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緑の、東京ブログ

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

ミキモト本店ビル建て替え計画の進捗状況 2017年1月12日

2017年01月18日 06時01分00秒 | 再開発・中央区


ミキモト本店ビル建て替え計画:工事進捗率70% 2017年1月12日
銀座四丁目交差点の北側、中央通り(国道15号線)に面して建っている、装飾品企業としては大手の「ミキモト本店ビル」の建て替え計画です。既存の本店ビルは築40年が経過していることに加え、2020年の東京五輪開催により国内外の観光客が増加することを見据え、建て替えを決定しました。2015年1月に現本店の営業を終了し、解体工事に着手します。新本店は2017年3月の開業を目指します。開業までは銀座2丁目の「MIKIMOTO Ginza 2」を仮店舗とする方針です。

現在の「ミキモト本店ビル」は地上9階・地下2階建て、延べ床面積3,012平方メートルで、1974年に竣工しました。地上1階~4階は宝飾店舗、5階以上は自社の事務所などとして使用し、地下1階は飲食店舗に賃貸しています。

新本店は地上12階・地下2階建て、延べ床面積約4,500平方メートルの規模となります。建て替えによってミキモトの売り場面積は約2.5倍に拡大する見込みです。設計・施工は鹿島が担当し、ファサードのデザインは、建築家で東京大学名誉教授の内藤廣氏が手がけます。

ミキモトとは?
東京都中央区築地に本社を置き、宝飾品の製造、販売等を行う株式会社です。真珠の販売に関して世界一のシェアを持っていて、アコヤ貝による養殖に1905年、世界で初めて成功した“真珠王”御木本幸吉氏が創業者です。



「ミキモト本店ビル建て替え計画」
所在地:東京都中央区銀座4-5-5
用途地域:商業地域
敷地面積:約410㎡
延床面積:約4,500㎡
建物概要:RC造、CFT造
建物高さ:地上12階、地下2階 高さ約56m
主要用途:商業・事務所
工事予定期間:平成27年1月~平成29年1月
供用開始予定:平成29年3月

ニュースリリース:ケンプラッツ発表のニュース 2014年6月5日
【開発】五輪需要視野に銀座本店を建て替え、ミキモト
プレスリリース:公式ホームページ内のニュース&イベント
ミキモト本店ビルを建て替え~2017年春 竣工・グランドオープン~
ミキモト本店ビル建て替え計画~建築計画のおしらせ~



「プラダ銀座店」の店舗前から「ミキモト本店ビル建て替え計画」の鉄骨群を撮影しました。銀座四丁目交差点前に建っている和光銀座の時計台の後ろ側に建っているのが見えます。




銀座四丁目交差点前からミキモト本店ビル建て替え計画の鉄骨群の全景を撮影しました。最高高さの56メートルに達していて、工事用シートも大部分が撤去されていました。




銀座四丁目交差点前から和光銀座の時計台の建物の全景を撮影しました。




南東側から鉄骨群の全景を撮影しました。銀座四丁目地区の周囲においては、最も高さが高い建物となっています。




南東側から建物の頭頂部をズームで撮影してみると、頭頂部分に「MIKIMOTO」のロゴが掲げられていました。




南東側から低層階部分を撮影しました。




東側から、真新しい建物を見上げて撮影しました。




東側から、壁面部分を見上げて撮影しました。




北東側から低層階部分を撮影しました。




北東側から高層階部分を見上げて撮影しました。




同じ場所から壁面部分をズームで撮影しました。




北東側から鉄骨群の全景を撮影しました。




高層階部分をズームで撮影しました。




銀座三丁目交差点前から、鉄骨群と周辺を撮影しました。




建て替え工事現場の地図です。

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GINZA SIX(ギンザシックス)の進捗状況 2017年1月12日

2017年01月18日 06時00分00秒 | 再開発・中央区


銀座六丁目10地区第一種市街地再開発事業 工事進捗率90% 2017年1月12日
中央区の銀座六丁目地区、国道15号線(銀座中央通り)に面して建っていた松坂屋銀座店の百貨店を含む2街区(面積約1.4ヘクタール)の再開発工事が現在実施されています。2013年6月30日に松坂屋銀座店が閉店し、その後すぐに百貨店を含めた周辺地区の建物の取り壊し工事が始まっています。再開発によって新しく建設される複合施設は、東京を代表する国際的な商業・業務・観光拠点を目指し、売場面積約46000㎡(約13900坪)の商業施設や、基準階の1フロア貸室面積約6,100㎡(約1,850坪)の大規模なオフィス、文 化・交流施設「観世能楽堂」などから構成される、銀座エリア最大級の大規模複合施設再開発となる敷地面積は約9000平方メートルに及び、2013年中に現在の松坂屋銀座店建物の解体に着手し、2017年度の竣工オープンを目指しています。

