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Pianist 池田みどり

ピアニスト池田みどりの四苦八苦をまるごとお見せします。
http://www.hi-ho.ne.jp/~midopi/

【心に太陽を、くちびるに歌を~健康講話に濱田先生をお迎えして】

2011-05-05 | 東日本大震災

 医療・福祉ネットワーク「ジャムズネット東京」は、現地の方々のご協力のもとに、音楽キャラバン隊と題し、被災者と支援活動をされている方々のために、健康講話を絡ませた無料コンサートを行います。

    ※ジャムズネット東京とは:「ジャムズネット東京」は、海外にいる日本人、海外から帰国された日本人を医療面で応援する非営利団体です。ニューヨークで発足した医療ネットワーク「ジャムズネット」を母体とし、日本での参加グループおよび個人との連携を図っています。
ホームページ http://jamsnettokyo.web.fc2.com/

 【心に太陽を、くちびるに歌を~健康講話に濱田先生をお迎えして】

・日時: 2011年5月15日(日) 14:00~16:30 (開場 13:30)
・場所: いわき駅前グランエクセルホテルB1F ライブハウス Bar QUEEN
http://www.bar-queen.jp/
・出演者: 濱田篤郎先生(健康講話)
暖みえこ(歌)、池田みどり(ピアノ)、まきのせつこ(ドラム)、
杏暖庭の有志のみなさん
・内容: 14:00~14:30 濱田篤郎先生による健康講話
 「復興のための健康生活(感染症対策を中心に)」
     14:45~15:15 暖みえことその仲間によるコンサート
     15:30~15:50 杏暖庭のみなさんによる被災地の声:座談会
    16:00~16:30 会場のみなさんとのシングアウト
     ※濱田先生による個人相談も時間内で行います。
・対象: 近隣避難所の方々、ボランティアの方々など
・参加費: 無料(1ドリンク付き、)※追加飲料、お食事については別途料金がかかります。
・主催: ジャムズネット東京
・協力: Bar QUEEN、暖みえこ

 

■濱田篤郎(はまだ・あつお)
・現職:東京医科大学病院・渡航者医療センター 教授
・専門領域:渡航医学、感染症学
略歴
1981年に東京慈恵会医科大学卒業後、米国Case Western Reserve大学に留学し感染症、渡航医学を修得する。帰国後に東京慈恵会医科大学・熱帯医学教室講師を経て、2004年より海外勤務健康管理センターの所長代理。海外勤務者の診療や新型インフルエンザ対策事業を運営するかたわら、歴史や感染症関係の執筆活動にあたる。2010年7月より現職。
日本渡航医学会理事、日本臨床寄生虫学会理事、ジャムズネット東京理事を兼任。
著書に「旅と病の三千年史」(文春新書)、「疫病は警告する」(洋泉社新書)、「歴史を変えた旅と病」(講談社α文庫)、「新型インフルエンザ『かかる前に』『かかってから』」(講談社α新書)「新疫病流行記」(バジリコ)など。
※東京医科大学病院 渡航者医療センター:
http://hospinfo.tokyo-med.ac.jp/shinryo/tokou/hospital.html

■暖みえこ(だんみえこ)
クラシックを木尾信子氏、ジャズヴォーカルをマーサ三宅氏、カンツォーネを荒井基裕氏に師事。銀巴里を始め、様々なライブハウスに出演。自然の中での生活を求めて、1994年いわき市の山中に移住する。市内、近郊にてライブ、コンサート、イベントなど意欲的に活動中。いわき市植田町高蔵寺本堂にて、二年毎のコンサートを行い、来年は10周年を迎える。2001年音楽教室「杏暖庭」を発足。現在に至る。東京都深川木場出身。

■Bar QUEEN: 福島県いわき市平字白銀9-1 グランパークホテルエクセルいわきB-1
(旧 東急インです)TEL:  0246-21-4128


【いわきからの声シリーズ Vol.4】

2011-04-19 | 東日本大震災

【暖みえこさん(いわき市)出演@CHANNEL CREAM】

 福島・いわき市から来ているシンガーの暖みえこさんに、横浜市民放送ネットワークの団体であるチャンネル・クリームから依頼がありました。暖さんに打診したところ、ひとつ返事でOKをいただきました。暖さんは以前、いわきでFMにレギュラー出演していたこともあり、このような出演には慣れています。実は私もFM出演とは縁があり、あまり緊張することはありません。

