
1月の中旬、東京駅の八重洲口で建設中の歩行者用デッキ「グランルーフ」の進捗状況を観てきました。丸の内側の丸の内駅舎が完成して以来、すっかり影が薄くなってしまった八重洲口ですが、2013年秋の竣工を目指して、着々と工事が進められていました。

外堀通り「鍛冶橋交差点」から散策を開始していきます。鍛冶橋交差点から撮影した「グラントウキョウサウスタワー」です。この散策日は空気がものすごく綺麗だったので、太陽の光が高層ビルの東側壁面に反射して光り輝いていました。

鍛冶橋交差点から丸の内方向、東京ビルディングを撮影してみました。

正面、真っ白に光り輝いているグラントウキョウノースタワーの高層ビルを眺めながら散策していきます。この日は午前中の早い時間帯だったので、外堀通りの交通量はものすごく少なかったです。

歩行者用デッキ「グランルーフ」の建設作業はかなりゆっくりしているイメージが強かったのですが、久しぶりに見たところ中央部の工事が進められているのが見えました。

グランルーフの建設現場を取り巻いている足場がまるで、巨大な壁のようになっていますね。

外堀通り・八重洲ブックセンター前から撮影したグランルーフの全景です。グランルーフの全長は240メートル、高さ30mとなっています。

以前はこの場所から丸の内地区の高層ビル群がよく見えたのですが、建設作業が進み、あまり見えなくなってしまいました。

グラントウキョウノースタワーの低層階に入居している大丸東京店をズームで撮影してみました。

グランルーフの南側の一部の箇所はすでに完成していて、東京駅八重洲口から発着している高速バスの切符売り場や待合室として使用されています。

この日の外堀通りの交通量の少なさは、普段と比べると信じられないほどでした。朝早い時間帯だとひっそりとした東京駅八重洲口を歩くことができるのですね。

グランルーフの脇にはJRバス関東をはじめとして、関東近郊への中距離バスや、長距離バスのターミナルとなっています。グランルーフの整備に合わせてこのバスターミナルも再整備されます。

バスターミナルと八重洲口周辺の地下駐車場入口が隣り合っているなど、この辺りはゴチャゴチャしているイメージが以前から強かったので、グランルーフの整備に合わせて何とかして欲しいものです。

以前は4機並んでいたタワークレーンも3機に減っていました。

グラントウキョウサウスタワーとグランルーフの南側の取り付け部を撮影してみました。この部分だけをズームで撮影してみると、既に完成している風にも見えますね。

現在の八重洲口の高速バスターミナルの上にはグランルーフ建設用の足場が組まれている状況ですが、完成時には全て撤去されて広々とした雰囲気になるのでしょう。

高さ30メートルのグランルーフ、実際にそばで見てみると丸の内駅舎よりも迫力があります。バスターミナルの上に大きく張り出している幌屋根のインパクトも大きいのです。

足場と工事用シートで覆われている工事現場の中では、幌屋根の組立て作業が行われているのでしょう。