そして2016年10月26日、銀座六丁目10地区市街地再開発事業の正式名称が「GINZASIX(ギンザシックス)」に決定したと発表されました。

計画概要
地区名称:銀座六丁目10地区(東京都中央区)
事業手法:第一種市街地再開発事業
施行者:銀座六丁目10地区市街地再開発組合
組合員数:15名(2014年3月時点)
施設建築物概要:
施行区域面積 約1.4ha
用途 店舗、事務所、文化・交流施設、地域冷暖房施設、駐車場
敷地面積 約9080㎡
階数 地下6階、地上13階
建築物の高さ 約56m
延床面積 約147900㎡
構造 鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
公共施設等の整備:
・観光バス等の乗降スペースの整備
※区域内道路「あづま通り」延伸部分の三原通り側への付替えによる
・「あづま通り」下の地下道整備
・屋上庭園の整備、ほか

経緯及び事業スケジュール
2003年2月  銀座六丁目地区街づくり協議会を組織し、検討を開始
2010年4月  銀座六丁目地区市街地再開発準備組合設立
2011年12月 都市計画決定
2012年12月 銀座六丁目10地区市街地再開発組合設立、事業認可
2013年6月  権利変換計画認可
2013年7月  既存建物解体工事着手
2014年4月  本体建設工事着工
2016年11月 竣工(予定)

再開発プロジェクトの特徴
1.商業施設:地下2階~6階に、約50000平方メートル(約15000坪)の床面積となる商業空間の創出する。周辺の商業施設との連続性を持ち、地域の拠点となる商業施設の整備する。
2.業務施設:7階~13階に、都内最大級の1フロア面積約6100㎡(約1800坪)、約50000㎡(約15000坪)の床面積となるオフィス空間を銀座エリアに創出する。
3.文化施設:地下3階に、約1600㎡(約480坪)の多目的ホールの整備する。観光拠点として「(仮称)銀座観光ステーション」を設け、観光客受け入れのスペースや、観光バス等が停車可能な乗降スペースを整備する。屋上庭園として、銀座エリア最大となる地域に開かれた約4000㎡の屋上庭園を整備する。



中央通り(国道15号線)から見た施設外観の全景です。




二つの街区が一体化される形で整備されます。

プレスリリース:住友商事株式会社発表の報道資料 2014年4月
『銀座六丁目10地区第一種市街地再開発事業』 2016年11月、ワールドクラスクオリティの商業施設が誕生
プレスリリース:公式ホームページ
銀座六丁目プロジェクト 商業テナント募集
プレスリリース:住友商事株式会社発表の報道資料 2016年10月26日
銀座エリア最大の商業施設「GINZA SIX」2017年4月20日誕生