 今回のインタビュアーには、ベテランの銀二さん。途中、暖さんのコンサート映像もあります。ご覧ください。

http://c-tv.jp/channel-cream/2786.html

 


【いわきからの声シリーズ Vol.3】

2011-04-12 | 東日本大震災

 いわきからの友人”暖(だん)さん”たちが我が家に滞在して、約1か月になります。彼らのおかげで、父は元気になり、私は楽をさせていただき、そして4人と4匹の生活はとても心地よいものになっています。毎日、みんなが持ち回りで料理を作り、家族全員で食事ができるというのは、なんと素敵なことでしょう。

 とはいえ、彼らにとって、いわきに帰れることを夢見ない日はありません。原発事故や被災地情報は常にニュースで見るようにしています。残念ながら、原発事故の収束は先が見えない状態です。いわきに残っている人たちにとっては、毎日起こる余震の連続で、夜も眠れない状態です。

 津波に家をさらわれた方のお話です。1階の壁が津波にさらわれ、浸水したままの家を、毎日のように見に行っては、残った荷物の整理などしていた方がいます。大変気丈な女性で、地元の方々のお世話をしてきた方です。震災直後はご親戚の家に避難しましたが、結局はひとりで住める場所を探しました。

 暖さんは毎日のように、いわきの友人たちに電話を入れ、連絡を取り合っています。

 被災地のひとりの人に元気になってもらうことが、他の人を元気にすることのように思います。


神奈川子ども未来ファンドムービー

2011-04-11 | 東日本大震災

 神奈川子ども未来ファンドは、子ども・若者・子育てに関わる人々・NPOなどをつなぎ、財政支援をしています。企業への地域貢献活動を支援、よびかけるムービーが作成されましたが、音楽に私のアルバム”Time He Gave Me"が採用されました。

 地域貢献の一端を担うことができて光栄です。

 ※特定非営利活動法人 神奈川子ども未来ファンド  http://www.kodomofund.com/

 ※ムービーリンク:”企業の地域貢献活動にむけて ~子ども・若者支援、子育て支援NPOをパートナーに~”
 http://www.kodomofund.com/portal/tocomp.html


放射線障害を予防する

2011-04-06 | 東日本大震災

 福島原発事故が起きて真っ先に会員に連絡が来たのが、「ライフケア」だった。放射線対策についてで、有効なサプリメントはキャンペーン価格になった。その後、最初となる本日の健康講座のタイトルは「放射線障害を予防する」。被災地いわきの友人も連れ立って、参加した。

 放射能について緊迫した状況なので、正しい知識を知りたい。専門家の講座も聞いたが、やはり難しい。私にとっては、メディアや政府の情報をどのように理解し、判断していいかが、よくわからないというのが正直なところ。多くの人にとっても、理解しづらいことが不安の原因になっていることが多いと思う。

 講師であり「ライフケア」の代表取締役でもある松尾政治先生は、米国での栄養生化学修士を取得しており、20年来の講義のベテランでもある。何よりその情報の新しさ、広さにいつも驚かされる。メディアで最新情報として聞く医療情報が、私たち会員にはもうすでにあたり前だったりするからだ。毎回山のように資料をいただくが、その出典の多さにもびっくりする。そんなわけで、期待して今日の講義に臨んだ。

 放射線が体に及ぼす影響について、遺伝子が壊れたりリンパ球が減少し、免疫力が低下することで、ガンの発生率が上がる、極端な場合は皮膚がケロイドになることを知っている。それは体内の酵素を「活性酸素」に変え、遺伝子や脂質を酸化させるために起こる。年間100ミリシーベルトを浴びると、数年から数十年後に白血病などになる確率が高まる。少量の放射線であれば、遺伝子自身は修復する働きがあるので、健康に影響はない。
 
