
グランフロント大阪の「北館内」を散策していきます。梅田貨物ヤードの跡地の一角を再開発によって誕生したグランフロント大阪は南北に細長く、うめきた広場と北館、南館、高層マンション棟から構成されています。

北館内の「ナレッジキャピタル」内を散策していきます。午前9時過ぎの時間帯だったのですが、ナレッジキャピタル内の吹き抜け空間の中は人通りもほとんどなく閑散としていました。

国内外の産官学の「知」の交流を目指す知的創造拠点として開設された「ナレッジ・キャピタル」、延べ床面積は8万8000平方メートルと大阪市役所庁舎と同規模の広さで、企業や研究者、クリエーターが集まる拠点として7フロアにわたりオフィスが設けられています。

ナレッジキャピタルの基本コンセプトは、『世界の「感性」「技術」を持ち寄り、交わり、コラボレーションすることで新たな価値を生み出す』であり、日本国内では初めて誕生した施設となっています。

単なるオフィスや研究拠点だけでなく、グランフロント大阪への来場者の人々に実際に体験してもらうことやプレゼンテーションの実施によって、大きな知的交流の場としての役割が期待されています。

ナレッジ・キャピタルの中核施設「ナレッジプラザ」では、ナレッジ・キャピタルと連携したイベントやプレゼンテーションなどが行われる他、来館者がさまざまな最新製品のプロトタイプ(試作品)を直接触れることができる「The Lab(ザ・ラボ)」や380席ある多目的劇場や、国際会議や大型展示会を開催できる3000人収容のコンベンションセンターも設けられています。

2013年4月26日にナレッジキャピタルが開業し、そろそろ一年を迎えますが、会員制交流サロンのナレッジサロンの会員数は現在も伸び続けているのだそうです。

1階から7階までの高さを誇る巨大な吹き抜け空間「ナレッジプラザ」を見上げて撮影しました。天井部分は強化ガラスの全面張りとなっていて、太陽の自然光が吹き抜け空間の中に降り注ぐ構造となっています。

今からちょうど1年前のグランフロント大阪開業時に、鳴り物入りで大きな話題を呼んだナレッジキャピタルですが、今までになかった新しい試みはとりあえず成功を収めることが出来たと言っていいでしょう。

ナレッジプラザに面した1階フロアの「メルセデス・ベンツ コネクション」を撮影しました。

北館の2階フロアに上がってきました。吹き抜け空間であるナレッジプラザ内や周辺を散策していきます。2階フロア内も人通りはほとんどありませんでした。

2階フロアは、ナレッジプラザの吹き抜け空間を囲むように回廊状に整備されている通路沿いに店舗などが並んでいます。

ナレッジキャピタルはオフィスフロアである「ナレッジオフィス」、来場者との交流拠点である「アクティブラボ」、各企業が出店している「フューチャーライフショールーム 」などで構成されています。

2階の通路から、ナレッジプラザの吹き抜け空間を見下ろして撮影しました。

2・3階フロアには国内外の企業、研究機関、大学などが参画し、技術・プロダクト・サービス等のコンテンツを展示する「アクティブラボ」、1階にハイブリッド書店とカフェを融合して誕生した「カフェラボ」が設置されています。

地下1階フロアには企業、団体などの展示会、イベント、企画展、巡回展等の開催スペース「イベントラボ」が設置されています。

1階のカフェラボの店舗をズームで撮影しました。