銀座五丁目地区内を通っている国道15号線(中央通りから)撮影した「ギンザシックス」の商業ビルの全景です。




国道15号線(中央通り)の「銀座六丁目交差点」の全景を撮影しました。建物の敷地西側の壁面部分も、整備工事が進められていました。




銀座六丁目交差点前に出店するディオールの店舗部分を撮影しました。再開発施設の敷地沿いには、簡易的な工事用フェンスが展開していました。




ギンザシックスの商業施設の敷地南側を通っている「演舞場通り」を撮影しました。この演舞場通りを東側へ向かうと、文字通り「新橋演舞場」前に出ることができます。




演舞場通りを東側へ向かって歩いていきます。演舞場通り内ですが、現在も道路工事が行われていました。




ギンザシックスの建物内を南北方向に通り抜けている「銀座あずま通り」を撮影しました。ここから商業施設内に入ることも可能となっています。




ギンザシックスの建物の南東角は全面ガラス張りとなっていて、店舗が入居することになります。




東西方向に通っている演舞場通りと、南北方向に通っている「銀座三原通り」との交差点前にやってきました。交差点前から、建物の敷地東側のスペース部分を撮影しました。




交差点前から、銀座シックスの建物の敷地南側を通っている演舞場通りを撮影しました。




建物の南東角の壁面部分を見上げて撮影しました。




銀座三原通り内から、東側壁面部分のファサード部分を撮影しました。




南東側から、銀座三原通りに面して設置されることになる大型バスターミナルの全景を撮影しました。




工事用フェンスに囲まれている銀座三原通りを北側へ向かって歩いていくと、前方に「銀座みゆき通り」との交差点が見えて来ました。




北東側から、銀座三原通り沿いの高速バスターミナルの整備工事現場の全景を撮影しました。




銀座みゆき通りとの交差点前から、ギンザシックスの巨大な建物を見渡して撮影しました。




同じく交差点前から、ギンザシックスの建物の敷地北側を通っている銀座みゆき通りを撮影しました。こちら銀座みゆき通りにおいても、道路工事が行われていました。




ギンザシックスの敷地東側には大型バス乗り場に加えて、ちょっとした広場も整備されることになります。




ギンザシックスの建物の北東角に設置されているオフィス入り口の全景を撮影しました。ギンザシックスの建物の全体的な竣工は、2017年1月の予定となっています。




2017年1月に建築工事の完了予定、2月1日にオフィスフロアが引き渡し予定となっていて、4月20日にグランドオープン予定となっています。




銀座みゆき通り内から、ギンザシックスの建物内を南北方向に通り抜けている「銀座あずま通り」を撮影しました。現在はまだ、工事用フェンスが展開していました。




ギンザシックスの建物の北西側(銀座五丁目交差点側)には、フェンディの新店舗が設置されることになります。




銀座五丁目交差点前にやってきました。多くの人が行きかっている中において、最終的な工事が続けられています。




商業施設「イグジットメルサ」前から、銀座五丁目交差点の全景を撮影しました。交差点から南東側を見渡してみると、ギンザシックスの巨大な建物がそびえ立っています。





銀座五丁目交差点前のフェンディの新店舗の全景を撮影しました。




銀座五丁目交差点前から、銀座みゆき通りの全景を撮影しました。




銀座四丁目交差点前から振り返って、ギンザシックスの建物の全景を撮影しました。




再開発工事現場周辺の地図です。

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銀座朝日ビル(仮称)の進捗状況 2017年1月12日

2017年01月17日 06時01分00秒 | 再開発・中央区


銀座朝日ビル(仮称):工事進捗率40% 2017年1月12日
朝日新聞社が銀座六丁目地区に所有している「銀座朝日ビル」の建て替え計画です。大阪で創刊した朝日新聞が、1888(明治21)年に取得し拠点を置いた東京創業の地であり、老朽化が進んできた銀座朝日ビルが全面的に建て替えられます。新しいビルは地下2階・地上12階建ての「銀座朝日ビル(仮称)」となっていて、3~12階をラグジュアリーホテル、1・2階は商業施設で構成され、2017年秋に竣工する予定となっています。

外観のコンセプトは『「100年の灯」~次代をてらす灯、宿る思い~』で、銀座の街並みと調和したデザインとしています。

2015年12月23日、オリックス不動産とハイアット・ホテルズ・アンド・リゾーツによって、新ビル内に「ハイアット・セントリック銀座東京」を、2018年はじめに開業すると発表しました。


銀座朝日ビル(仮称)の完成予想図です。

【施設概要】
銀座朝日ビル(仮称)
完成予定日:2017年
住所:東京都中央区銀座6丁目6-7
アクセス:東京メトロ日比谷・丸の内・銀座線銀座駅から徒歩3分
階数:地2階、地上12階、塔屋1階
建物高さ:48m (※最高部高さ58m)
構造:鉄骨造
主な用途:ホテル・物販店舗

ニュースリリース:朝日新聞のネット記事 2015年3月30日
銀座朝日ビル建設へ ホテルなど入居、17年秋完成予定
ニュースリリース:ファッションプレスの記事 2015年4月4日
朝日新聞、東京・銀座に新ビル「銀座朝日ビル(仮称)」建設 - ラグジュアリーホテルを誘致
ニュースリリース:朝日新聞のネット記事 2015年12月23日
ハイアットの新ブランド、日本初進出 銀座に18年開業