 放射能に強い人、弱い人の差は、「活性酸素」を消去できるかどうかにかかってくる。その仕組みは主に3つの酵素により行われる。それをサプリメントとして補給することでスムーズに活性酸素に強い体を準備しておくことができる。

 期待通り、どの講義や文献よりわかりやすかったし、対策が明確に提示されていた。会員には有効なサプリメントが無料で配られた。被災地からの友人には、高価なサプリメントを贈呈してくれた。

 【基本的な知識】
・シーベルト:体に与える影響を表す放射線の量の単位 
  ※1ミリシーベルト=1000マイクロシーベルト
・ベクレル:物質が放射線を出す量を表す単位。
  ※ベクレルをシーベルトに換算するには、放射物質ごとに変わる。放射線ヨウ素のを人体の影響を表す単位に換算すると、300ベクレル=0.0066ミリシーベルトになる。

 【内部被爆への懸念】
・外部被爆と内部被爆:素粒子物理学 名古屋大名誉教授 沢田正二氏によると、「政府は安全を繰り返すが、内部被爆を軽視している」という。放射線治療は体外被曝だが、もっと深刻なのが飲食物などから摂取される内部被爆だ。政府の目安にしているのは、外部被爆の数値であり、「しきい値」が使われていても個人差があり、放射能の影響がないとは言えない。

 【ラクトフェリンに放射線防護効果を確認】
・放射線医学総合研究所 基盤技術センターの研究によると、被爆障害の安価な予防薬・治療薬として、ラクトフェリンは「抗放射線被爆障害剤」として特許出願を完了している。

 ※株式会社 ライフケア http://www.lifecarekk.com/

放射能障害を予防する


哀悼の意を込めて Pray for...

2011-04-05 | 東日本大震災

東日本大震災で被災された方々に、そしてお亡くなりになられた方々に深い哀悼の意を込めて…
がんばろう、日本と世の中は励ましてくれてはいるものの、ご家族や大切な方々を無くされた方々の哀しみを慮る時があってよいのではないでしょうか。
この未曾有の災害で亡くなられた多くの方々・ご遺族の方々に捧げます。
写真を提供いただいた方々にもお礼申し上げます。

映像編集・作曲・演奏 池田みどり

http://www.hi-ho.ne.jp/~midopi/

東日本大震災で被災された方々に哀悼の意を込めて


緊急シンポジウム「福島原発事故を理解する」

2011-04-03 | 東日本大震災

 

工学院大学新宿アーバンホールで行われた講義は、ホールは満杯、別室でのテレビ中継室にも200名の聴講者が押し寄せた。多くを占めている中高年の男性は、おそらく大学教授らしき人たちらしく「先生」と呼び合っていた。放射能・物理学などの関係者たちからも興味を寄せられる講演者が選ばれた。

以下、シンポジウムのあいさつは工学院大学エクステンションセンター長である中澤宣也氏からの、批判・非難ではなく科学的な視点で正しく理解するための講義であることが述べられた。

 

1)放射線量の読み方と的確な対処法

講師 柴田 徳思 氏

東京大学名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授 
高エネルギー加速器研究機構名誉教授(元放射線科学センター長)
日本原子力研究開発機構J-PARCセンター 特別研究員(放射線・放射能の利用に伴う課題検討分科会委員長)

 

柴田氏は放射線量の単位がどんなものであるかを基礎的なところから説明。それでも私にとってはやさしくなかった。放射能は自然界にも含まれており、例えば花崗岩の多い地域は自然と高くなる。自然放射能に加え、年間1ミリシーベルトが基準値となっている。また影響には確率的影響・確定的影響と分けられるが、確定的影響のしきい値をさまざまな原因の死亡率でみていくと、基準の放射線リスクに比べ、喫煙(25本~40本/日)はその37倍になる。職業的は被爆は500ミリシーベルトまで許されているようだ。これらは外部被爆になるが、内部被爆は飲食物などから摂取されることになる。今騒がれている数値の10倍程度多くても健康に影響はないレベルだそうだ。

 

