日本橋を南北に縦断している中央通りを北へ向かって歩いていきます。大通りの周りには全国各地の銀行や証券会社等の支店が多く密集しています。日本橋界隈の北側には日本銀行の本店があり、兜町には東京証券取引所があるためです。また高島屋や三越本店などの百貨店も日本橋に展開しています。
昭和8年(1933年)に造られた高島屋日本橋店。東京都選定歴史的建造物に指定されており、2009年には国の重要文化財として百貨店としては初めて登録されました。百貨店の建物の周囲には現代風のオフィスビルばかりに囲まれているので、この重厚な造りの建物は遠くからでも目立ちます。
建物のコーナーには丸みがついており、戦前の雰囲気を強く感じさせます。
オフィス街・銀行証券街である日本橋ですが、百貨店の買い物客などビジネスマン以外の人たちも多く歩いています。
日本橋二丁目交差点。銀座や京橋界隈とはまた違った雰囲気の街並みが続いています。
日本橋は渋谷や新宿といった都心部の西側に点在している副都心と違って若者よりも年配の人たちが多い雰囲気です。
高島屋日本橋店地上1階のファサードです。
撮影当時は「第41回 大岩手展」というものを開催していました。
日本橋二丁目第二交差点。このあたりへ来ると、コレド日本橋の巨大な建物が目立ちます。
振り返って高島屋の建物を撮影してみました。
コレド日本橋。正式名称は「日本橋一丁目ビルディング」といいます。この場所には東急百貨店の建物があったのですが、20世紀後半に取り壊され、現在の高層ビルが建てられました。
永代通りと高島屋日本橋店の間のエリアでは現在再開発工事が進められています。高さ160~180メートルの高層ビルが数棟建設されます。
中央通りと永代通りがクロスしている「日本橋交差点」にやってきました。
日本橋交差点。永代通りを左へ進むと大手町方面へ、右へ進むと永代橋へ抜けることができます。
日本橋交差点からは日本橋川の上に架かっている日本橋と、首都高速道路の高架橋がくっきりと見えます。これから日本橋を渡っていきます。