こんにちは。子ども料理教室のはっぱ、こと、北川みどりです。
夏休みまっただ中!
毎年、ありがたいことに、こんな私に夏休みの「親子クッキング」の講師依頼があります。
今年は初めての「パパと子どものクッキング」
目指せ!ぎょうざの達人
お父さんたちの器用さと才能の発揮具合には驚きました。

お味噌汁の出汁も本枯れ節から挽いて作りました~
子どもたちも「お味噌は火を止めてから」
と言うこと聞いて真剣!

お父さん、さすが!「鉄なべ」のような美しい餃子です。

「いただきます」「ごちそうさま」はみんなそろってね。

毎年主催はいろいろだけど、どこかのこういった親子料理のイベントの講師をさせていただき、感謝しています。
今年も2daysのイベントが終わり少しほっとしています。
が!
毎回、毎年、思うことがあります。
ここから先は私の主観なのでスルーしたい方はそうしてくださいませ。
毎年どこの親子料理イベントも、夏休みは特に人気殺到のようで、だいたいどこも定員の2倍~3倍ほどの応募があるそうです。
やむえなく主宰者は、結局厳正な抽選をします。
今回を例にとると、親子50名の定員に対し、150名の応募とします。
100名の方は(親子でざっくり50組)どんなに行きたくても参加できないわけです。
なのに!
なのにですよ!
当日に連絡なしの欠席。
連絡なく遅刻。
用事があるのでと途中で帰る。
が多すぎる!
主宰側も毎回アタマを炒めているのはこれなのです。
気の毒そうに
「あの、当日の欠席がありまして・・・材料をもう準備されているのですが無駄になってしまいますよね・・・
申し訳ありません~」
と、スタッフが自腹で受講されるところもあるくらいです。
もちろん病気なら仕方ありません。
でも、
どうしても参加したかった人だっているはずなのに・・・
1か月以上前には抽選結果はわかっているので予定も立てられるはず。
なにかあったらせめて数日前に連絡するべき。
そんな常識がない方が多いのがとても気になります。
そして、
調理実習して、試食したら、さっさと帰る人。
終了時間は分かっているはず。
100歩譲って急用ができたとしましょう。
そしたらその時点で連絡して
「どうしても○時にでなければならない急用ができましたので、誠に申し訳ありません。
途中退室は可能でしょうか?」
と問い合わせるのが常識ではなかろうかい??
1000歩譲ってそれもできなかったとしよう。
当日言うにしても、
「○○(名前)と申します。本日はありがとうございました。残念ながら急用ができ、もう退室しなくてはならなくなりました。
申し訳ありませんが本日は失礼させていただきます。」
くらい言うのが礼儀っちゅうもんやないですか??
調理して試食してぱぱっと片付けてエプロンささっと片付けて親子そろって席を立つ。
「え?まだ終わってないよ~これから食育の大事なお話するから聞いて帰ってね」
と言うと、
「はあ~っ!」と。
え?え?
私が悪いと??なんかした??ってなるくらいの態度。
主催の担当者が
「え。お時間あと30分くらいもないですか?」
と言っても「「間に合わんけん」
「そうですか・・・どうしても用事があるなら仕方ありませんね。」
挨拶もなくスタスタとでて行った親子・・・
終わる時間書いてたよね。
みんなその時間空けてきてるんだよね。
私だってそのつもりで精一杯準備して行ったつもり。
この日の為に主宰側もスタッフも講師の私も数か月前から準備もろもろ
動いてきた。この数時間が親子の楽しい夏の思い出になるように考えてきはず。
料理に限らず、どんなイベントも同じです。
参加したくてもできなかった人もいるのです。
毎回、私はこういった料理イベントのときに「ご馳走様」の意味を話します。
今は冷蔵庫にたくさんの食材、食べ物があり、近所にはコンビニもスーパーもあります。
何でもほしいものはすぐに手に入ります。
昔のようにアチコチを走り回ってお目当ての食材をゲットするために苦労して走り回ることはないけれど、
みえないところで苦労して、努力して食べ物を食材を、野菜を作る人たちのこと、想像してみよう。
このひとつのキャベツが自分の口に入るまでに何人の人が動いたのか、考えてみることができる人になってほしい。
そうしたら、みえないところで努力している人、働いている人、表舞台には出ないけれど、素晴らしい仕事をしている人のこと、
気持ち、わかるはず。
それが考えられる人は素敵な大人になると思う。
私もそういう人でありたい。
そして、やっぱり思った。
「この親にしてこの子あり」
ああ~~~
私も
気をつけよう
今日も感謝を忘れずに!

厨房男子




