こんにちは。クッキングルームHappaです。
いつもほんわかな印象?の内容をUPしていますが、
今回はちょっと辛口の記事をUPしようと思います。
私は子どもの料理教室を10年やっています。
一見、ほんわか楽しそうですが、
ずっとこだわっていること、気になっていること?
があります。
それは、
挨拶をちゃんと出来る子が少ないこと。
Happaでは、保護者へ向けて毎回授業の内容と評価、コメントを
お渡ししています。いわばお子さんの様子を伝える報告書。
チェック項目の中から「挨拶」は10年間、殆ど消えることはありませんでした。
なぜなら、できないから・・・
「こんにちは」・・・80%の子はできていません。
「いただきます」は全員で言いますのでまあよしとするが、
蚊の鳴くような声の子、どさくさにまぎれてクチパクの子もいる。
「ごちそうさまでした」・・・これは、全員で言えるときはいいのですが、
後片付けが当番制のため、一足早く言う場合、私が「ごちそうさまを言ってから立ってね」
と言わないと言えない子が多い。
授業の最後の
「ありがとうございました」
は、半分は元気に言うが半分は口パクが多い。
というのが現状・・・
どうですか?
「ウチの子はちゃんとしつけをしているから言ってるはず」
そう思いますよね。
そうだと思いたい。
ただ、私の料理教室に来ている子どもたち(4歳~中1)は
こういった様子です。
ある友人は
「今の人は大人でも子どもでも人見知りが多いから仕方ないよ。こっちから言えば言うから
こっちから言ってあげたらいいんじゃない?」
うーむ・・・
なるほど。もちろん、私は教室にはいってきたときに自分から大きな声で言うようにしている。
でも言わない子は言わない・・・
人見知りだからって・・・そんな理由はここでは通用しません。
中には、「ごちそうさまでした」を言わないので
注意したら、泣き出したり・・・
帰る前の「ありがとうございました」も言わずに帰ろうとするので
「もう一回言ってみよう」と言うと
「挨拶なんてどうでもいいじゃん!!」と逆ギレして暴れる子も・・・
どうでもよくな~い!
と思ってしまうのです。
「料理教室なのに挨拶カンケーないやん!」
と言われたこともあります。
カンケーある~!!
食べ物はあなたのお口にはいるまでに、どれだけの人がどれだけの工程をのりこえ、
年月をかけてきたのか。
作る人だけでなく、運ぶ人も、包装する人・・・何人のひとが関わってきたのか・・・
「いただきます」も
「ごちそうさま」も大事な意味がある。
はいってきて、「こんにちは」をまず言えない人は
レッスン中も積極的に動きません。
私は料理を教えているけれど、
技術を習得させるだけのために教えていない。
将来、自立し、食の選択はもちろん、人生の選択、幸せを自分でつかんで楽しく健康で夢をつかんでほしい。
そんな愛をこめて注意しているつもり。
こんな話がある。
AくんとBくん。
おなじくらい野球ができて、同じ高校を受験。
成績もおなじくらい。
面接で決めるしかない。
挨拶が元気よくできるAくんとまともにできないBくん。
どっちを合格にするか・・・
決まってますよね・・・
AくんとBくんは挨拶ひとつで、全く違う人生を送ることになります。
夢を叶えるにも挨拶って大事なのです。
人見知りでもいいのです。
いただきます、ごちそうさま は、1日3回言うチャンスあるでしょ
練習してみてね。
長々と失礼いたしました
☆写真は記事とは関係ありません。
厨房男子
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