南東側から「銀座朝日ビル(仮称)」の鉄骨群の全景を見上げて撮影しました。現在は地上8階付近の鉄骨群を構築しているようでした。




建替え工事現場の敷地東側を通っている「銀座並木通り」を北側へ向かって歩いていきます。南東側から工事用シートに覆われている低層階部分を撮影しました。




周囲は西銀座地区の繁華街が広がっていて、平日の午前中の早い時間帯だったので、人通りはほとんどありませんでした。




東側から鉄骨群を見上げて撮影しました。




北東側から低層階部分を撮影しました。




北東側から鉄骨群の全景を見上げて撮影しました。




場所を移動して、建替え工事現場の敷地西側を通っている「ソニー通り」前にやってきました。北西側から鉄骨群の全景を見上げて撮影しました。




北西側から低層階部分を撮影しました。




南西側から低層階部分を撮影しました。




南西側から、鉄骨群の全景を撮影しました。




銀座朝日ビル(仮称)の地図です。

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三菱地所 丸の内3-2計画の進捗状況 2017年1月12日

2017年01月17日 06時00分00秒 | 再開発・千代田区


丸の内3-2計画:工事進捗率1% 2017年1月12日
丸の内三丁目地区内、皇居の日比谷濠に面して建っていた東京会館・東京商工会議所ビル・富士ビルの3つの区画内を一体的に建て替える丸の内3-2計画です。地上30階・地下1階・塔屋2階建て、高さ150メートルの高層オフィスビルが建設されることになります。2015年11月16日に着工し、2018年10月中旬に竣工予定となっています。三菱地所株式会社を筆頭として、東京会館、東京商工会議所の3社が再開発工事の事業主となっています。

再開発計画のコンセプトと概要
1.世界有数のオフィス街である丸の内エリアの中でも、水と緑の景観が広がる皇居外苑と商業・文化色の色濃い銀座・日比谷・有楽町に近接し、ビジネスの中心地にいながら気品と賑わいの感じられるエリアに位置している。

2.100年以上に渡り丸の内で活動を続け現在も多くの会員を有する東京商工会議所や大正時代より続く国際社交場として愛される東京會舘を低層部に構え、歴史を紡いできた高い「格式」に加えて、商業・文化の香り漂う「華やかさ」を持つ両面性が計画の特徴となっている。

3.低層部は、三菱地所・東京商工会議所・東京會舘による区分所有となり、三菱地所による丸の内仲通り路面店舗を中心とした店舗、東京商工会議所による貸会議室、賃貸オフィス、東商事務局、東京會舘によるバンケットを配置する。


日比谷通り・馬場先通り側より望む


日比谷通り・丸の内4th側より望む

丸の内3-2計画
所在地:東京都千代田区丸の内3-2ほか
主要用途:事務所・会議室・バンケット・店舗・駐車場等
敷地面積:約9900平方メートル
延床面積:約17万3000平方メートル
開発手法:都市再生特別地区(丸の内三丁目10地区)
容積率:15%
階数:地下4階、地上30階、塔屋2階
建物:高さ約150m
構造地上:鉄骨造地下:鉄骨鉄筋コンクリート造
新築工期:2015年11月16日~2018年10月中旬(予定)
竣工予定:2018年10月中旬

プレスリリース:三菱地所株式会社発表の報道資料 2015年11月11日
「(仮称)丸の内3-2計画」着工



「丸の内3-2計画」の再開発工事現場の南西角前にやってきました。再開発工事以前のこの場所には「東京会館」の建物が建っていましたが、現在は更地状態となっています。




再開発工事区画の敷地南側を通っている道路の全景を撮影しました。東京会館ビルや富士ビルの建物などが文字通り無くなったことによって、周囲の高層オフィスビル群を見渡すことができるようになりました。




