・・・そしてLOVEの行方は!??


昨年のローレンス・オリヴィエ賞受賞作品。
楽曲も豊富で、飽きることなく最後まで私達を惹きつけてくれた舞台は、終始明るくポジティブ

お揃いのピンクのキャミソールを着て、お揃いのブロンドのカツラをかぶってきている子達もいて、
舞台を見ていると、こんなにもこのミュージカルが愛されている理由がわかったような気がしました