○○坂上ピアノ教室○○

結婚を機に故郷札幌を離れ、ロンドン生活15ヶ月、現在は東京ライフを満喫中♪

PAUL

2011-03-07 17:58:17 | ロンドン生活~映画~
SFオタクのおじさん二人組と、ちょっとおかしなおじさんエイリアンの旅物語『PAUL

主演&脚本は『HOT FUZZ』『Shaun of the Dead』のサイモン・ペグとニック・フロスト。
(『HOT FUZZ』についての日記はコチラから)
日本ではあまり馴染みのない二人ですが、イギリスでは大人気!

とはいっても、相変わらず映画館はガラガラでした


舞台はアメリカ。
SFオタクのグレアムとクライヴは大親友。
念願のSF聖地巡礼のため、二人はイギリスからはるばるアメリカへ。
意気揚々と聖地観光を始めた二人の前に突然エイリアンのポールが現れ・・・


正直、英語はかなり聞き取りづらかったです・・・

ハリウッド超大作というわけでもなく、
日本で公開されるかも微妙な作品ですが、
スター・ウォーズやSF作品ネタが随所に織り込まれ、
コミカルな登場人物達を見ているだけでも楽しめるコメディー作品です。


塔の上のラプンツェル

2011-02-08 18:54:30 | ロンドン生活~映画~
ちょうど1週間前になりますが、
塔の上のラプンツェル(原題:Tangled)』を見てきました

ディズニー長編アニメーションの記念すべき50作品目ということで、
お祝いの気持ちも込めて映画館で見ることに


結論から申し上げますと・・・

「見てみたいけどDVDでもいいかなぁ~」と思っているアナタ!
映画館に行って絶対3Dで見てください!! 以上


正直、2度ほど薄っすらと涙がこぼれました

ヒロインのラプンツェルとヒーローのフリンのラブマックス(?)シーンを境に、
終盤の盛り上がり曲線は若干下降気味でしたが、
色彩豊かなビジュアルと、アラン・メンケンのディズニーらしいミュージカル・ナンバーが、
二人の冒険ストーリーに花を添えています

『新しい人生のはじめかた』をもう一度

2011-01-25 22:50:54 | ロンドン生活~映画~
ロンドンを舞台にした大人の恋物語『新しい人生のはじめかた』(映画公式HP

一度、札幌の映画館で見ているのですが、ロンドンに住むようになって9ヶ月、
新しい発見を期待して改めて見てみることにしました。

主演のエマ・トンプソンの愁いを帯びた目が印象的なこの映画。

アメリカからやってきたハーヴェイ(ダスティン・ホフマン)と
エマ・トンプソン演じるイギリス人ケイトの掛け合いがとてもナチュラルで、
大がかりな映画とはいえない作品の中で二人のオスカー俳優の味わい深い演技が光ります。

二人のデートシーンはロンドン観光そのもの。
トラファルガー広場にサマセット・ハウス、サウスバンク遊歩道などなど・・・
ハーヴェイの娘の結婚式場は、昨年、夫の両親が泊まったホテルでした♪

ハーヴェイは作曲家という設定なので、
ダスティン・ホフマンがピアノを演奏するシーンが織り込まれているのもポイントアップ。

ただ、予告編で流れるドビュッシー『アラベスク第1番』は、
残念ながら作品中には一度も出てきません。詐欺だわ(笑)


諦めることに慣れてしまったむなしい日々から一歩踏み出す勇気。
ロンドンの美しい眺めと一緒に感じてみてはいかがでしょうか。

(原題『Last Chance Harvey』)

英国王のスピーチ

2011-01-17 10:10:38 | ロンドン生活~映画~
映画『英国王のスピーチ(The King's Speech)』主演のコリン・ファース。
ゴールデングローブ主演男優賞受賞おめでとう!!!

先日、映画館に見に行ってきたばかりのこの映画。
普段はガラガラの映画館が、なんと奇跡の満席状態
やはりイギリス人も、自国のKingのお話は気になるものなのですね~

吃音に悩むジョージ6世(コリン・ファース)と吃音症治療師(ジェフリー・ラッシュ)とのやりとりは、
劇場内が30秒に一度は笑いに包まれるほど

英国の映画らしく、霧や雨のロンドン風景あり、
シェイクスピア(リチャード3世・ハムレット)ネタあり。

脇を固める俳優陣もすばらしく、英国ドラマ『高慢と偏見』でコリン・ファースと共演していた役者さん達も出演。
このドラマ、日本での放送時は高校生でした。
定期テスト前日にも関わらずテレビにかじりついて見てしまった記憶が・・・

そして、悩める夫を支える良き妻を演じたヘレナ・ボナム・カーターや、ベテラン俳優のジェフリー・ラッシュ、
顔のシワ一本動かすだけで全てを表現してしまう演技は圧巻でした。


・・・実は、最後に泣きました。(私だけかもしれない)
私自身あがり症で、人前で話すことやピアノを弾くことは緊張の連続。
手や足が震え、頭が真っ白になったことも

そのためジョージ6世に感情移入しやすかったのか、
それともベートーヴェンの音楽に泣かされたのか(笑)
(スピーチシーンは、文字通り、手に汗握って見守りました

現在の女王、エリザベス2世の父親でもある彼・・・かなり端正なお顔立ち。


いつの日か、今年4月に結婚するウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんも映画になるかもしれませんね

Nowhere Boy

2010-12-13 19:35:51 | ロンドン生活~映画~
先週の12月8日はビートルズのジョン・レノンが亡くなって30年目の命日だったそうです。
それを知った時に偶然借りていたのが、この映画のDVD。

ビートルズ結成前の青年ジョン・レノンとその家族、音楽との出合いを描いた昨年のイギリス映画。

ロンドンに越してきてから、少しでもこちらの文化に触れることができればと思い、
西洋絵画やイギリスの歴史についての本を読んだり、シェイクスピアの舞台を見に行ったりしたのですが、
夫と、「あとは…ビートルズだね」ということになってこの映画を見つけてきました。

主人公ジョン・レノンが、厳格な「育ての母」と奔放な「生みの母」との間で悩み苦しみ、
次第に「生みの母」から教わったロックに目覚め、仲間とバンドを結成し町を離れるまでのストーリー。

途中から登場するポール・マッカートニー役の青年は、
映画『ラブ・アクチュアリー』で一生懸命ドラムをたたいていた少年が演じていました。
もう20歳だそうで・・・

それから、ジョン・レノン役のアーロン・ジョンソンと年上の女性監督との間には、
すでに子供がいるそうで、なんと二人の年の差23歳だそうです!!

映画の出来栄えよりも、こちらの口あんぐりな話題の方が先行しそうな映画ですが、
ビートルズ入門にはうってつけの教材となりました

今、夫がビートルズの伝記(上下巻)を読んでいるので、
それが終わればビートルズの故郷リバプールに行ってみようかと思っています