丸の内二丁目地区内に建っている「丸の内パークビルディング」の高層オフィスビルの全景を撮影しました。




再開発工事区画の敷地南側に設置されている工事用搬入口を撮影しました。




再開発工事区画の南東角の交差点前にやってきました。敷地南側を通っている道路内においては、地下通路の整備工事も同時並行して実施されています。




再開発工事区画の敷地東側を通っている「丸の内仲通り」を撮影しました。通勤ラッシュが終わった直後の時間帯だったので、集は人通りはほとんどありませんでした。




南東側から再開発工事閣の全景を撮影しました。再開発工事以前のこの場所には「富士ビル」のオフィスビルが建っていました。




再開発工事区画内の丸の内仲通り側(東側)には、工事用プレハブ小屋が展開していました。




丸の内パークビルディングの商業施設入り口前の交差点前にやってきました。再開発工事区画の敷地北側には「鍛冶橋通り」の大通りが通っています。




北東側から(仮称)丸の内3-2計画の再開発工事区画の全景を撮影しました。この場所に地上30階・地下4階・塔屋2階建て、高さ150メートルの高層オフィスビルが建設されることになります。




再開発工事区画内には工事用タワークレーンが1基、展開していました。




再開発工事区画を北側から撮影しました。




再開発工事区画の北西角、日比谷通りの「馬場先門交差点」前にやってきました。




南北方向に通っている日比谷通りから西側一帯は「皇居外苑」の広大な緑地帯が広がっています。




北西側から再開発工事区画の全景を撮影しました。現在の工事用タワークレーンが建っている場所は、「東京商工会議所ビル」が建っていた場所です。




再開発区画内に建っていた3棟のオフィスビルが解体されて更地になったことによって、周囲の高層オフィスビル群を見渡すことができるようになりました。



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(仮称)新日比谷プロジェクトの進捗状況 2017年1月12日

2017年01月16日 06時00分00秒 | 再開発・千代田区


(仮称)新日比谷プロジェクト:工事進捗率90% 2017年1月12日
千代田区有楽町一丁目地区の日比谷三井ビルと三信ビル跡地の再開発工事「(仮称)新日比谷プロジェクト」です。JR有楽町駅や地下鉄日比谷駅周辺の繁華街にほど近く、日比谷公園の広大な緑地帯や霞が関の中央省庁街のすぐそばにある大規模な再開発計画となっています。2014年12月19日の国家戦略特区諮問会議で、「(仮称)新日比谷プロジェクト」は国家戦略特別区域として事業計画認定を受けました。都市再生特措法に基づく特例や金融・税制上の措置が受けられることになります。国家戦略特別区域、通称「国家戦略特区」とは、地域を絞って、そのエリア内に限り従来の規制を大幅に緩めて外国企業を誘致する計画のことです。また、この区域は「解雇ルール」、「労働時間法制」、「有期雇用制度」の3点の見直しを対象としています。

再開発計画の概要
2013年12月6日、三井不動産は東京・日比谷地区で進めている「(仮称)新日比谷プロジェクト」が都市計画決定したと発表しました。既存の建物2棟の跡地に、高さ約192メートルの超高層複合ビルを建設します。合わせて、周辺地区や地下鉄駅をつなぐ約4000㎡の広場空間「(仮称)日比谷ゲートプラザ」も整備します。新たに整備する広場空間に、映画や演劇などの国際的なエンターテインメントイベントを誘致する予定だとしています。同社はこのプロジェクトを、日本橋地区の再開発に続く都心型スマートシティの第2弾と位置付けていて、2017年度に竣工する予定となっています。

本件プロジェクトの特徴と都市再生への貢献内容
周辺地区や地下鉄駅をつなぐ歩行者中心の基盤整備
1.まちの賑わいの核となる広場空間「(仮称)日比谷ゲートプラザ」(約4000㎡)の創出
2.日比谷線と千代田線の「日比谷」駅をつなぐバリアフリー動線と地下広場(約1200㎡)の整備

国際競争力を高める都市機能の導入
1.新産業の創出を支援する「(仮称)日比谷ビジネス連携拠点」(約2000㎡)の整備
2.周辺施設と連携した「(仮称)日比谷文化発信拠点」の整備

防災機能の強化と環境負荷低減
1.帰宅困難者支援機能(千代田区最大級となる約5000㎡の一時滞在施設、備蓄倉庫の整備など)の導入
2.高効率で自立性の高いエネルギーシステムの導入、隣接する千代田区の広場に非常時の電力供給
3.環境負荷低減への取り組み(省エネ設備や技術の採用、DHCサブプラントの導入など)
4.日比谷公園と連続する緑化空間の整備(地上、屋上合わせて約2000㎡の緑化、緑化率約40%)


