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Happaの食育日記

食育を目的とした子ども料理教室「クッキングルームはっぱ」の教室風景や食を通して日々思うことなどまったりと。

常識をもって楽しく参加しよう♪~夏休みの親子料理教室~

2015-08-02 16:57:42 | 出張講師のお仕事


こんにちは。子ども料理教室のはっぱ、こと、北川みどりです。

夏休みまっただ中!
毎年、ありがたいことに、こんな私に夏休みの「親子クッキング」の講師依頼があります。


今年は初めての「パパと子どものクッキング」
目指せ!ぎょうざの達人

お父さんたちの器用さと才能の発揮具合には驚きました。



お味噌汁の出汁も本枯れ節から挽いて作りました~


子どもたちも「お味噌は火を止めてから」
と言うこと聞いて真剣!




お父さん、さすが!「鉄なべ」のような美しい餃子です。




「いただきます」「ごちそうさま」はみんなそろってね。




毎年主催はいろいろだけど、どこかのこういった親子料理のイベントの講師をさせていただき、感謝しています。

今年も2daysのイベントが終わり少しほっとしています。

が!
毎回、毎年、思うことがあります。

ここから先は私の主観なのでスルーしたい方はそうしてくださいませ。




毎年どこの親子料理イベントも、夏休みは特に人気殺到のようで、だいたいどこも定員の2倍~3倍ほどの応募があるそうです。

やむえなく主宰者は、結局厳正な抽選をします。


今回を例にとると、親子50名の定員に対し、150名の応募とします。
100名の方は(親子でざっくり50組)どんなに行きたくても参加できないわけです。

なのに!

なのにですよ!


当日に連絡なしの欠席。

連絡なく遅刻。


用事があるのでと途中で帰る。


が多すぎる!


主宰側も毎回アタマを炒めているのはこれなのです。
気の毒そうに
「あの、当日の欠席がありまして・・・材料をもう準備されているのですが無駄になってしまいますよね・・・
申し訳ありません~」

と、スタッフが自腹で受講されるところもあるくらいです。


もちろん病気なら仕方ありません。


でも、
どうしても参加したかった人だっているはずなのに・・・

1か月以上前には抽選結果はわかっているので予定も立てられるはず。
なにかあったらせめて数日前に連絡するべき。

そんな常識がない方が多いのがとても気になります。


そして、


調理実習して、試食したら、さっさと帰る人。
終了時間は分かっているはず。

100歩譲って急用ができたとしましょう。
そしたらその時点で連絡して

「どうしても○時にでなければならない急用ができましたので、誠に申し訳ありません。
途中退室は可能でしょうか?」



と問い合わせるのが常識ではなかろうかい??



1000歩譲ってそれもできなかったとしよう。
当日言うにしても、

「○○(名前)と申します。本日はありがとうございました。残念ながら急用ができ、もう退室しなくてはならなくなりました。
申し訳ありませんが本日は失礼させていただきます。」



くらい言うのが礼儀っちゅうもんやないですか??


調理して試食してぱぱっと片付けてエプロンささっと片付けて親子そろって席を立つ。


「え?まだ終わってないよ~これから食育の大事なお話するから聞いて帰ってね」
と言うと、

「はあ~っ!」と。


え?え?
私が悪いと??なんかした??ってなるくらいの態度。


主催の担当者が
「え。お時間あと30分くらいもないですか?」
と言っても「「間に合わんけん」
「そうですか・・・どうしても用事があるなら仕方ありませんね。」

挨拶もなくスタスタとでて行った親子・・・



終わる時間書いてたよね。
みんなその時間空けてきてるんだよね。


私だってそのつもりで精一杯準備して行ったつもり。



この日の為に主宰側もスタッフも講師の私も数か月前から準備もろもろ
動いてきた。この数時間が親子の楽しい夏の思い出になるように考えてきはず。



料理に限らず、どんなイベントも同じです。

参加したくてもできなかった人もいるのです。




毎回、私はこういった料理イベントのときに「ご馳走様」の意味を話します。

今は冷蔵庫にたくさんの食材、食べ物があり、近所にはコンビニもスーパーもあります。
何でもほしいものはすぐに手に入ります。
昔のようにアチコチを走り回ってお目当ての食材をゲットするために苦労して走り回ることはないけれど、
みえないところで苦労して、努力して食べ物を食材を、野菜を作る人たちのこと、想像してみよう。

このひとつのキャベツが自分の口に入るまでに何人の人が動いたのか、考えてみることができる人になってほしい。


そうしたら、みえないところで努力している人、働いている人、表舞台には出ないけれど、素晴らしい仕事をしている人のこと、
気持ち、わかるはず。


それが考えられる人は素敵な大人になると思う。

私もそういう人でありたい。



そして、やっぱり思った。

「この親にしてこの子あり」


ああ~~~
私も
気をつけよう

今日も感謝を忘れずに!





