大手町タワーの敷地の南側、永代通りに面している歩道を散策し、大手町の森の緑地帯を目指していきます。午後の時間帯だったのですが、周囲はそんなに人通りは多くはありませんでした。
大手町タワーの緑地帯「大手町の森」の入り口前にやってきました。緑地帯の中を散策していきます。
緑地帯の入り口前から、大手町タワーの高層ビルを見上げて撮影しました。午後の時間帯の散策だったので、西日の光が高層ビルの壁面に照りつけていました。
以前に訪れた時は真冬の時期だったので、緑地帯全体が枯れ木状態だったのですが、現在は色鮮やかな新緑に覆われていました。
大手町の森の面積は約3600平方メートル、敷地内には約200本もの木々が植えられています。
緑地帯の中には散策道やベンチなどが設置されていて、オフィスビル街の中の休憩エリアとして活用されています。
この緑地帯の木々の育成には「プレフォレスト」という手法が採用されています。千葉県君津市の山林1300㎡(森全体の約3分の1)に、土の起伏や樹木の密度や種類など、計画地と同等に施工し、植物の生育状況や適切な管理方法など、約3年に亘る検証を行い、敷地内に移植されています。
この緑地帯は去年くらいに整備されているのに、若木の木々がないのも、あらかじめ別の場所で育てられていたからなのですね。
木々が植えられているだけではなく、地面を覆っている植生群の新緑も見事でした。
この日は雲一つない快晴の青空の天候だったのですが、緑地帯内には木漏れ日の風景を眺めることが出来ます。
歩道部分も道幅は広く確保されています。
緑地帯の中から上を見上げると、壁のようにそびえ立っている大手町タワーの高層ビルが視界に入ってきます。
緑地帯内の地面は平坦だけでなく、起伏が付けられたりしています。
商業施設「オーテモリ」や地下鉄大手町駅へ降りることが出来るエスカレーターと階段が緑地帯内に設置されています。大手町駅の改札外から、直接緑地帯の中に上がることも可能です。
大手町のオフィスビル街の中枢とは思えないほど、ひっそりとした雰囲気に包まれていました。
緑地帯の北側に建っている大手町ビルディング方向へ抜けることもできます。
緑地帯内を一周した後、エレベーターの下の地下階へ降りていきます。
灌木の木々なども植えられていて、本当に自然の林の中を歩いている感じです。