2)福島原発事故の現状と今後の展開をどう読むか

講師 二ノ方 壽 氏

東京工業大学原子炉工学研究所教授(原子炉安全工学)
米国原子力学会(ANS)フェロー
日本学術会議連携会員
(総合工学委員会委員、エネルギーと科学技術分科会委員)

 

原子炉の設計・構造のエキスパートである二ノ方氏。早口で聞きとりにくく内容が把握しにくかったのが、残念である。内容はかなり詳しいもので、原子炉の種類などからメルトダウンまでの段階なども説明された。ただし、データが公開されていない部分もあり、憶測でしか言えないという前振り付きのもの。もっとも懸念される点である、チェルノブイリで起こったような最悪のシナリオはまずありえないという見解だった。空焚きさえなく、水さえ張っていれば問題はないという。

 

)  ディスカッション 

会場からは多くの質問が集められた。ディスカッションに入る前にスタンフォード大学SLAC国立加速器研究所教授であり、米国エネルギー省のメンバーでもある釜江常好氏からのコメントがあった。放射能の取り扱いにまだ知識が不足していた頃、1950年代ではあるが、使用済みの核燃料はずさんな処理方法がされていた。現在、汚染処理の技術は大きく飛躍し、米国はその点でも先端をいっているので、ぜひ協力を要求してほしいとのコメントだった。

 

ディスカッションは柴田氏・二ノ方氏、釜江氏が答える形で、次の方々が会場からの質問をまとめ質問者として壇上に立った。

・荒船次郎:元東京大学宇宙線研究所長

・山田作衛:元高エネルギー加速器研究機構素粒子原子核研究長

・加藤 潔:工学院大学教授

 

ディスカッションで会場の方々が主に心配しているのは、最悪のシナリオである。世界からは今回の福島原発事故について、チェルノブイリと同等のものであると懸念されているが、それほどの大きな被害にはならないという見解に収束しつつある。

 

今後は測量についての正確性が多いに求められるが、これも実はかなり難しく大がかりなものとなる。大きな課題だ。柴田氏は各大学の協力を求めている。

二ノ方氏によれば、チェルノブイリで行われた石棺で閉じ込める方法は非現実的だということで廃炉という方向になるだろうということになる。ただし、これは最低数カ月から年単位の処理が必要になる。

釜江氏が心配するのは、廃炉にするにも建屋自体が複雑に折れ曲がっているので、クレーンを使えないことだ。まずは汚染を食い止めたい。

 

※工学院大学では当日の資料を公開するとともに、Q&Aを作成する予定です。

http://www.kogakuinuniv-ext.jp/category/family/post_131.html


【JAMSNET東京/東北地方太平洋沖地震関連情報】  2011.3.31(木)

2011-04-01 | 東日本大震災

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【JAMSNET東京/東北地方太平洋沖地震関連情報】  2011.3.31(木)

                           http://jamsnettokyo.web.fc2.com/

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ジャムズネット東京のHPでは東北地方太平洋沖地震について情報を逐次更新しております。
更新分をお知らせします。詳細はホームページをご覧ください。
http://jamsnettokyo.web.fc2.com/

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【被災者生活情報】

●宿泊施設における県域を越えた被災社の受け入れ体制について(観光庁)(3/30)
http://www.mlit.go.jp/kankocho/news06_000092.html

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【医療関係支援者向け情報】

●生活不活発病マニュアル(日本医師会作成)(3/31)
http://www.med.or.jp/etc/eq201103/22kai_44.pdf
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【支援者情報】

●被災地でのボランティア活動について(全国社会福祉協議会)(3/31)
http://www.shakyo.or.jp/saigai/touhokuzisin.html

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【海外在留邦人向け情報】

●「がんばれ日本! 世界は日本と共にある」、「海外からの医療受け入れ」など。(外務省情報)(3/31)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/saigai/index.html

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言葉のチカラ

2011-03-31 | 東日本大震災

 東北地方太平洋沖地震で被災された方々に、支援に尽力されている方々に、プロフェッショナルたちの人生を変えた言葉を贈ります。

●『あなたの心の火を信じています』:商品企画のエキスパート、佐藤章氏が壁にぶつかった。一大プロジェクトで企画した自身の商品・缶コーヒー”FIRE"が、役員会では不評に終わった。弱音を吐いた佐藤氏に部下が言った言葉。”FIRE"にかけたんだと思うけど、番組では商品名は出せなくて残念。

