goo blog サービス終了のお知らせ 

人の間・時の間・空の間:B面

今日も 【 間 】 を縫って進もう、自分の港へ。

見つからなかった歩道橋

2013-05-07 09:13:53 | 我が心のユーミン
天気がよかったので観音崎にある横須賀美術館へ行ってきました。
有名建築家の設計で、スッキリとした印象です。



観音崎といえば、ユーミンの『 よそゆき顔で 』という曲!


  “ 砂埃の舞うこんな日だから 観音崎の歩道橋に立つ
   ドアのへこんだ白いセリカが 下をくぐっていかないか ”

                
田舎でこの歌を聴いていた中学生の頃を思い出します。
アメリカの基地、英文字のお店、錆びた歩道橋、海、カモメ、ボーダーシャツ、白いスニーカー・・・
まだ見ぬ横須賀に『ちょっぴりジャンクで背伸びの街』という勝手なイメージを膨らませていたのが懐かし~

それにしても、いったいどの歩道橋のことなんだろう・・・
と注意して見ていましたが、ついに見つけることができませんでした。




冷たい雨

2008-04-10 17:45:04 | 我が心のユーミン
『冷たいあめにうたれて街をさまよったの
もう許してくれたっていい頃だとおもった。』 冷たい雨:荒井由実

やっとコートを脱いだと思ったら今日はまた冬に逆もどり。
温かい煮ものでも食べたくなりますね。

みなさま、体調管理に気をつけましょう。



今日は曇り空

2007-09-01 06:42:47 | 我が心のユーミン
大好きなユーミンの歌詞には
【 雲 】という言葉が出てくる曲が50曲以上あります。

その中には曇り空を描いた素敵な曲がたくさんあります。
暗いということではなく、もの静かで、
鼻の奥がツーンとするようなどこか切ない感じの曲が多いです。



松任谷由実 「木枯らしのダイアリー」より 

『火よう日 曇り 午後のデパート 消えそうな西日
ねえ 元気でいるの?変わってゆくの?
悲しくて すすめなくなるの
木枯らしよ めくって ダイアリー』

人は人を

2007-08-30 06:00:10 | 我が心のユーミン
「悪ぶるわたししか知らず
あなたはまたすぐ行くけど
他人の淋しさなんて救えない
夕陽に翼を見送る」     荒井由実『 さみしさのゆくえ 』より

その淋しさ、その苦しみ、その憂鬱
何とかしてあげたいけど、人が人を救うことは出来ないのです。
じっと話に耳を傾け、心に寄り添うことくらいしか・・・
真の救いは、その人自身の心の中にしか存在しません。


ユーミンを好きな理由

2006-06-03 05:02:28 | 我が心のユーミン
ユーミンのスバラシイところを独断と偏見だけで3つにまとめてみました。
(そもそも まとめる必要ある?!)

①“侘び・寂び”のこころ!
サラッとオシャレな歌詞なんだけど、
実は人情の機微、ものの儚さをしっかり捉えているところ。
季節の “真っ盛り” より “うつろい” をうたった歌詞が多いこと。

②絵のような歌!
歌詞を読んでもメロディーを聴いても、風景や情景が浮かぶところ。
さすが美大生!たしかユーミンは多摩美の日本画科

③こころを癒す声!
決して上手ではないと思うけど、なんとも癒されます。
以前テレビでユーミンの声はホーミーと同じような
周波数をもっていると聞いたことがあります。
私の場合、彼女の声を聴いていると
脳からアルファ波が大量に出てる気がします。

さまよいの果て波は寄せる

2006-05-14 08:18:54 | 我が心のユーミン
泣いて かけてゆけばそこに きらめく海原
けれど 受け入れはしなかった 私の弱さを
        [さまよいの果て波は寄せる] 松任谷由実

風が気持ちいい季節になりました。

高校時代、その日の風によって
急に海が見たくなることが度々ありました。

初夏や晩夏の、ちょっと軽めの曇り空の日には
学校をサボり、小千谷駅から上越線・信越本線へ電車を乗り継ぎ、
青海川(オウミガワ)という小さな駅へよく降り立ったものです。
この駅はホームのすぐそばが もう海!という無人駅。

ユーミンの歌詞のように、
特に悩みがあったわけではなく
ただ何となくボーッと海を眺め、
母が作ってくれたお弁当を食べて帰ってくる・・・
というイケナイことを時々やっていました。
ゴメンナサイ

