Happaの食育日記

食育を目的とした子ども料理教室「クッキングルームはっぱ」の教室風景や食を通して日々思うことなどまったりと。

「ありがとう」

2010-07-07 15:22:58 | こどもたちの様子





「ありがとう」

不思議な言葉ですよね~

なんだかんだあっても、「ありがとう」って言われると疲れや、いやなことも全部チャラになっちゃいます。

なので、教室の子どもたちにも「ありがとう」や、あいさつは大きな声ではっきりと言うように指導しています。

でも、残念なことに思った以上にできてないんですよね~

たとえば...

みんなが嫌いな「洗いもの」

教室では、みんなで分担してやるようにしています。

「今日は私が洗うから、○○ちゃんすすぐ係ね」

「じゃ私はふくから、○○ちゃん棚にしまってね」

こんな風にできればいいのですが、(できるクラスももちろんあります!)
洗い物の時間になったら、「気分が悪い」と休んだり...
なんとなーくやらなかったり....


結局洗い物好きな子が中にはいて、全部洗ってしまっていることがあります。

なので、

「洗ってくれたよ。ありがとうって言っておいてね」
というと、
「えー、なんでいわなきゃいけないの?」

「へッ

「自分が使ったものを人が洗ってくれたから「ありがとう」じゃないの?」
と言いましたが...
「え~....

「やってくれたことは、当たり前ではないんだよ。」と私。

それでも言ってくれません。

洗った子が気を使って「楽しかったからいいよ~」

と言いますが、いかん

私の教室的にはそうもいきません。

結局ものすごくちっちゃな声でぼそっと言うパターンがほとんどです。

これ、結構多いんです。

小さいころからモノをもらったら
「ありがとうっていいなさい」
と親が言っています。
目にみえないものにも言ってほしいと思います。


1日の中で「ありがとう」と言うべきシーンって結構あるのでは?

たとえば、当たり前のように洗濯物を畳んであげていますよね。
でも、よく考えたら、自分の服くらい畳める年齢の子は多いはず。

たたんであげないでって言ってるわけではありません。

当たり前と思わせないでほしいと思います。

厳しいですか?

自分のことを自分でやる。

当たり前です。

残念ながら、今の子どもたちは、「やってもらいすぎ」です。

子どもの料理教室をはじめて5年になりますが、痛感してます。

ヤバイと思ってます。


だから、せめてうちの教室に通う子たちには、伝えていきたいと思っています。

「食」を通して。
どんな子にも愛情をこめて

まずは、私は「今日1日、昨日と変わらず元気に過ごせたことにありがとう。」です。




Youtubeお弁当お役立ちレシピ動画「簡単サクサク唐揚げ」と「鮭フレーク」




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やる気をおこすPNP?

2010-07-06 14:20:36 | こどもたちの様子
たまには母親業もきちんとしなくては...と息子の塾の保護者会に参加。
(...ていうか当たり前のことなんだけど)


塾長は「子どもは頭ごなしに叱らず、まず褒めてから、叱ること」
を熱く強調されていました。

ふむふむ...

よかったーそこは、私の意見と一緒だわー

うちの教室では、授業の様子を毎月「評価表」として保護者にお渡ししています。簡単な評価を項目ごとに◎○△でつけて、最後に講師のコメントをつけています。

このコメントが結構難しい

ほめてばっかだと、
「ホントにうちの子のこと見てくれているのかしら?」と思われるか、
「やっぱウチの子スバラシーイ」
と調子にのられる...いや、スバラシイですけども

で、悩んでたときに何かで読んだか聞いたかして、取り入れた書き方がPNPの法則

P...ポジティブ
(まず褒める!例:包丁使いがすごく上達しましたね!とか)

N...ネガティブ
(直してほしいところを注意する。例:でも、ちょっとふざけたりするところがありますね。危険なので、注意しました。とか)

P:...ポジティブ

(可能性を評価。例:あとちょっとだけ注意力をつけたら、もっと上達して、リーダーシップのとれる息子さんに成長すると思います。これからがとっても楽しみです!)

みたいな~

私はホントに感じた姿を親に伝えていきたいと思っています。
小さい頃は幼稚園の先生が連絡帳で伝えてくれたり、母親同士のつながりもあるけれど、だんだん子どもがよそでどうなのか、わからなくなりますよね。
親の知らないところで、どんな子でもイイコトもヨクナイコトも成長とともにやっているものです。
私はそんな子どもたちの自然な成長に関われてすごく感謝しています。

だから正直に伝えていきたいと思います。

もちろん愛情をもって


最近は、小学校高学年~中学生のお問い合わせが多くなってきました。

思春期の感受性豊かな時期に私の料理教室で何を伝えていけるか、まだまだ勉強!デス


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