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お出汁はみんなが大好きな「愛情」のあじ~高校生の食育~

2015-05-20 00:48:10 | 出張講師のお仕事

「先日の高校生の食育授業の2回目は
和食の基本になるお出汁と
味覚」のおはなし。

かつおだし

いりこだし

こんぶだし

市販のだしの素


それぞれ飲んでみると・・・


いちばんおいしいのは「だしの素」と感じる

らしい・・・

「いつもの家の味噌汁のあじ」

「味が濃いのでこのまま飲める」


でも、話をしていくうち、みんなそれは自然の味ではないことに気付きました。

「出汁って生きているものでとっているんだね」



そのあと、
かつおを削るところからお出汁を作って
うどんをみんなで踏み、おいしいこんぶと削りたてのかつおぶしでお出汁を作り
食べました。



なんとみんな、

「出汁うめ~!」

「お汁だけちょうだい」

と出汁のおかわりが続出。




出汁に含まれる、グルタミン酸は

私たちが生まれてはじめて出会う味。

母乳に含まれています。




授業が終わってからも、

「メッチャいいにおいがする~」と
他の生徒や、先生がはいってきて、興味深々だったのも
わかる気がします。


母乳を飲んだときの記憶はないけれど。、
本能的に覚えていて、落ち着くのかもしれません。

出汁を飲んだ時に
「あったか~い」とか「ほっとする~」とつい言ってしまうのは、
母から注いでもらった愛情を身体が思いだしているのかもしれませんね。

そう考えると、「食」ってすごいな~


今回は男子が夢中になって鰹節を掻いてくれました。
うどんも上手に切ってくれハッスルしてくれ、うれしかったな。

1回目より2回目、2回目より3回目と
「食」の楽しさ、大切さが届きますように・・・


今回前回よりも大きな声の
「ごちそうさま」が聞けました。


どんどんかわいくなってきます(笑)







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高校で食育授業♪テーマは「選択」

2014-10-29 08:33:53 | 出張講師のお仕事

こんにちは。食育指導士の北川みどりです。


先日福岡市のある高校の「職業体験授業」の中で「食育」授業に伺いました。

この高校は2回目。

前回はわたしの食育授業の3大テーマのひとつ「出汁」でした。

今回はもっとメンタルな部分をこれからを生きる若い子達に伝えたいと思い、

「選択」の面から食育につなげてお話させていただきました。



人生は全て「選択」
今、あなたがここにいるのも、あなたの親が
あなたを「産む」ことを選択して、命をかけて「育てる」ことを選択したから。

そしてこれからはあなたが自分で自分の道を「選択」しなくてはいけません。

これからの「進路」も。
あしたの生きる力になる「食べ物」も。
「便利な食事」と「おいしい食事」はちがいます。
「おいしい」とは「からだがよろこぶ」ことを忘れないで。
「便利」をえらぶのではなくて「からだの中からおいしい」ってきこえるものを選んでね。



なんて涙と笑いと固い話の後は

「餃子パーティー」


とにかく

包む!



男子、包むのメチャ上手だった~



包んだら焼く!




まだ包む!




そしてまた焼く!




そして笑う!






それにしてもよ~包んだ~
よく焼いた!

今回は普通の餃子の「あん」だけでなく、チーズやらマシマロやらいろいろ準備。

何を選ぶかあなた次第。

選んだ具でこんなに変わる。

正解はないよ。でも、みんなで協力して作ったら楽しいね。

おいしいね。


今回はそんなことが伝わればいいのです。



実はこの高校、通信制。


みんな素直で、ほんとにかわいい。

これからが本番の人生。
笑顔があふれる道になりますように。
たのしい未来を選択できますように。

そんな願いをこめて。



たのしかった~♪

あ、撮る時は虫歯ポーズがキホンね・・・コレ、私のようなオバチャンにも使えるわぁ~(^^)



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夏休みの思い出に「日本ののりまき&韓国のりまき」をつくろう~こどもっとだいがく~

2014-08-18 17:11:51 | 出張講師のお仕事
夏休みもあと少しになりましたね~


福岡の子ども料理教室「クッキングルームはっぱ」の北川みどりです。

夏休みはイベント目白押しでした。

その中の大きなイベント

西日本新聞社主催「こどもっとだいがく」

「日本ののりまき&韓国のりまき」をつくろう


をやってきました~

なんと30名定員なのに120名の応募。

アリガトウ~
そして惜しくも抽選にもれたみんな、ゴメンネ~


「さあ、みんな、のりにも裏と表があるよ~つるつるとザラザラ、どっちが表?」



なんて感じで。




がんばってイラストも描いていきました~

いねむりかぶってしまったので、ダンナちゃんに色塗り手伝ってもらいました。











忙しくって完成図を撮影忘れ。

がーん。


正直、このイベント、前回からの反省をふまえてやったのですが、

やっぱり準備が一番頑張った~

でも、みんなのうれしそうな顔見たら、なんだか大変なことなんて忘れてしまうんだよね~

ってくりかえして、はや9年経ちました。


何度もくじけそうになるけど、やっぱり子どもたちの笑顔はなによりのエネルギーだぁ~


後半あと少し、イベント残ってるけど、全力で愛をこめてがんばります!!


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