日比谷交差点側から見た外観イメージパースです。


(仮称)日比谷ゲートプラザのイメージパースです。


(仮称)日比谷ゲートプラザは再開発敷地の北側に整備されます。


日比谷線と千代田線「日比谷」駅の2駅間をつなぐ地下バリアフリー動線を整備するとともに、地上へのエレベーターを2基新設し、利便性の向上を図ります。


地下鉄2駅をつなぐ「地下広場」の両側には賑わい施設を設置し、明るく利便性の高い空間を創出します。


天候に左右されず、また映像や音響を使用する多様なイベントに対応できる室内のイベント空間として3層吹抜の(仮称)プロモーションアトリウム(約800㎡)を整備します。


建物6階の屋外部分は、日比谷公園を見晴らす「(仮称)日比谷テラス」として一般に開放し、カフェなどを併設した居心地の良い屋上広場空間を整備します。

「(仮称)新日比谷プロジェクト」概要
計画地 東京都千代田区有楽町一丁目1番ほか
交通 東京メトロ日比谷線「日比谷」駅、千代田線「日比谷」駅 直結
    都営地下鉄三田線「日比谷」駅 直結
    JR山手線、京浜東北線「有楽町」駅 徒歩5分
    東京メトロ丸ノ内線、日比谷線、銀座線「銀座」駅直結(徒歩5分)
主要用途 事務所、店舗、文化交流施設、産業支援施設、駐車場等
敷地面積 約10700平方メートル
延床面積 約189000平方メートル
階数 地上35階、地下4階、PH1階
最高高さ 約192m
設計
マスターデザインアーキテクト ホプキンスアーキテクツ
都市計画・基本設計・デザイン監修 株式会社日建設計
実施設計・監理 KAJIMA DESIGN
施工 鹿島建設株式会社
スケジュール(予定) 2015年1月28日(着工) 2018年1月末(竣工予定)

ニュースリリース:ケンプラッツによる建築・住宅ニュース 2013年12月6日
4000平方メートル広場も創出、日比谷再開発が都市計画決定
プレスリリース:三井不動産発表の報道資料 2013年12月6日
都心型スマートシティ第2弾 ~日比谷地区を東京の新たなビジネス・文化交流・発信拠点に~「(仮称)新日比谷プロジェクト」都市計画決定 2017年度完成予定
プレスリリース:国土交通省都市局発表の報道資料 2014年12月22日
都市再生特別措置法に基づく民間都市再生事業計画の認定について ((仮称)新日比谷プロジェクト)



日比谷濠の北端部に架橋されている「馬場先門橋」前から撮影した、「(仮称)新日比谷プロジェクト」の高層オフィスビルの鉄骨群の全景です。日比谷地区内には目立った高層建築物があまりないので、高さ192メートルの新ビルは遠くからでも目立ちます。




「(仮称)新日比谷プロジェクト」の高層オフィスビルの鉄骨群の全景をズームで撮影しました。既に最高高さの192メートルには達していて、カーテンウォールのガラスパネルの取り付け作業もほぼ終了しているように見えました。




日比谷通りの歩道を南側へ向かって歩き、「日比谷交差点」前にやってきました。交差点前から(仮称)新日比谷プロジェクトの高層オフィスビルの鉄骨群の全景を撮影しました。




同じ場所から高層階部分を見上げて撮影しました。現在も工事用タワークレーンが3基展開していて、屋上構造物の築造作業が行われていました。




同じ場所から低層階部分を撮影しました。ここからだと日比谷公園の緑地帯の木々が遮っているので、再開発工事現場へ近づいていきます。




「日比谷交差点」の全景を(北西側から)撮影しました。この日比谷交差点(+晴海通り)の真下には東京地下鉄日比谷線の日比谷駅ホームが設置されています。




日比谷交差点前から、再開発工事現場方向を撮影しました。低層階部分の構造物を眺めていると、2011年1月から解体工事が始まって解体された「日比谷三井ビルディング」のオフィスビルを思い出しますね。




北西側から高層オフィスビルの低層階部分の全景を撮影しました。再開発工事以前にこの場所に建っていた「日比谷三井ビルディング」の外観デザインを意識して構築されている低層階部分は、現在も工事用シートに覆われている状態です。