雪月花

2006-04-13 16:55:19 | 我が心のユーミン
あぁ どんなに 夜を越えて 会いたかったか
死んだ方がましと思う 苦しさに名前を呼んだ
吹きすさぶ粉雪に ひとり閉ざされていても
きっと あなただけは 私のこと分かると信じていた
                     [雪月花] 松任谷由実

この曲を聴くと、どうしても拉致された方々を思ってしまいます。

横田めぐみさんの夫が誰であるかで
このところ また拉致問題がクローズアップされています。
横田めぐみさんとは同年代であり、
彼女が拉致されたのが柏崎ということもあって
とても人事とは思えないところがあります。

ご本人、ご家族・・・
想像を絶する悲しみ、苦しみ、やり場のない怒りを積み重ね、
そして それは今も終わっていないのです。
めぐみさんは
同じ空から降ってくる雪を、
同じ空に浮かんだ月を、
近くて遠い異国でどんな思いで見ているのか・・・

こんな不条理が許されていいはずがありません。
なんとしても全員奪還せねばなりません。

そしていつか拉致被害者の方たちが
故郷日本の雪月花を家族と共に眺める日がくることを
私たち日本人のひとりひとりが
自分のこととして強く念じねばなりません。


卒業といえば大福

2006-03-17 15:19:52 | 我が心のユーミン
悲しいことがあると開く革の表紙
卒業写真のあの人は優しい目をしてた 荒井由実・卒業写真より

卒業式シーズンですね。
卒業式といえば思い出すのは卒業写真ではなくて“紅白大福”
私が在学していた頃の小千谷小学校では、
卒業式の当日『祝』と書かれた封筒に入った紅白の大きな大福が配られていました。
嬉しかったなぁ。
今ほど甘いものが身近にあったわけではないし、
特に和菓子なんて戴き物でもない限り、めったに口にしなかったと思います。

それにしても世の中 “似非美味しいもの”が溢れすぎていませんか?
季節 関わりなく世界中からおとり寄せで、
食べたいものは何でも手に入る現代・・・
グルメ番組とやらを見ていると はぁ~っとアホらしくなってきます。

それってほんとに“美味しいもの”???

[味覚]だけで美味しさを追求しようとすれば、
どこまでいってもキリがないような気がしています。

“美味しい”と感じるのは[味覚]だけでなく、
季節がめぐってきたこと
自分の手で口に運べる体を持っていること
食べられる経済があること
一緒に食べる相手のいること・・・

様々な“ありがとう”があってこそ
本物の“美味しさ”なんじゃないかと思っています。





想い描くこと

2006-03-09 16:33:58 | 我が心のユーミン
所用で海の近くまで行ったので、久しぶりに海岸線をまわって帰ってきました。
海岸近くの駐車場の中にあるバーガーやさんでコーヒーを一杯。
“湘南の海”か・・・
新潟の田舎でユーミンの「海を見ていた午後」という曲を聴いて、
“湘南・・・いつか行ってみたい”とまだ見ぬ太平洋に強い憧れを抱いていたことを懐かしく思い出します。

インターネットで世界が繋がって以来、
ものごとを【思い描く】ことがめっきり減ってしまったように思います。
検索エンジンにキーワードを打ち込めば、
知りたいこと以上の情報が瞬時に得られます。

ITの発達は
【まだ見ぬものに憧れる、想い焦がれる・・・】
この人を動かす原動力にもなる素晴らしい感情を
心の中で熟成させることを難しくしてしまいました。

人のこころから“情緒”がどんどん減って、
“情報”だけがどんどん増える・・・人間は機械じゃないのにね。


我が心のユーミン

2006-03-04 16:31:42 | 我が心のユーミン
ユーミンのファンになって、かれこれ27年になります。

あの頃はユーミンワールドにドップリ浸かっていました。
中学生時代、国語の授業で「作文100枚を書く」というのがあったのですが、そのほとんどをユーミンの歌の歌詞とそれに対する感想で埋め尽くしたというワケの分からない私なのです。
ハズカシィ~

嬉しいにつけ悲しいにつけ私の人生には、
ユーミンの歌がいつもそばにありました。
そんな思い出を少しずつ綴っていこうと思っています。