5月は「春ごぼうのバジルきんぴら」を小中学生クラスで作りました。
そろそろ春ごぼうもおわりかな・・・
梅雨にはいりますね。
子どもの料理教室をはじめて7年がたちます。
最近感じること。
「たったひとつの食材でも私たちの口にはいるまでに何人もの人の手がかかっている」
ということをもっと子どもたちにつたえなければ・・・!
たとえばこの「ごぼう」
皮をむいている子どもが、「くさーい」
「きたなーい」
「くろーい」
「土で手が汚れる~」
思ったことを口にしているだけで、事実であることには変わらないけど。
正直、土つきの野菜はいっぱい洗わないといけなかったり、ごぼうは特に、まな板が汚れたり・・・
でも、それを一生懸命作っている人がいる。
みんなの口にはいるときに「おいしい」って言ってもらえるように。
育てるだけではない。
「出荷」という作業・・・
もちろん食べるまでには、調理の工程もあるし。
その料理人の思いもある。
私たちの口にはいるまで、本当にいろんな手間や愛がくっついてくる。
私は仕事柄、栄養の勉強はしていますが、栄養士ではありません。
「食育指導士」です。
食育指導士であるということは、こういうことを伝えていくべきだと思う。
最近の子どもたちをみていると、
「いちごがあまおうしか僕は食べないよ」
「ハムは生ハムじゃないとおいしくないもん」
「トマトはフルーツトマト以外は甘くないから食べない。でも皮が固い~」
こんな感じが多いこと。
ひどいときはつい、怒りたくなこともあります・・・
ひとつひとつ・・・
時間をかけて伝えていく・・・
そんな使命を感じます・・・