増上寺三門(正式名称「三解脱門」)を通り抜けて、早速増上寺の境内の中を散策していきます。増上寺の中を歩いていると、東京タワーの存在感が圧倒的です。そもそも東京タワーが建っている場所も、元々は増上寺の敷地だった場所です。
日比谷通り前の三門から西へ向かって参道が伸びていて、正面に建っているのが「増上寺本堂」です。増上寺の敷地は「武蔵野台地」の丘陵地帯の東端部に広がっていて、境内も傾斜地の地形になっています。
敷地の中央に建っている増上寺本堂、正式名称「大殿」は、昭和49年(1974年)に再建されたものです。室町期の阿弥陀如来、脇仏に法然上人像、善導大師像がまつられています。
三門や本堂周辺には枝垂れ桜の枯れ木が多く植えられていて、4月の時期になると桜の名所になるのかもしれませんね。
増上寺本堂の背後にそびえ立っている東京タワーを撮影しました。雲一つない真冬の快晴の青空の中に、真っ赤な鉄塔がそびえ立っていました。
本堂の手前には石段が設けられていて、丘陵地帯の上に本堂の建物が建っていることが判ります。
石段前から、増上寺本堂と背後の東京タワーを見上げて撮影しました。
本堂前にやってきました。この日は平日だったので、境内の人通りはほとんどありませんでした。
本殿の南側には、1999年(平成11年)に建設された「増上寺会館」の建物と、「光摂殿(こうしょうでん)」の建物を撮影しました。
本堂の北側には西武鉄道グループが運営している「東京プリンスホテル本館」の建物が建っているのが見えます。
本堂前から振り返って増上寺三門方向を見下ろして撮影しました。海側にはJR浜松町駅周辺の繁華街やオフィスビル街が広がっています。
増上寺山門を出て、日比谷通りを西新橋方向(北方向)へ向かって散策していきます。
芝公園の広大な緑地帯の背後にそびえ立っている「愛宕山グリーンヒルズ」の高層ビル群を見上げて撮影しました。
日比谷通り歩道から撮影した「東京プリンスホテル本館」の全景です。このホテルは1964年に開催される東京オリンピックに合わせて徳川家霊廟跡に建設されました。
東京プリンスホテル、以前は西武グループのフラッグシップホテルの位置づけでしたが、現在は普通のビジネスホテルに格下げされてしまったのだそうです。