●『お前も雑草や石ころのように強く生きていけばいい』:無農薬リンゴの栽培に成功した農家・木村明則氏。著書”奇跡のリンゴ”で自然栽培を世に広めた人だが、成功までには長くつらい道だった。強く反対していた母からの言葉。この言葉の裏には、彼の自然栽培への努力を認めた愛情が見える。

●『仕事に慣れてはいけない。初めて話すと思え』:落語家・柳家小三治氏の座右の銘。

●『私は失敗しない。なぜなら成功するまでやめないからだ』:玩具企画開発・横井昭裕氏。ヒットを生み出す粘り強さがここにある。

●『できることはあきらめないこと』:海獣医師である勝俣悦子氏。イルカやアザラシを専門にする医師。世界で初めてイルカの人工授精に成功している。

●『未来を予測する最善の方法は自らそれを創り出すことである』:電子基板の検査機で、世界トップクラスのシェアを誇る、ベンチャー企業の経営者・秋山咲恵。「つまり最初から正解があるものを選ぼうとするのではなく、選んだ道を正解にする努力を一生懸命やると。前に進む勇気をくれる言葉だと思います」

●『求めていなければ授からない』:難民支援のエキスパート・高嶋由美子。就職活動が失敗の連続だった中で、華道の勅使河原蒼風著”花伝書”の一節が彼女の胸にストンと落ちた。『だからいつも求めていなければならない』

●『批評家になるな。いつも批判される側にいろ』:脳神経外科であり特に脳動脈瘤のエキスパートである上山博康医師に、生涯の師と仰ぐ伊藤善太郎医師からの言葉。「患者の思いに応えるのが医者の仕事だ」と語りそれを実践していた伊藤氏は事故で突然亡くなった。。「常に批判される側にいろと言うことは、常にアクティブに仕事をやめるなと。患者にとって何が必要か、患者の求めるものを与える、これが医療の本質なんだ」と上山氏。

●『自分のためでなく、他人のために働け』:画期的な繊維機械の開発で、世界から注目を浴びる経営者、片山象三氏。数億円の借金を覚悟し、実験に実験を重ね不退転の状態で開発した繊維機械。先輩からのこの言葉が、この難関を通して実感できたという。

●『人はたとえ、地の底に立たされても這い上がる力を持っている。必ず、希望を見つけられる』:終末期の患者を多く看取ってきたガン看護専門の看護師・田村恵子氏の言葉。

※NHKプロフェッショナル 言葉のチカラSP http://www.nhk.or.jp/professional/2011/0328/index.html


【JAMSNET東京/東北地方太平洋沖地震関連情報】  2011.3.29(火)

2011-03-29 | 東日本大震災

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【JAMSNET東京/東北地方太平洋沖地震関連情報】  2011.3.29(火)

                           http://jamsnettokyo.web.fc2.com/

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ジャムズネット東京のHPでは東北地方太平洋沖地震について情報を逐次更新しております。
本日の更新分をお知らせします。詳細はホームページをご覧ください。
http://jamsnettokyo.web.fc2.com/
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【原発事故関連情報】

●原発作業員のため自己末梢血幹細胞採取開始。虎ノ門病院血液科 以下虎ノ門病院からの案内の一部です。(3/29)
原発作業員を守るため、希望される方に自分の造血幹細胞を早急に採取・保存しておける体制を整えました。ご連絡ください。
虎の門病院血液科 部長 谷口修一
港区虎ノ門2-1-1
TEL 03-3588-1111
taniguchi-s@toranomon.gr.jp
1、万が一、想定外の大量被曝(想定の100~1000倍程度)に遭った場合も、自分の造血幹細胞が事前に凍結保存してあれば、それを移植することで救命できる可能性があります。
2、他人からの造血幹細胞移植後には移植片対宿主病(GVHD)という重い合併症がおこりえます。自分の細胞ならその心配がありません。
3、造血幹細胞採取には従来の方法で約5日かかります。未承認薬を併用して用いることで1~2日へ期間短縮することも可能です。
4、希望される方は、虎の門病院で自己造血幹細胞の採取と凍結保存が可能です。いつでもご連絡ください。