同じ場所から高層階部分を見上げて撮影しました。




再開発工事区画の敷地北側に整備予定となっている「(仮称)日比谷ゲートプラザ」の整備工事現場を撮影しました。現在は工事用資材置き場と工事用プレハブ小屋が展開しています。




日比谷通りの歩道内から、日比谷公園の緑地帯の「心字池」を見渡して撮影しました。大陸寒気団が南下していて、気温7度以下の真冬日だったので、日比谷公園内は人通りは全くありませんでした。




再開発工事区画の敷地南側に建っている「日本生命日比谷ビル」、通称「日生劇場ビル」を撮影しました。この日生劇場ビルと(仮称)新日比谷プロジェクトの高層オフィスビルの再開発工事との関連性がよくわかりません。日生劇場ビルと鉄骨群は一体化されるのでしょうか。




高層オフィスビルの低層商業棟の屋上に整備されることになる「(仮称)日比谷テラス」の広場を見上げて撮影しました。




南西側から、高層オフィスビルの低層階部分の全景を撮影しました。




日比谷公園の緑地帯の東側に設置されている「日比谷門」前にやってきました。日比谷門前から日生劇場ビルの全景を撮影しました。高層オフィスビルの鉄骨群と一体化されているように見えますね。




「日比谷門」前から高層オフィスビルの全景を撮影しました。




高層オフィス階部分をズームで撮影しました。




日生劇場前の横断歩道を渡って、再開発工事現場前にやってきました。再開発工事現場沿いの日比谷通りの歩道を北側へ向かって歩いていきます。




日比谷交差点の南東角に建っている「日比谷マリンビル」の敷地前にやってきました。(仮称)新日比谷プロジェクトの再開発工事現場の敷地北側を通っている道路を歩き、日比谷シャンテ前へ向かいます。




再開発工事区画の北西角前から、日比谷通りの大通りを撮影しました。高層オフィスビルの鉄骨群がほぼ完成したからか、大型トレーラーなどはそんなに出入りはしていませんでした。これからは内装工事が本格的に始まるのでしょうか。




再開発工事区画の敷地北側の道路を通り抜けて、「日比谷シャンテ」前にやってきました。平日の朝9時半過ぎの時間帯だったので、日比谷シャンテの周辺は人通りはほとんどありませんでした。




北東側から(仮称)新日比谷プロジェクトの高層オフィスビルの低層階部分の全景を撮影しました。三井不動産のホームページを読んでみると、2018年1月末に竣工(予定)と書いてあり、今から1年後に完成することになりそうです。




北東側から、「(仮称)日比谷ゲートプラザ」の都市型広場の整備工事現場の全景を撮影しました。手前側を通っている道路も、都市型広場の一部として取り込まれることになります。




東側から(仮称)日比谷ゲートプラザの都市型広場の整備工事現場を見渡して撮影しました。日比谷シャンテの敷地前では、現在も地下鉄日比谷駅との地下通路の整備工事が行われています。




再開発工事現場の敷地東側を通っている道路ですが、車道部分が工事用フェンスで閉鎖されていました。歩道部分は通れるようになっているので、東京宝塚劇場や帝国ホテル東京方面へは通り抜けることは可能です。




北東側から高層オフィス階部分を見上げて撮影しました。




高層オフィス階のカーテンウォール壁部分をズームで撮影しました。垂直方向に金属製の庇(ひさし)が取り付けられていますが、これが今の高層ビルの設計業界の世界における「流行り」なのでしょうか。




高層オフィスビルの南東側(東京宝塚劇場側)の、ウェイブを描いている壁面部分をズームで撮影しました。




「ザ・ペニンシュラ東京」のラグジュアリーホテルの敷地前から、高層オフィスビルの全景を撮影しました。




晴海通りの歩道を東側(銀座側)へ向かって進み、JR在来線や東海道新幹線の鉄道高架橋の真下を通り抜けていきます。JR有楽町駅前の「有楽町マリオン」前から振り返って、高層オフィスビルを見上げて撮影しました。




この高層オフィスビルの全景を撮影できるスポットは無数にありますが、「今まで高層化が進んでこなかったJR有楽町駅前や日比谷地区における本格的な高層オフィスビル」という文脈で考えてみると、日比谷の繁華街の建物群を背負ってそびえ立つ(仮称)新日比谷プロジェクトの高層ビルとして、一番格好よく撮影することができます。




再開発工事現場の地図です。

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