●全国の放射線モニタリングデータ(文部科学省)(3/29)
http://www.mext.go.jp/
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【被災者生活情報】

●被災者向けアジア各国長期滞在プラン(被災者支援プラン~H.I.S)(3/29)
http://www.his-j.com/tyo/special/shien.htm?lcid=tb01

●中小企業向け、資金繰り支援策ガイドブック(中小企業庁)(3/29)
http://jamsnettokyo.web.fc2.com/_userdata/Financing-v1.pdf
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【被災地状況】

●交通ネットワークの復帰状況(国土交通省 3/28 9:00現在)(3/29)
http://jamsnettokyo.web.fc2.com/_userdata/000059995.pdf

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【外人向け情報】

●英語版「計画停電スケジュール表」小僧SNSグループ作成(3/29)
http://imzr9715.cpinet.jp/wp/teiden/

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【被災地からの声】
福島市では精神科医他医療スタッフを必要としています。以下、都立松沢病院の岡崎裕士医師からの報告の抜粋です。 3月29日時点
昨夜でかけて、今帰ったところです。丹羽先生のボランティア活動上の注意を拝聴し、現地へ。澤病院の緑川先生はじめスタッフの先導で、丹羽先生と私ども3人は60箇所あるという避難所のうち5箇所を夕方までに訪問し、福島医大こころのケアチームの一員として相談、診察、処方などを行いました。丹羽先生はハードスケジュールで、疲れています。東京都の心のケアチームの派遣は岩手県になりましたので、昔の友人知己に呼びかけて、有志で支援を行いたいと呼びかけているところです。
今福島県の精神科医療で一番手薄なのは、北相馬の精神科診療。相馬にあった2つの精神科病院(20km県内)が避難し、精神科医療機関がなくなったが、屋内避難の20-30km圏や30km圏より外にいる患者さんは残されてしまいました。そこで丹羽先生らは、相馬公立病院に精神科外来を臨時に設けて精神科医療サービスを開始したいと考えていますが、診療できる精神科医がいません。いわき市は、前記のように澤病院の4人のスタッフが18日以来継続的に避難所のこころのケアに入っていますが、60箇所もある避難所をとてもカバーしきれるものではありません。緑川先生はじめスタッフは、福島医大精神科のこころのケアチームと一緒に奮闘していますが、圧倒的に多くの支援が必要です。
なにしろ、相馬市、いわき市、福島県は原発事故のために行方不明者・遺体の捜索・収容もできず、沿岸の復興は最も遅れた県になっています。いわき市では風評被害も加わって、住民が移住したり、街に人影が少なく、物流がとまり営業している店舗が珍しいくらいという2重、3重の困難な状態になっています。
福島市まで行くと丹羽先生が指示してくれると思いますが、福島市のホテルは営業しており、予約可能です。いわき市のホテルは1つ再開したそうですが、これも丹羽先生に相談して他の可能性もお聞き下さい。福島市まで行く方法は、一番便利なのは、東京から車(レンタカーなど)で開通した東北自動車道で行く方法です。新幹線で那須塩原まで行き、レンタカーで行くことも可能のようですが、那須塩原のレンタカー会社が7pmには閉店します。予めレンタカーを予約し、閉店前に着く必要があります。新宿から高速バスで行くほう法がありますが、混んでいるようで早めの予約が必要です。新幹線開通前には以上の方法で福島に行く事になります。丹羽先生(携帯09048867610)と事前によくご相談下さい。
ぜひ皆さん1コマでも1日でも2日でも、また有休をとって少し長く、などの支援をお願いします。周囲の方にも呼びかけてください。その際は、岡崎にも予定をお知らせ下さい。
医師だけでなくいろんな職種の方々の支援参加が求められています。どうぞ宜しく。